ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
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世界最強の吸血鬼の妹
前書き
前回の続きです。
「ハーー、」
俺は太陽の暑い日差しで目が覚めた。この世界に来てからよく太陽の光で目が覚めるな、と思いつつベットからおり
立ち上がる。この家に泊めさせてもらって約4日が立った、平和?とまでは言わないがなかなか楽しい日常を送っている。俺はドアを明けリビングに向かう。
「おはよう。上条、」
リビングの椅子には古城が座っていた。どうやら俺より早く起きたらしい服は私服に着替えてもり髪も整えられている。そして、これからテレビを見るのか手にはリモコンが持ってある。
「ああ、おはよう。」
「あれ、渚沙ちゃんは?」
何時も、この家一番早く起床しており、皆の為に朝ごはんを作ってくれている。
その渚沙が見当たらない。まだ寝ているのか?
「渚沙は今日は登校日だ。」
「あ、昨日は俺達が登校日だっけ」
まだ寝ぼけているのか頭が回らない。確か昨日、俺は結局あの学校に編入する事になって、それで、あの学校は中等部と高等部に別れていて、昨日は高等部の登校日、そして、今日が中等部の登校日
「朝飯は冷蔵庫の中に入ってるからなー」
古城はテレビに夢中なのかテレビを見ながら言ってくる。俺は冷蔵庫を開け確認する、中にはサンドイッチ、サラダ
それぞれ分けて置いて合った。どれも美味しそうだ、俺は朝飯を手に取りテーブルに置く。そして、コップを取り出し冷蔵庫に入っていた牛乳をいれる。
うん、豪華!
元の世界ではこんな朝飯は中々、食べれない。
俺は寮暮らしでそこそこの家事、洗濯、掃除は出来たが料理だけは中々上手く出来なかった。なので朝飯なんかは
トーストで焼いたパンにマーガリンを塗り食べる。それが大抵の朝飯だった、それに比べて渚沙ちゃんは何という才能でしょう。まさに神業、俺より年下、そして世界最強の吸血鬼?の妹
聞く話によると駄目な古城君の為に何かやらなきゃ!
という意気込みで始め今に至る。古城の父親、母親は仕事で家には中々帰って来ないらしい。
家には古城と渚沙ちゃんの2人だけ、何と言うか、まあ、あれだ。
俺は椅子に座り、朝飯を食べる準備をする。手と手を合わせ、
「いただきます。」
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