ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。
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第一部
誓う言葉
サヨナラ。2
白髭「俺の愛する息子は・・・無事なんだろうなあ?」
・・・愛する、か。
なんかほんとにアイツがあたしの父親とは・・・
だったらゴールDロジャーの方がまだまだマシのような気がするんだけど←
でもそういう事は思っちゃいけないんだよな
いやでもさ・・・少しだけでもいいからさ、少しだけでもいいからさ・・・
冥王レイリーはああやって言ってたけどさ
ジジイの口から本当の事を聞いてみたいなあなんてね。
アイツが本当の事を言うとは思わないんだよね・・・
もしも冥王レイリーみたいなゴールDロジャーの右腕とやらが教えてくれなかったら
あたしはずっと知らないままで、
アイツが寿命を迎えてた時でさえも知らなかったと思う
・・・となると・・・
「「何だこの地響きは!?」」
「「おい見ろよ・・・!!海域が上がって行ってるぞ・・・!!」」
エルノ「リノ・・・」
リノ「・・・まだ」
エルノ「・・・・・」
こんな水が少しだけ浮かぶとか
ジジイがこんなので済ますはずが無い
「「津波だああああああ!!!!」」
そんなに時間は経ってないのに地響きの後で傘下の海賊船があるずっと向こうから波があたしたちの方に迫って来るのが分かる
「「逃げろ・・・!!」」
「「こんな所にいれば巻沿いをくらっちまうぞ!!」」
ラフュー『・・・海兵のくせに・・・逃げ腰だけは一人前だな』
ミファル『・・・波はここまで来ない。氷、邪魔する』
つまりは・・・大将の青雉がこの津波をなんとかしてくれるって事か
・・・・そしてあたしの横でうっとり顔になるハンコックさん←
一体貴女はこんな状況で蛆虫見て溜息ついて、他の蛆虫溜息ついてを止めなさいよ←
青雉「アーイスエージ!!」
・・・・あたしさ、思うんだけどさ
大将の三人ってどう考えても猿だよね←
猿人間だったのかな?能力者になる前は←
だって簡単に飛んだりして何なんだ?って感じじゃん←
青雉「アイスサーベル!!」
・・・あんなの効くわけないじゃん。
白髭「フンッ!!」
青雉「あらら」
ジジイの能力で青雉のアイスサーベルが粉々に砕かれると、
青雉は海に落ちたのかと思いきや船が逃げないようにと海全面を凍らせた
そこまでしなくてもいいと思うんだよね。
四方八方からモビーディック号を狙って大砲が放射されると、
傘下の海賊や隊長たちが乗る船からゾロゾロと蛆虫どもが出て行くと
海兵の蛆虫どもも迎え撃つ為に走り出した
ギガル『大砲だっ!!(キラキラ
あれ美味しいと思うか?』
ベガルス『さあな・・・俺は白髭海賊船の隊長を斬ってみてーな』
リノ「・・・・殺すよ」
ベガルス『冗談だ』
いや、お前のその顔が冗談には見えねェーよ!!
マール『コイツが不機嫌の時は軽はずみな事は言わない方が良さそうだな』
ミィル『・・・血が・・・血が飛んでく』
ラフュー『殺し合いってのもなかなか楽しいじゃない、
昔、皆で本気の勝負した時もたくさんの血が流れてたなぁ~』
それってつまりは、
誰も死ななかったっていう解釈をしていいんだよね?
・・・・ていうか何であたしよりコイツらが殺る気満々なんだよ←
そしてコイツも力試しする気満々か・・・
ミホーク「・・・・・・」
ドフラミンゴ「なんだァ・・?殺んのかお前」
ミホーク「・・・推し量るだけだ。近くに見えるあの男と・・・我々の本当の距離を」
・・・・え、なにそれ?
つまりはどういう事なの?ねえちょっと教えてよ!
ギガル『あれスッゲェェ美味そう!!』
・・・・美味いってどういう事だよ、ギガル←
爆破には全て違った味とかあんの?←
ギガル『なあなあリノ!!いいだろ!?あれ食ってみてもいいか!?』
メリーサ『・・・未来には・・・白髭のある男が奴の斬撃を宙に投げると出ているぞ』
ギガル『マジか!?なあリノ!!いいだろ!?』
リノ「・・・・・・腹、壊しても知らないから」
ギガル『任せとけってぇぇ!!!』
妙に張り切るギガルが高く飛べるようにと前にいたレオンやマールが後ろに下がると
メリーサの予言通りに三番隊のジョズがモビーディック号の手前で、
鷹の目の斬撃を宙に投げるとあたしたちの横にいたギガルが
ギガル『俺が貰ったああああ!!!』
嬉しそうに斬撃を口の中に入れると風船みたいなお腹の中で「「ボンッ」」という音を立てて氷の上に着地した
皆「「!!??」」
マール『味はどーだー?』
ギガル『・・・最高にんめぇ!!』
・・・え、世界一の剣豪の斬撃ってそんなに美味しいの・・・?
ミホーク「・・・おい・・・海姫」
リノ「・・・・」
ミホーク「獣のしつけはちゃんとしておけ」
・・・コイツ、何であたしに言うの・・・?
言う奴間違えてるだろ・・・?
リノ「・・・だったら剣を使わなければ良い話でしょ」
ミホーク「・・・・・・」
ドフラミンゴ「鷹の目止めとけって。
・・・・俺たちァ・・・一度、海姫に負けてんだからよォ」
正確に言えばレオンとマールなんだけどね。
それからエルノとラフューもなんだけどね←
ラフュー『このアホッ!!早く戻って来い!!』
ギガル『俺は飛べねェーんだよー!!
うぎゃああああ!!!!氷の山がああああ!!!!ぬわああああ!!!マグマに押し潰れるゥゥゥ!!!』
・・・・なんなんだよ・・・・
お前、何しに行ったんだよ・・・
リノ「ミファル、お願い」
ミファル『うん』
溜息ついたあたしの隣でミファルは優しく微笑んでくれたけど
ミファルが時渡りで今もマグマ攻撃から逃げてるギガルを助け出そうとした時、
ジジイの方から見覚えのある変な鳥が黄猿の攻撃を真正面から食らっていた
ハンコック「・・・あの男は・・・ゾーン系なのか?」
リノ「・・・・・」
うわやっぱ流石。
バカとしか言えないわ・・・
マルコ「行き成り・・・キングは・・・取れねーだろーよぃ」
・・・・あ、キングってジジイの事なの?
何でキング?え?何で?え?(笑)
キングじゃなくてもさ、もうちょっと面白可笑しい言葉があったような気もするんだけど(笑)
マルコ「でりゃあああ!!!!」
あ、不死鳥に変わった・・・(笑)
ギガル『リノォォォォォ!!!!ブクブクブクッ・・・』
リノ「あ・・・」
ヤバいギガルの事忘れてた・・・
ミファル『時渡り』
一瞬で海の底へと落ちそうになっていたギガルが野垂れ死んだようにここまでミファルの時渡りで戻って来ると
エルノが膨れ上がった腹から水を取らないと完璧に死にそうな勢いだった・・・
・・・色んな意味で。
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