ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
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熱いのは苦手
前書き
全然続きです。
「ご馳走でした!」
いやー、美味かった、美味かったと呟き俺はその場から立ち上がる。そして、洗面所に行き歯磨き、それに顔を洗う。そして、着替える、なんか休みて感じがする。そう思いながらまたリビングに戻る。
「古城、今日はどうする?」
古城は補習も終わり晴れて自由の身、と言っても夏休みは後数日で終わる。だが、後残り少ない夏休みをどう過ごすかそれが重要だ。問題なのは時間なのではない、その間に何をやるか?
上条はそう思う。
「うーん、そうだなー」
古城は寝っ転がりながら、答える。まあ、夏休みなのに補習があり毎日、学校に行っていたらしい。
なので古城にとっては残り短い夏休みが古城の夏休みとも言える。普通に見ると暇な高校生がダラーんと暇を持て余している様にしか見えない。
「何か、する事はあるか?」
今度は古城が言う。何も無いからお前に聞いたんだよ、と古城に言いつつ何をするか考える。
俺はこの世界を古城と共に救う?らしいがどうすればいいかはあまり分かってはいない。敵さんも全然動かない平和なのかなー?俺もこの夏休みが終わると那月ちゃんに無理矢理編入させられた学校に行かないと行けない。
何か出来る事はしておこう。
「暇だし、適当に散歩でもするか?」
「あ、熱い、」
俺達二人は歩いていた、何もする事は無い。なら適当に歩き何をするか考えよう!
そんな発想が出たので、外に出て歩くのはいいが、
「熱い、言うな、余計熱くなる。」
何も浮かばない。ただただ歩くそれだけだ、このまま帰ってしまいたい。
そんな要望が俺達を襲う、だが、男子高校生2人が家にこもり、暇を持て余すのは何かと変な感じである。
高校生ならやる事がないなら何かする。それが俺の答え散歩でもある。
「そう言えば昼飯どうする?」
渚沙ちゃんが居ないという事は昼飯が無いという事になる。何処かで何か食べていくか?、と言うが、
「昼飯の頃には渚沙も帰ってくる、大丈夫だ。」
古城は汗を大量に流しながら今にでも溶けそうに言う。そこで疑問、
古城は不死身の吸血鬼、脱水症状が起こるのだろうが?
不死身と言っても吸血鬼は生き物、やはり水が必要だろう。だが、どれくらい持つのか少し気になる。
「ドテ!」
古城はその場に倒れ込む。
「どうした古城?」
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
数分後公園の椅子
「かー!生き返った!」
「ありがとな上条、まさか今日は俺が倒れるとは、」
「いいよ、お互い様だ。」
古城が倒れ込んだ理由、余りの暑さにノックアウト
吸血鬼、やはり太陽の日差しに弱いのか?
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