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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし

作者:天竜光魔
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5話(改正)

 私が転生して2週間経過しました。
 サイコドライバーとしての超能力の問題は減少していますが、現在もサイコドライバー自体不安定なので予断を許そうとしていません。
 また、月面基地ですが、ガジェットが百体程で生産されており、現在、昼夜関係なくガジェットが作業しているので、30%完成しています。
 現在も、生産ラインをフル稼働しているのでガジェットの数は増加しているので問題が無ければ、3週間以内に完成しそうです。
 人工知能AIは、ガジェットが落ち着いたので、高性能電子頭脳の解析に入り、この1週間で終了したので、人工知能AIの製作を始めています。
 その合間に、ジェイルとの約束になっている検査を行いました。
 血液検査から始まり、CTなどの色々な検査を行いましたが、現状では、ジェイルにしても解析不可能であり、詳しく検査しない限り普通の人間と変わらないと報告を受けましたが、細胞1つ1つに未知の物質が、含まれている事のみ現状でわかっています。
 ジェイルはとても嬉しそうに報告をしてくれました。
 ジェイルになぜ嬉しそうにしているのか尋ねると、未知な事がある事が嬉しいと知ることが出来るのが楽しみだと話していました。
 また、時間が経つにつれて、別の問題が浮上してきています。
 大小様々な問題があるのですが大きな問題は3つあり、1つ目がアーニャに懐かれ過ぎたということが1つ。そのために、1週間のほとんどをアーニャと一緒にカメラで写真を撮る為に様々な場所をめぐる事になりました。
 今日も誘われたのですが、家の用事でどうしても来れないことを説明したのですが、泣きそうな顔になり子供が癇癪を起こしたようになり、騒ぎ始めたので1つ約束をすることにより何とか納得してもらうことが出来ました。
 精神感応能力を訓練する上で彼女と過ごすのはいいと言えるのですが、他にもしなければいけない事があるので困っているのですが、今の彼女の心理状態はかなり不安定になっている様なので、心が壊れてしまわないかと想像してしまうと良く懐いてくれている彼女を見捨てるような気分になり、会う事を辞めることが出来そうにありません。
 そのために、現状を維持しているというのが実情なのですが、このことが、私への依存を強めているのでしょう。
 2つ目がOG物資の備蓄量がそれほど無いという事でしょう。
 1週間で生成されるOG物資の量が210個になるのですが、すべてを備蓄に回すことは出来ません。
 まず、最初の1週間は1日目はプラントを起動して4つ、2日目はメギロート1機製造するのに本来なら5で済むのですが、再現不可能な技術であるので消費量が10倍のになり、50個も消耗します。
 5日目は、量産型ゲシュペンストMKーⅡの生産のための消費量は本来なら7でいけるのですが、これも10倍となり、70個必要となります。 
 6日目に、建築材生産プラントを起動したので10個消費しました。
 そのために、1週間で生成できたOG物資は76個、2週間目はメギロートを生産と基地建造と資源回収の為に起動させたのでメンテナンスをする必要があり、メギロートのランクは2なので20個消費し、136個備蓄でき、合計で212個備蓄されていますが、消耗率を考えたら十分とは言えないのが現状です。
 そのために、OG物資を備蓄量を増やしたいのですが、メギロートの総数は1機しかなく無人機である事もあり、少数しか居ない現状では、出来る限り数を増やす必要があるので、生産を止める事が出来ません。
 食糧や日常品も出来る限り備蓄して置くことが望ましいでしょうし、そもそそも各施設消費量は1なのでそれ程問題にはなりません。
 建築材生産プラントは状況に合して、起動しているのでそれ程問題には成らないでしょう。
 量産型ゲシュペンストMk-Ⅱも少なくない数をもしもの為に備蓄しておく必要があるでしょう。
 そもそも、供給を増やすために増設すれば良いと思われるでしょうが、まず、スペースがありません。
 現在、スペースが無いので設備を増設する事が出来ません。
 特殊元素変換装置はSサイズでも30のスペースが必要となり、空間拡張を行うにもGP4000しかないので4しか増やすことが出来ず、どうしようもありません。
 そのために、GPを増やす必要が有るのですが、GP変換装置はお金で購入したものを変換出来ないようになっていました。
 きっと、お金で購入しただけのものはHUNTER×HUNTERのようにランクが低くなるためだと思われます。
 それに、戦闘を行う事は現状では難しく、何かを盗む事も現在敵対している組織はないので、どうしても憚れます。
 そのために、GPを増やす手段が無い事も大きな問題の1つに挙げられます。
 これらの問題は、1つ目の問題以外は時間が解決する事が出来ると思いますが、それでも、不安なのは確かです。
 
