神の子は世界を巡る《緋弾編》
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第Ⅳ章 月華の叫び
第021弾 「花畑」
前書き
遅れてスンマセンしたーッッ!!!!
で突然だが、三人称っぽい何かに挑戦してみるー.....無理な気がするな.....。良かったか悪かったか感想よろでーす
あ、設定を改変したんで「再装填 設定」を、見てくれると、それはとっても嬉しいなって思ったり思わなかったりー
2006年 5月 13歳
今現在、鋼也はリサに手を引かれつつオランダの街の中を歩いていた。
周りの物珍し風景に目を惹かれつつ、鋼也は今にも踊り出しそうなくらい、機嫌の良いリサに質問を投げかける。
「なあ、リサ。俺達って何処に向かってるんだ?」
質問された少女は、花の綻ぶ様な笑顔でそれに答えた。
「ふふ、秘密ですよご主人様。着いてからのお楽しみと、言うやつです」
「そ、じゃあ....それなりに期待しとくか」
リサが鋼也の質問に答えずに、はぐらかす、と言う事は在る程度の理由が在る。
そう考えた彼は、少女が見せてくれるで、あろう異国の情景に期待を膨らませ、また別の会話を始めた。
彼が少女に連れて来られた場所。
それは地平線まで続く、一面のチューリップ畑だった。
花達は元気よく咲き誇り、風がそよぐ、それに応じて古風な「風車小屋」が回る、思わず息を飲んでしまう......幻想的な風景。
「ご主人様、どうですか?私の祖国は」
少女は、息を飲んで目を輝かせている己が主に、愛おしそうに問いかける。
「ああ――想像以上だ......世界って物はこんなにも綺麗だったんだな」
前世でも今世でも今の今まで、知らなかった美しさに触れ、感嘆の念をこぼす。
それと同時に、この美しさを知る事も出来ずに、無残に死んで行った仲間達の事を思い出し、彼の胸は"ズキリ"と痛んだ.....。
その後も、少女と少年はオランダの名所巡り......端的に言ってデートを楽しんだ。
「んっと、そろそろか」
彼はこれからの出来事が、心底面倒だといわんばかりに、顔を曇らせそう言う。
「はい、ご主人様。お怪我の無い様に」
少女は少年の手を握り、心配そうな顔をする。
「ん、じゃ。行ってきます」
少女を安心させる様に、頭を撫で少年は消えて行った........。
「はい、行ってらっしゃいませ........」
少女は月夜に浮かぶ満月を見やげ寂しそうに、そう言った。
☆★☆★
「はぁーい、鵺っちょ。死ぬ準備はOK?」
突然、空間を切り裂く様に、彼女の前に現れた死神はそう告げた。
「.......ッチ、もうイ・ウーの構成員が来たじょ。しかも、死神とは....今日は大凶だっじょ....」
「大凶なんて、選ばれし者の証だろ?」
彼は妖怪を"嘲笑い"ながら、魔眼を発動し意識を切り替える。
「さぁ―――殺してやるよ」
その、一言と共に怪物達の死闘の幕が開いた。
後書き
正直、レキとカナが邪魔になったんでヒロインじゃなくしまーす
あれだよね、ハーレムとか良くないよね!純愛最高!!
死神「単に、型月入るの遅れるから切るだけだろ。ヒロイン」
感想、質問、要望、評価、等待ってま〜す
死神「あ、無視ったし」
そして、次回やっとVS鵺っちょ
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