インフィニット・ストラトス~IS学園に技術者を放り込んでみた~
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本編
第26話「襲撃後の休日 技術者編」
前書き
【前書き】
お待たせしました。
休日編第二話をお送りします。
今回は鏡也を視点に書きましたが………
短いです。
主人公なのに短いです。
しかも最初らへんは前話のを切り取って貼り付けただけです。
<???>
「どうですか山田先生」
「…やはり無人機です。現在世界各国に登録されているどのコアとも一致しません」
「そうか…」
「無人のISだけでもありえないことですのに、新しいコアだなんて…。いったい誰が…」
「なんにしても、このことを直ぐにでも報告し、警備体制を敷き直しましょう。山田先生は報告書をお願いします」
「わかりました」
「………」
「どうかしましたか?」
「いえ、なんでもないです。行きましょう山田先生」
[カシュンッ]
「……行ったかな?」
[スッ]
「さ~て、ちゃっちゃと用事をすませますかね」
[カタカタカタ…]
「………この機体の組み方にプログラム。シノのやり方だな」
今回の件で犯人があいつだとしたら何の目的で襲撃した?
いや、まだあっちの可能性も捨てきれない。
[コツン…]
「っと長居は無用だな」
[スッ]
[カシュンッ]
「あう~、忘れ物をしてしまいました。ってあれ? 何か違和感が……ん~~~~?」
「まだですか山田先生」
「はっ!? す、すみません。今、行きます!!」
[カシュンッ]
―――
――
―
<男子寮>
「あれ、鏡也先輩お帰りなさい」
「ただいまシャオ。お前はずっと寮に居たのか?」
「いいえ、先程までクラスの皆で街に遊びに行ってて、つい今さっき帰って来たばかりです」
「そうか」
その様子じゃあ、上手くクラスの連中と溶け込めるようだな。
よかったよかった。
「あ、お風呂湧いてますけど、先に入られますか?」
「ん~、後でいいや。部屋でちょいと休む」
「わかりました。では、お先に頂きますね」
「あいよ。ごゆっくり~」
シャオと別れること数分――
[ガチャッ]
「ふぅつかれt――「お帰りなさい♪」――………。」
部屋に戻ったら裸エプロン姿の幼馴染が居た。
何を言ってるのかと思うがまぎれも無い事実なことで、部屋に戻ったら幼馴染が裸エプロンで居た。
特に大事ではないが二度言ってみた。
「ご飯にします?お風呂n――「チェンジで」――ちょっ、最後まで言わせてよ!!」
「いや、正直お前に言われても1ミクロンも嬉しくない」
「ひどっ!? じゃあ、虚ちゃんだったらどうしてたのよ」
なに言ってんだこいつは?
んなの…
「風呂で美味しくいただきます」
これ一択だろ。
あと、出来れば裸エプロンよりも裸Yシャツを所望する。
「うわぁ…ぶれないわね」
「お兄さんは一途なの」
「はいはい、リア充爆発しろ」
話題を振っておいてそれか…
「…で、お前はなんで俺の部屋にそんな恰好でいんの?」
「え゛ あ~、そのこれは…」
頬をかきながら視線を明後日へと向けるアホ1名。
解りやすいな、おい。
「まぁ大方、アイツにやろうと思って男子寮に来たけど、急に緊張と恥ずかしさが込みあげて来て部屋に着く前に撤退。しばらくして気持ちを落ち着かせたあと、このまま帰ろうと思ったけど窓から俺が帰って来るのが見えたから俺をからかってみようと思って俺の部屋に侵入して着替えて冒頭に至るってところだろ」
「そ、そんなことないわよ。やだな~鏡也君ってば(パシパシ」
なら、俺の眼を見て話せよ。
あとバシバシ叩くな。
「…【私と貴方の恋愛物語】、全723ページ (ボソッ」
「ど、どどどどどうしてそれを!?」
子供でも分かるくらい動揺するなよ…。
よくこれで楯無の名を拝命できたなコイツ。
「なに、仕事をサボって1週間かけて書いたお前の妄想というか作戦というか…まぁ、恋愛小説(?)を虚が取り上げたあと読んだから」
「ちょっ!? 何で読んでるのよ!! プライバシーの侵害もいいところよ!!!」
「紅葉さんが」
「お母さぁぁぁぁぁぁあああああん!!!!!」
更識紅葉(XX歳)
楯無と簪の母親で2人によく似た容姿を持つ。
趣味は娘と夫を弄ったり着せかえて遊ぶこと。
…義母さんもそうだが、母親というのは身内で遊ぶ存在なのだろうかと思うのは俺だけじゃないと思う。
「うう…なんてことしてくれたの二人とも」
「安心しろ。詳しい内容は流石に紅葉さんも話さなかったから全然知らない」
「クスンッ…ホント?」
「ああ」
だいたい想像出来るがな。
「こうなったら仕返しに虚ちゃんの日記を――」
「読んだ瞬間消されるな」
「…うん。ソウダネ」
何とも言えない沈黙が場を支配した。
後書き
【後書き】
唐突ですが、これにて鏡也編は終了です。
次回は一夏編をお送りする予定です。
ところで、話が変わりますが、“「」”の前に名前って正直邪魔ですかね?