「は~どうしましょうか。」
「何がかね?」
「これらの問題についてですよ。」
「ふむ、OG物資については、技術力さえ上がれば、解決するのではないかかい。」
「それは、そうなのですが。」
(あなたに、メギロートを調べさせたくないのですよ。)
 来週には、新たにメギロートが1機完成するのですが、メギロートには、とある物が使用されています。 
 それは、ズフィルード・クリスタルと呼ばれるもので、自己再生能力、情報解析・共有能力、増殖・吸収・複製創出能力、自己進化能力を持っている。
 スーパーロボット大戦OGでは、色々やばい物が作られているので、彼がその様な物を作らないかが心配で調べる事を許可出来ないのです。
「何だったら、今起動しているメギロートを解析しよう。メギロートの装甲に使われているズフィルード・クリスタルには興味があってね。是非、解析したいんだよ!」
「解析してどうするんですか。」
「もちろん、それを基にいろいろ作らせてもらうよ!」
「却下しますよ。」
「そう言わずにさせてくれないかな!」
「ここでバイオハザードを起こされては敵いません。それよりも、本来あなたがしなければ成らない事があるでしょうに。」
「人工知能AIの事かかい。あれなら、だいたい終わっているよ。後を機体のデータを入力する必要があるので肝心の機体が無いとこれ以上は進める事が出来ないんだよ。量産型ゲシュペンストMK-Ⅱが出来るのが12日後だから、暇があるんだよ。だから、メギロートを調べさせてくれたまえ!」
「確かに、人工知能AIの事もですが、私の機体を製作する事ですよ。」
「ふむ、確かにそれも私のやる事と言えよう。だがね、機体を製作するにはどうしても知識が必要だ。前にも言ったが、私でも何も無いところから生み出す事は不可能だよ。だから、データが必要になる。
そのために、量産型ゲシュペンストMK-Ⅱが必要になる。」
「では、解析する事の出来る機体があります。それを、解析してください。」
「ほう、あるのかね。」
「ありますよ。空間倉庫に神様が参考にしてくれと2機入っていました。」
 ゲシュペンスト・タイプRとヒュッケバインが空間倉庫に入っていました。
 ゲシュペンスト・タイプRは全ての基になった機体な為に、ヒュッケバインは私が好きな機体だからという理由でした。
「直ぐに、2機とも預かろう!研究施設に行こうじゃないか!」
「まずは、ゲシュペンスト・タイプRだけですよ。」
「なぜかね?」
「ヒュッケバインには危険なエンジンが積まれているんですよ。だから、ここではちょっと解析するのはやめて欲しいんですよ。」
「仕方ないね。月面基地が完成したら解析させてもらうよ。」
「ゲシュペンスト・タイプRの解析が終了して、基地から離れたところで起動テストが成功すればいいですよ。」
「それ程のエンジンなのかい。それに、神様から貰った物なら大丈夫なのではないかね?」
「ブラックホールエンジンというエンジンで、このエンジンが暴走したせいで基地1つを巻き込んで消滅。そのため、ヒュッケバインはバニシング・トルーパーと呼ばれる事になりました。それに、特典には、デメリットが有るようなので注意は必要でしょう。」
「臆病だね。」
「臆病なぐらいな方が長生きできるんですよ。」
「そうかもしれないね。それでは、研究施設に行こうじゃないか。」
「そうですね。そうしますか。」


 研究施設でゲシュペンスト・タイプRを出す為に来ています。
「では、出して貰えるかい。」
「わかりました。」
 選択肢の中からゲシュペンスト・タイプRを選択し、空間倉庫より出します。
「ほう、これがゲシュペンスト・タイプRかね。」
「そうですよ。これが、始まりのパーソナル・トルーパーですよ。」
「では、早速解析しようじゃないかね。楽しくなってきたよ!ははははははぁはぁ!」
「テンションが高いですね。」
「当然じゃないか。ロボットは男の夢だよ!」
「そうですね。その気持ちは解ります。」
「直ぐにガジェットを持て来て、解析しなくては。」
「では、お願いしますよ。」
「任せたまえ、必要になるデータは直ぐに集めてみせるよ。」
(これでしばらくは、メギロートに目を向けることは無いと信じたいですが、彼のバイタリティーは侮れないところが有るので注意が必要でしょうね。ノエルにも注意を促すようにしますか。)
 そんな事を思いながら研究施設から離れます。
 その途中でノエルからの通信が入ります。

「どうしたのでしょうか、ノエル。」
「はい、以前頼まれていたアーニャという少女の事でご報告があります。」
「聞きましょうか。」
「ペンドラゴンにある学園の初等部に入学していますが、学園にはあまり行っていないようです。また、実家の方が有力貴族のようですが、妹の方を溺愛しているようなので、あまり関わらないようにしているようです。」
「同じ娘でしょうに、なぜなんでしょうか。」
「理由は、ある時からいつも無表情で淡々としているのに急に明るく活発に行動するのに、その時の事を覚えていないかのように振る舞う事が理解できず気味が悪いと両親は言っているようです。そのために、明るく賢い妹の方を溺愛しているようです。」
「そうですか。ですが、ギアスによりマリアンヌの意識がある為であって仕方ないんでしょうが。」
「知らないのであれば、仕方ないのだと思われますが。」
「ですが、実の子ですよ!」
「それは、ご自分が母親に捨てられた事があるのでご自分に投影してしまっている為です。冷静になってください。」
「それは・・・・。」
「ご自分でも理解されている様なので、安心しましたがアーニャに関しては同情だけでは行動されませんようにどちらにとっても良くない結果に繋がりますので。」
「ですが、どうしても私には見捨てることは出来ません。」
「それは、宜しいのですが選択する勇気も必要です。選択しないことによって、関係は悪化する事もありますから。」
「心に留めておきます。」
 そう言って、自室に帰ります。
 私は後に取り返しのつかない状態になり、しっかりと選択すべきだったと後悔する事になります。
 逃げ続けた結果によって。 
 

 
後書き
 名前:天王寺 戒
LV:4
PP:40
格闘:142
射撃:121
技量:126
防御:142
回避:155
命中:167
SP:96
性格:冷静(???)
エースボーナス:???
成長タイプ:格闘・特殊
空:A
陸:A
海:B
宇:A
精神:偵察1~  
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スキル:※エヴォリュダー(勇者LV9&底力LV9&戦意高揚)
    ※サイコドライバーLV1(念動力LV10&SP回復)
    ※完全記憶能力
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     ???
GP:4000
秘密基地(131/131)

 
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