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IS~インフィニット・ストラトス~白と黒の騎士を継承した少年

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第12話~星光の復活!セカンド幼馴染の来襲?

今日の授業が終わり千冬姉に放課後アリーナに来てくれと伝えた後俺とディアは直ぐにアリーナに来て今日の使った『流星の(メテオロード)』の修正点を修正している。箒とセシリアはって?
あの二人なら何か言い争って居たから置いてきた。


そんなこんなで修正している途中に…


千「それで、織斑にロード?放課後にアリーナに来いとはどうした?」

あ、千冬姉か…

一「ごめん、あのさ、もう一人のコア人格と契約するから立ち会ってもらえないかな?」

千「なに?この短期間でもう一人のコア人格を覚醒だと…!?」

ディア「ああ、そやつは我の仲間でな、今日のマテリアライズ発動時に覚醒した様でな」

千「なるほど…契約するのは構わないが転入手続きは無理だ」

一「え、何でだ?」

千「これ以上転入生を入れたら受験で落ちた者に対して失礼だろう?」(それに、明日には鳳が2組に転入してくるからな)

ディア「まぁ、そうだろうな」

シュテルに聞いてみるか……

一(とっ言ってるが、それでも良いか?)

シュ(ええ、構いません。それには私はディアーチェ観たいにISコアの中ではなくマテリアライズシステムの核である『紫天の書』の主を守る理のマテリアルですから本契約をしたら何時でも何処でも出られますからね……)

一「シュテルは転入出来なくても構わないそうです」

千「そうか…なら本契約を見届けよう」

あ~千冬姉には悪いけど

ディア「織斑教諭、本契約は此処ではなくコアの中で行われるから外にいる我らでは、本契約を見れないぞ」

千「そうなのか…なら、私はお前たちの部屋の改装を頼んでおこう」

一「部屋の改装?」

千「ああ、今日の職員会議で六人部屋を何処かに作ろうと話が出てな、思っていた所にお前達の人数が増えるなら織斑の部屋を改装しようとな…」

一「けど、そしたら部屋の人数が合わなくなる」

俺にディア、シュテルを入れてもあと三人足りん

千「その事なら…ロード、もし一夏が契約しそうな奴は後何人くらい居そうだ」

ディア「最低でも、後3人だな」

え?マジで……

千「解った、では私は失礼する」

それだけ言うと千冬姉はアリーナを出て行った。

シュ(ええ、もしするなら力のマテリアルと紫天の盟主が残っています。ですがあと一人は……)

確かにあと一人は一体……

ディア(それは、ディバイダー『000』と『創世書』を管理しているシュトロゼックだ)

シュ(い、一夏はディバイダーにも選ばれているのですか!?それも原初ディバイダー『000』と世界を統べる程の力を持つSSS級ロストロギア『創世書』に!?)

一(ああ、そうらしいって?ロストロギアって何だ?)

ディア(ああ、それはだな――(省略・解らない人はググるかウィキってください)――っいう物の事をロストロギアと言うのだ)

なるほどね~簡単に言うとオーパーツみたいな物か…

シュ(まぁ、一様把握はしましたので本契約に入りましょう。目をつぶって心の中で思ってください。ディアーチェとであった空間を――――――)

シュテルの声が次第に聞こえなくなり目を開けるとそこは……


シュ「ようこそ、私の世界に我が主織斑一夏」

目を開けるとスカートの裾を持ってお辞儀しているショートヘアの少女いる。

多分シュテルだと思うが……

一「紅蓮の炎……」

ディアと出会った世界は白銀の色に沿って雪が降っていたがシュテルと今いる世界は紅蓮の世界と言える位の俺達の半径3kmに紅い炎が灯っている世界だ……

一「シュテルだよ…な?」

一様確認の意味も込め聞いてみた。

シュ「フフフ、そうですよ一夏」

その笑顔は綺麗で可愛かった。

一「そ、それより、本契約の方をパパッと終わらせて俺とディアと一緒にご飯でも食べようぜ////」

チクショ…可愛すぎだろシュテル////

シュ「そうですね…そうしましょうか…」

それだけ言うと俺とシュテルは目を閉じ自分の魔法陣を展開させ


一・シュ「「我、魂を預けし者なり…」」

シュ「我、主の杖であり、楯なり…」

一「星光の光は復活し、我の家族であり友である…」

シュ「もし主に害になる者が存在するならば、その体を!魂を!地獄の淵に撃ち落とそう!」

一「もし我が家族に害ある者が存在するならば!世界を敵に回しても!その者を我が剣で討ちとる!」

一・シュ「「そう、何時だって我らは…神道の境地に辿り着きし騎士(魔導師)なり!」」


最後を言い終わると俺達の周りに紅と白銀の魔法陣が現れ紅の魔法陣が俺の中に白銀の魔法陣がシュテルの中に入っていった。


シュ「終わりました、これで私はこの体も心も貴方の――織斑一夏の物です」

一「違うぞシュテル、俺達は家族であり友だ」

シュ「貴方はそうかも知れませんが私は貴方を守る守護者です」

俺は苦笑しながら

一「守られっぱなしは嫌だから俺もお前を…シュテルを守るよ」

それを言うとシュテルの顔がトマトの様に赤くなった。

シュ「そ、そうですかなら私も貴方を守ります////」

それだけ言うと紅蓮の世界にヒビが入り……

パリィン!!


