「ONEPIECE」転生しちゃった少年
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25 到着水の都アトラ・・・ゲフンゲフン
~ソウルside~
クロウリーの氷が解けるまで俺たちはとある無人島にいた。
ゼロスの報告で、青雉が麦わらと対峙したこと・W7へ向かったことなど全て聞いた。どうやら少し麦わらに遅れてW7につきそうだな・・・
そしてクロウリーが復活し二日後出航した。
~3日後~
麦わらより早く着いた様だ・・・
「あれが水の都ウォーターセブンですか。」
かなり嬉しそうなマリア。
ま、海以外で水っ気あるトコなんてそうないからな。
道中、変なカエルを食いかけたり珍妙な人魚ババアに会ったりしたが特にアクシデントは無かった。街の真ん中にゃ巨大な噴水。まさにナニコレ珍百景。
故障したら悲惨な事になりそうだ。家などの建物も水面際に立ってる。ジェノバみたい。さて、着いたらどうするか。
とりあえず水水肉を1tぐらい仕入れとく。それに造船所。
ぱっと見無傷だが念のためチェックはしてもらった方がいいか。
それから噴風貝を使っての改造を頼んでみよう。
後は黄金の3分の1、いや10分の1でいいか。金は今12億あるし錬金にいるし。
んで最後にやつらと模擬戦。
この町ですんのはマジでこんだけ。
エニエス・ロビーに乗り込むメリットが全くないわけではない。
挙げるとしたらバスターコールでやってくる増援の海軍相手の実戦訓練や乱入。
CP9は勧誘して仲間に加える。ククク・・・・
今後のプランを考えてる間に都入口まで船が進む。
で、釣り人に裏町の事を教えてもらい、さらに岬まで進み船を停める。
「よし、これから何班かに別れて行動する。まず、ブラット、くいなは換金所。この量なら3億いくからそれ以下の金額示されたら一回脅せ。ダズ、ベラミー、フィンガーは食糧と衣類の買い出し。水水肉1tと水水饅頭とか水ってつくうまそうな食い物買い溜めしといてくれ。ボンちゃん、ノーマ、メリクリなどは留守番と特訓。多分造船所の大工さん来るから襲うなよ。俺、ジル、エネル、バレンタインは造船所のドッグに行く。ゼロス麦わらの動きの監視頼んだ」
「ほーい」
留守番組以外は水の道路を走る動物ブルを扱う貸しブル屋に、俺らドッグ組は1番小さいヤグラブル2頭、換金組は中型のラブカブル2頭、買い出し組はラブカブル3頭借り別れた。
ヤガラブルに揺られる俺ら。
エネルはこんな町は初めてなのかワクワクしているように見えなくもない。ちなみにコートを着せた。
太鼓は出ちまってるが、今は仮装祭中だし大丈夫だろ。
「まことに不思議なモノがあるものだな。こんな風に見聞を広めるのも悪くない」
オノボリさんになるエネル。
「しかし、本当に船長の知識の深さには驚かされる。」
ごめん!原作知識!しばらくすると造船所1番ドッグについた。
大工を探すが・・・いた。ウソップもどき、あ違った。カクが。
しっかし鼻以外似ていないが実は遠い親戚だったとかじゃないでしょうな。
あと、顔つき変えるだけでだいぶ印象変わるよな。
猫被ってる時はかなりのマヌケ面に見えるしな、カク。個人的には好きだが。
睫毛もいきなりなくなっとるし、まさか任務の度に抜くのか!?
「なんじゃ、お主ら。工場に何か用か?」
「大工さん?俺はシャドー海賊団船長シャドー・ソウルってんだが、ちょいと船を見てほしくて。」
「ほー、海賊さんか、エライ堂々としててビックリしたわい。」
「まーな、一応平和メインなんで。」
「そりゃ珍しいのう。所でどこで停めとるんじゃ?」
「あぁ、岩場の岬だ。仲間が留守番しているが俺の名前言っときゃ襲われん。」
「よし、じゃあひとっ走り見てきてやろう。10分待っとれ。」
「頼む。」
ドヒュン!
「!は、早い。」
「生身でたいしたモノだ。」
一瞬で視界から消えたカク。
と、そこへ素っ頓狂な声が挙がる。
「ンマー!」
お、来たか。ここの市長アイスバーグさん。全幅の信頼を寄せている感じでカクを誇らしげに語る。
何年も騙されてるんだが、なんて気長なドッキリだ。そこにいる美人秘書にもな。
「ところでカリファ。」
「えぇ、調査済みです。自然の殺戮者ソウルを筆頭とした新進気鋭の超新星。総合賞金額は異例の4億3千万です。通称シャドー海賊団。」
クールビューティー気取りなカリファが俺らの事を話す。
「詳しいですね。」
ジルが小声で話し掛ける。
「ま、手配書は出回ってるだろうからな、当然だろ。ところでアイスバーグさん、今カクって人に
船見にいってもらってんだが、問題なしだったらちょっと改造してほしい所があるんだ。」
設計図を渡し、噴風貝を見せる。
「!なんと、君らの船はアダムより珍しい宝樹イヴ製なのか・・そして噴風貝。地上では滅多に出回らないという稀少品をこんなに・・」
「日数、金はいくらかかってもいい。とりあえずの目算してくれ。」
「そうだな。貝の取り付け作業は1日、改造は2日といった所か。費用は、1~2億辺りだな。設計図通りならとんでもないな、君らの船は。」
「まぁね、それが自慢だ。ところで見学していいかい?」
「大工達の邪魔にならん範囲なら構わんよ。」
ロブ・ルッチとか探す。ロブ・ルッチとか。大事な事なので二回言いました。巡り会わせが悪かったのかいなかったけど。
と、そこにカクさんが帰ってきた。
「おぉ、アイスバーグさんと話しとったのか、見てきたぞ、お主らの船。」
「早い、確かに10分・・」
「それにしても見事な船じゃのう。新造船か?傷一つ無かったぞ。」
「東の海からここまで半年足らずかな。」
「!それだけの航海をして、あのコンディションか・・イヴ製とは言えお主達。凄まじいのう。」
「ククク・・・もっと褒めてくれ。」
でアイスバーグに向き直り
「市長さん、まずは前金として1億ベリー払っとくんで後ほどブラットとくいなというコンビが来たら受け取っといてください。」
「ンマー!分かった。・・・にしても海賊らしくないな、君達。久々だよ。好感が持てる奴は。」
「よく言われますよ。じゃとりあえずこの辺で。」
このあとちょろっと言葉を交わして、船に帰宅。
「船長、合計3億1500万ベリーでした。で、1億はドッグの方に渡しといた。」
「ごくろーさん、一回足元見られたろ?」
「私が睨んだら変えましたよ、店主。」
「船長、肉その他買ってきたわ。試食品食べてみたけど、おいしいわね!」
「おう。うん良い量だ。水水肉は名産品らしいからな。楽しみだ。」
「アマちゃん、船に変な集団来たけど力ずくで追い返したわん!それと長っ鼻ちゃんに似た人来た
けど、彼、強いわね。」
「ホントやわかったよ!ホントにヤッ!ヤッ!」
やはりメリクリは話しにくい・・・
「直に分かる、みんな。2日後の晩に模擬戦やるから今日は、水水肉パーティーだ!ヒャッハー!!」
明日からは船使えんし。
「「「おおお~~~!!」」」
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