【ボツネタ 扉を開けたらシリーズ】
◆駄犬編
部屋に戻ったら裸エプロン姿の駄犬が居た
「飯にすr―[ガシャコッ]――ヒッ!?」
「祈れ、3秒やる。いーち」
[バンッ!!]
「2と3はっ!!!???」
「んな数字知るか、技術者は1と0だけ知ってればいいんだよ」
「二進数!?」
◆のほほん編
部屋に戻ったら、ダボダボな狐パジャマを着た本音が居た。
……あれ? 本音が勝手に俺の部屋に居ること以外普通じゃね?
「ご飯にする~? お風呂にする~? それとも~」
「一緒にゲームで遊ぼうか(ニコッ」
「ぶ~最後まで言わせてよ~」
「だが断る♪」
◆かんちゃん編
部屋に戻ったら私服姿の簪が居た。
……ああ、うん。
勝手に俺の部屋にいること以外普通だ。
「鏡兄、ご飯にする? お風呂にする? それとも私?」
「…すげー淡々と言われても嬉しくないぞ。てか最後の意味解ってる?」
「? 一緒に遊ぶんじゃないの?」
なんか自分がすげぇ汚れてる気がしてきた
「…とりあず、それは二度とやっちゃダメだぞ」
「? わかった」
うん、お前はそのまま純粋に育ってくれるとお兄ちゃん(仮)は嬉しいよ
◆恋人編
「お、お帰りなさい。キョ――あ、あなた…///」
部屋に戻ったら裸Yシャツ姿の恋人がそこにいた。
俺自身、何がどうなっているのかわからない。
が、部屋に戻ったら恋人が裸Yシャツ姿で出迎えた。
とてもとても大事なことなので二度言った。
クローゼットから取り出したであろう俺のワイシャツは当然ながら身の丈が合っておらず、袖がからちょぴっとだけ出た小さな手はシャツの裾を下へとひっぱり、その下からは白く綺麗な太腿が見えている。
正直に言おう。
ドストライクだと
恥ずかしそうにモジモジとした動作もスバラシイ
ヤバいな、ちょっと理性がggggg―――
「あ、あのご飯にしますか? お風呂にしますか? そ、それともその…///」
[ブツン]
俺の中のナニかが切れる音がした。
[ガシッ!!]
「ふぇ? ま、まってキョウ///」
「待てと言われて待つやつはいないよ~」
「い、今はちょっとその……まだ明るいし///」
ベットに押し倒し、彼女の上に蔽い被さると朱く染めた顔を横にそらしながらそう告げられる。
…なるほど、夜だったらいいと、そう言いたいんですね。
けどさ…
「いつヤるの? 今でしょ!」
「貴方、東○に喧嘩売ってるわよ!!??」
ハハ、そんなのかんけぇねぇ♪
「いただきま~す♪」
「んんっ!?……あ…」
END
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