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勇者指令ダグオンA's

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第九話 発動!鳥獣合体

東飛鳥は先の事件で殉職したティーダ・ランスターの記者会見の警備を担当していた。飛鳥はティーダとは馬が合ったためティーダの追悼式には参加していた。上官が会見している。

「首都航空隊のエリートでありながら犯人を取り逃がしたのは失態」

(なんだと!!)

上官の人が死んだことよりも自分たちの面子を優先させた言い訳に飛鳥は腹が立った。

「例え死んでも任務を失敗するような役立たずは・・・」

その言葉を聞いた瞬間、飛鳥の中の何かが切れた。

もう理性は歯止めが効かず飛鳥はおもむろに同僚や記者たちを掻き分け始めた。目の前で失言をした上官が一人の刑事に抗議されているが完全に頭に血の上った飛鳥は構わず突き進み、止められるのは誰も居なかった。刑事がその場を去ると飛鳥は同僚たちに抑えられながらも上官の前に立った。

「な!なんだお前は!?」

その瞬間飛鳥の拳が上官の顔面に食い込んだ。

「き!貴様!私に手を出すとはただで済むと思っているのか!!!」

慌てふためく上官の言葉に飛鳥は。

「・・・てにしろ・・・」

「??」

「勝手にしろっ!!!」

飛鳥の容赦の無い攻撃が上官にヒットする。その光景を見ていた局員や記者たちは飛鳥に恐怖し局員たちの何人かは飛鳥を止めようと飛鳥にバインドを施したりするが、飛鳥は力技でバインドを引き千切り止めに入った局員たちも殴り飛ばした。

「き・貴様・・・じょ・・・上官に手を上げるとは・・・ただで済むと思っているのか!!」

その瞬間上官の顔面は飛鳥に仰向けに倒された。

「・・・上等だ・・・懲戒処分なり!!死刑にするなり好きにしろ!!!」

飛鳥の拳が上官の顔面にたたきつけられた瞬間地面に物凄いクレーターができた。そして誰もが飛鳥に恐怖している。

それは人間ではなく獣の姿だからだ。

その後Sクラスの魔導師たちが駆けつけ飛鳥を拘束した。上官を殴るという飛鳥の目的は達成していたためか飛鳥は抵抗せずにそのまま独房行きとなった。後この事件は『ランスター半殺し事件』としてまた飛鳥は『管理局の獣』して語り継がれることになった。

第九話 発動!鳥獣合体

「飛鳥!!」

「うわ!」

ボーっとしていた飛鳥が誰かに呼ばれて急に意識を取り戻した。

「どうしたん?」

「いや・・ちょっと昔の事思い出して」

「そうか。ていうかトイレ掃除さっさとはじめい!!」

現在はやてと飛鳥はトイレ掃除の真っ最中だった。一歩間違えれば懲戒ものの処理をノルウェールのお裁きで一週間管理局のトイレ掃除が課せられたのであった。

「たくこんな事あと一週間もやるのかよ」

男子トイレは力が掃除していた。因みに正体がバレないように変なお面を装着したままである。その光景は異様なのか管理局員は不審な目で見ていた。

するとエイリアン襲来の指令が轟き力はトイレ掃除から脱走しブレイブエラゴに乗り込んだ。

「融合合体!」

ダグテクターを装着しブレイブエラゴが人型に変形すると力と一体化した。

『ダグ!!ブレイブ!!!勇者合体!!!!』

ブレイブローダーを呼ぶと人型に変形した。胸部が展開する。

『うおおおおおおおおおお!!!』

ビークルモードに変形すると胸部に収まり胸部が閉じた。そして瞳が淡い緑色に輝いた。

『ブレイブダグオン!!』

ブレイブダグオンに合体した瞬間。機関車の音が響いた。

『あれは!』

『フレイムライナー!!』

ノルウェールが光り輝きフレイムライナーと一体化した。

『チェェンジ!フレイムナイト!!』

ノルウェールがフレイムナイトになった。

『じ!じいさん!』

『全く脱走するとはけしからん!!だが目の前のエイリアンをほうっておくわけにも行かない!一気に決めるぞ!!』

『よし!!』

『ソウルフェニックス!!』

フレイムナイトがソウルフェニックスを召喚するとソウルフェニックスと合体した。

『フォームアップ!不滅合体!フレイムガンナー!!』

フレイムガンナーに合体したフレイムナイト。すると早速フォーメーションに入った。

『ブレイブソード!!』

『ソウルカノン!!』

『ブレイブソォォドクラッシュ!!!』

『ファイア!!!』

ブレイブダグオンのブレイブソードクラッシュが炸裂した瞬間。ソウルカノンの砲撃がエイリアンを飲み込んだ。合体をとき帰宅しようとする力たちするとエイリアンの頭がまだ生きていた。

「なに!?」

『キシャアアアアアアアアアアア!!!』

ブレイブリキとノルウェールに向かって毒液が浴びせられる。

『キィィィィン!!』

だがそれをソウルフェニックスが防いだ。

「ソウルフェニックス!!」

「ちきしょう!!ブレイブライオアタアアアック!!!!」

ブレイブリキの必殺技でエイリアンのヘッドは消滅したがソウルフェニックスは毒に苦しんでいた。

「・・・ソウルフェニックス・・・俺たちをかばって」

するとソウルフェニックスは毒で蝕まれた身体を起こし異空間に帰ろうとしたが飛び立てない。

「くそ。借りを作ったままって嫌いなんだよ」

力は再びブレイブダグオンに合体しソウルフェニックスの魔方陣まで飛んだ。空中適正の少ないブレイブダグオンだが傷ついたソウルフェニックスを空間に返すくらいは用意であった。するとブレイブダグオンはソウルフェニックスの居る世界にやってきた。

