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俺はシカマルの兄だったようです

作者:白銀猫
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十四章

悠太SIDE

アカデミーの屋上へやって来た俺達は、

それぞれの自己紹介をすることになった

「俺の名は千郷だ お前等の担当上忍になる

口答えを許すつもりはない」

何て言ってる奴が俺達の担当上忍

でも実際俺やサソリより数倍は弱い

ていうかナルトでも勝てそうな気が…ってさすがに違うか

「…サソリだ

待つのも待たすのも嫌いだ

てめぇの指図を受けるつもりもない」

「ククッ…同感だ

俺は奈良悠太

指図されるのと弟や仲間を傷つける奴が嫌いだ」

サソリに続いて俺も自己紹介をする

「山中柚乃です

嫌いなのは大切な人が傷つくこと

自分より弱い人の命令を聞くのは嫌です」

「春野衣夜

3人と同じだけど指図されるのは嫌」

俺達4人の全く同じ発言に

千郷の額には青筋が浮かんでいた

「なら・・・・俺がお前達より強いことを証明してやろう!!」

うわぁ…自分の実力も分からずに突っ込んでくるとか…

まぁ楽しそうだから遊んでやるか

「3人とも下がれ…俺がやる」

「クククッ…あまり待たせるな」

「怪我しない程度に戦って下さいね」

「そんな雑魚に負けたら招致しないわよ」

三者三様の答えを聞いたのち、俺は千郷と対峙した

「水遁・水龍弾の術!!!」

俺に向かってくる技をそのまま影で掴んで破壊する

弱い…本気で弱い

「……もう少しマシな奴だと思ったが・・・・

お門違いか」

「なっ!!ふざけるなっ!!!!

土遁・開土昇掘の術!!!」

「・・・・つまらない

消えろ…」

瞳を三にして猛毒の蛇を呼びだす

「ふんっこんな脅しなど…うわあぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

喋ってる最中で悪いがお前の話しなど聞きたくない

ということで、早急に首根っこを噛み切ってやりました☆

「屑が生意気だ」

「心配するまでもなかったわね」

「怪我してなくて良かったです」

「遅い、遊び過ぎだ」

「悪い…俺は火影室へ行ってから帰る

お前等は先に帰ってろ」

3人は頷くとすぐに居なくなった

俺もすぐにその場を離れ火影邸へ向かう

あぁ・・・あの人に会うのは何年ぶりだろうか

そしてついた火影室

ノックしてドアを開けると、数年前と変わらない4代目火影と

その妻である赤い血潮のハバネロと恐れられたナルトの母クシナが居た

「やぁ悠太君、久しぶりだね」

「大きくなってイケメンになったってばね!」

「・・・・お久しぶりですね

それで?

何故あんな雑魚を俺達のもとへ寄こしたんですか?」

「どうしても君達と話してみたくてね

でも…やっぱり君しか来なかったかぁ」

おい火影

下忍に会いたいだけで里の大切な人材を捨てて良かったのか!?

「・・・・何故俺達に会いたかったのかお聞きしても?」

「うん…この間からナルトが悠太君の話しをよくするようになってね

とても強いと言っていたんだ

だから君達4人には頼みがあったんだ」

「頼み?それってなんだってばね?」

「もうすぐこの里では中忍試験がある

そして最近大蛇丸の動きが不穏であると言う情報が入ってるんだ

中忍試験は他里からの侵入を許すことになる

きっと大蛇丸もそれを狙っているんだろう

だから4人には俺からの指名で中忍試験に出てもらうよ」

「・・・・はぁ

めんどくさいことになったようですね

ようは中忍試験中に大蛇丸が襲ってきた時は殺ってしまえと言うことでしょう?」

「まさか、下忍に其処までのことは望まないよ

ただ…せめて希望にあふれる子供達は救ってあげてほしいんだ」

「・・・・・俺1人の判断では決めれません

今日の処は帰らせてもらいます

返答は後日」

「うん、良い返事を期待してるよ」

そう言って笑う4代目の後ろに鬼が見えたのはきっと気のせいじゃない 
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