世界が割れた…



シュ「よろしくお願いします…我が主よ…」


おう、よろしくなシュテル……

俺はだんだんと意識が薄れていった。




:現実世界



ディア「終わったようだな」

起きたらディアの顔が目の前に……そして、この枕にしている柔らかいモノは一体……

ディア「あ、あのな一夏…そろそろ起き上がってくれると嬉しいぞ////」

まさか……ひ、膝枕!?

俺は急いで横にどけた。

一「わ、わるい、それとサンキュ」

ディア「あ、ああ…」


一・ディア「「………」」


沈黙が痛い


シュ「そこの二人!変な結界を貼らないでください!」

ディア「おお、シュテルよ!久しいな!」

シュ「ええ、そうですね王…いえ…ディアーチェ」

ディア「ディアでよい」

シュ「解りましたディア」

ま、久しぶりの再会なんだしもう少し待っとくか……



~五分経過~

話も一段落した様でシュテルが此方に近づいてきた。

シュ「一夏も有難うございました」

律儀だな~

一「別に良いよ、それより久しぶりの外はどうだ?」

シュテルは夕暮れを見て

シュ「ええ、やっぱり外の方が美しいです……あそこは同じ景色しか見れませんでしたから…」

ディア「そうだな……あそこは我でも寂しく感じた…」

なら……

一「だったら、もっと見ようぜ!シュテルやディアが知らない事は一杯有るんだ」

そうだ、ディア達に楽しい事、面白い事を一杯教えてやる

シュ「……そんな事を言ったのは貴方が初めてですよ一夏」

ディア「そうだな…」



一「何でだ?」

俺は首を傾げた

シュ「私達は遥か昔は恐れられていたんです…」

ディア「前に話したであろう…我は昔『闇統べる王』と呼ばれていた時の事を……」

ああ、あの事か……

確かディア達はある魔道書のマテリアルプログラムで生まれて直ぐにディア達のオリジナルと戦い敗れて、ISコアの中に眠っていたとか言う…

今、思い出しただけで胸くそ悪い……その『闇の書』は元々『夜天の書』と言う魔道書で歴代の主達の改変のせいで呪われた書と言われるようになってしまった。

シュ「私も昔は『星光の撃滅者』と呼ばれていました』

何でシュテルも悲しそうな顔をするんだよ……よし!

一「へぇ~だから?」

ある意味物騒だけど…女の子に付ける二つ名ではないな~

シュ・ディア「「……!?」」

一「今は闇を求めたいとか思ってるか?」

もし、シュテル達が寂しくなったり…

シュ「いえ…」

ディア「思っておらぬ」

一「だろ?それに……」

泣きたい時は……

シュ・ディア「「それに?」」

一「もし、今でもそんな事を思っていたらOHANASIして止めるよ、大切な家族なんだから…」

シュテル達の主として、そして家族として……

シュ・ディア「「ッ!?///」」

シュテル達の顔は真っ赤になり

シュ「本当ですか?」

ディア「本当に我らを家族と思ってくれるのか?」

一「ああ、寂しいなら俺に甘えてこい、泣きたいときは俺の胸で良いなら貸すよ、そして……




もし、ディアやシュテル、まだ出てきてない家族を傷つける奴らが来たら、俺がお前達を…守る!」

守ってみせる!

その時シュテルとディアは俺の胸に飛び込んだ…


シュ「…寂しかったです…」

一「そっか…なら、しっかり甘えて良いぞ」

ディア「痛いのだ、孤独を味わうのは…もう…嫌なのだ…」

一「なら、もう、孤独と言わせない位一緒に居てやるよ」

二人は目からポロポロと涙を流していた。

俺は包む様に二人を抱きしめ……

一「もう…お前らを悲しい思いにはさせない、これから出てくる家族にも……絶対に……!」






夜:IS学園正面ゲート前


「ふぅん、ここがそうなんだ……」


そこに小さなツインテールの少女がボストンバックを持って立っていた。

少女はゲート越え何処かに向かって行ってるようだ


「えーと、受付ってどこにあるんだっけ?」


訂正、少女はただ迷子になっていた。


「あー!もう!一体ここは!どこなのよー!」



その後、その少女は何とか自力で受付までたどり着いた。 
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