『なんだここ?』

そこはまるで神話の世界のような場所で巨大な神殿が目の前にそびえていた。

ブレイブダグオンが神殿に入ると奥には一羽の不死鳥の石像があった。その姿はソウルフェニックスそっくりだった。

『なんだこれ?』

すると石像は光だしブレイブダグオンを包んだ。



一方

今度は別の場所に別のエイリアンが現れた。出動するチームアルフェリスと八神ファミリー(はやてを除く)

『おい!お前たちのご主人とダグブレイブとダグウィザーはどうした?』

『ダグブレイブはソウルフェニックスとどっかに行っちまった。はやてと飛鳥はトイレ掃除の最中だ』

『おいおい!正義の味方がトイレ掃除で来れないのかよ!!』

『『『『面目ない』』』』

謝るしかない八神ファミリー。そうこう揉めている内にエイリアンの攻撃は続く。

『くそ!合体だ』

『『おう!!』』

『『『時空合体!!』』』

ビルガー、ボルト、ガンザーの順番に合体した。

『アルフェリス!!!』

アルフェリスに合体した。

『ブリザードフィスト!!!』

アルフェリスの氷結の拳がエイリアンを氷結させていく。

『ギシャアアアアアアアアア!!!』

『うおおおおおおお!!』

エイリアンは凍る前にアルフェリスに体当たりを食らわせた。崩れ落ちるアルフェリス。

『・この!』

アルフェリスは立ち上がるが力では到底及ばない。見かねたヴィータがアルフェリスの腕をつかんだ。

『ちょっと来い』

『は?』



戦闘を八神家に任せて久しぶりの楽屋

『何だこの部屋?』

『おめえら何で三段変形合体できるのにしねえんだ?』

『いやな~もうちょっと捻れって言われちまってな~』

『とりあえず全部の形態一回出したからもう基本形態でいいじゃんってノリでいこうと思って』

あきれるヴィータ。

『おめえらな、ゲッ○ーロボやアク○リオンだって三段変形するだろ。第一セイバーヴァリオンだってモードチェンジするだろ!!』

『けどね~』

駄々こねるチームアルフェリス。

『んなこと言ったら指摘されたロボット含めてタイプチェンジするロボットの元ネタは全部ゲッ○ーロボのパクリになるだろうが!』

ヴィータにギガトンハンマーを食らうアルフェリス。

『ノォォォォォォォォ!!!』

『つべこべ言わずにやれ!!』

楽屋を追い出されたアルフェリスはしぶしぶフォーメーション体制に入った。

『チェンジフォーメーション!!』

アルフェリスがいったん分離するとボルト、ガンザー、ビルガーの順番に合体した。

『アルフェリスβ!!』

宇宙忍者のボルトの特性を活かしスピードと近接戦闘に特化したアルフェリスβになった。

『いくぜ!!!』

アルフェリスβの残像移動に翻弄されるエイリアン。するとアルフェリスβは手裏剣を出した。

『スラッシュリッパー!!白鳥投げ!!!』

アルフェリスβの手裏剣乱れ撃ちがエイリアンを翻弄していく。

『キシャアアアアアアア!!』

『チェンジフォーメーション!!』

エイリアンが怯んだのを見計らうとアルフェリスβは分離しガンザー、ビルガー、ボルトの順番に合体した。

『アルフェリスγ』

宇宙レスラーのガンザーの特性を活かしたパワーと砲撃に特化した形態。アルフェリスγに合体した。

『グラビティーカノン!!』

アルフェリスγの砲撃に打ちのめされるエイリアン。エイリアンは突撃するがアルフェリスγは軽々と受け止めた。

『ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』

アルフェリスγはエイリアンを空中に放り投げると一斉放火を浴びせた。エイリアンは空中離脱を開始した。

『待て!!』

するとアルフェリスは分離しビルガーがエイリアンを追った。分離した理由は簡単アルフェリスは飛行できないのだ。そのため元がジェット機であるビルガーのみが後を追うことができた。なお八神ファミリーも誰一人として飛行メカではないため追う事ができない。

因みにブレイブダグオンは飛べるが空中適性が低い為ウィザーダグオンのオプションが必要になる。

ウィザーダグオンの場合は空中適性は全く問題無い。

『どこだ!?』

ビルガーが辺りを見回すと雲からエイリアンの攻撃を受けた。

『っく!!音速拳!!!!』

ビルガーの宇宙拳法の音速拳がエイリアンにヒットするがアルフェリスの状態ではない今は威力が半減していた。

『くっそ!!』

足止めにならないその時時空が割れた。召喚されたのはブレイブダグオンとソウルフェニックスだった。

『ブレイブダグオン!』

『待たせたなビルガー!後は俺に任せろ!行こうぜソウルフェニックス!!』

『キィィィィン!!!』

ソウルフェニックスが咆哮をあげるとブレイブダグオンとフォーメーションに入った。

『鳥獣合体!!』

ソウルフェニックスがブレイブダグオンの翼になった。胸にはソウルフェニックスのヘッドが装備された。

『スカイブレイブダグオン!!』

スカイブレイブダグオンとなった瞬間。

『ブレイブソォォド!!』

スカイブレイブダグオンから不死鳥を思わせる闘気が溢れた。そのまま突撃するスカイブレイブダグオン。

『スカイソードクラッシュ!!!!』

ブレイブソードの一閃で真っ二つになるエイリアン。そしてその場に残っていたのはスカイブレイブダグオンとビルガーだけだった。

その後戻ってきたお面を付けた力は、はやてに滅茶苦茶怒られた挙句トイレ掃除を一週間追加されたのであった。


 
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