FAIRY TAIL〜黒き妖精王〜
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1話 帰還する妖精王
妖精の尻尾
sideルーシィ
私はルーシィ
ナツに連れられてここに来たの。
さっきからナツとグレイが喧嘩してるんだけど…
「おい大変だ!エルザとレインが帰って来たぞ!」
エルザ?それに、レイン?
「「「「「何ーーー⁉」」」」」
え⁉なになに⁉どうしたの⁉
ズシン…ズシン…
なんかすごい音してるし‼
外を見ると巨大な角を片手で持った緋色の髪の綺麗な女の人がいた。
「ただいま帰ったぞ。」
「終わった終わった〜まさか途中でエルザに会うとはな〜」
「ああ、私も驚いている。」
「おろ?金髪の女の子は新入りさんかな?」
ヒィ!話しかけられた!
「は、はい!ルーシィ・ハ……ルーシィです!」
「「ハ?」」
二人はキョトンとしていた。
マズイマズイ…危うくフルネームを名乗るとこだった…
「な、何でも無いです!」
side out
sideレイン
ハって何だろ…気になる…
「とりあえず、よろしく。俺はレイン。レイン・クライスだ。」
「私はエルザ・スカーレットよろしく。」
「よろしくお願いします!」
元気がいい女の子だな。
すると…
「レイン!」
「ドゥヘァ⁉」
ギルドの奥から青い弾丸…もとい青い髪の女の子が俺の鳩尾めがけて飛んで来た。
「いてて…何て事をするだレビィ‼」
(((((するだ?)))))
「抱きついただけじゃん!」
と頬を紅く染めながら話かけてきた女の子はレビィ・マクガーデン立体文字と呼ばれる文字を立体化させその意味を実態にする魔法を使う魔導師だ。
「う…まあ、そうなんだが…鳩尾にダイブはやめろマジで…」
「えへへ…ゴメン」
照れながら謝ってくる
うん。やっぱりレビィは可愛い。
「あー、その何だ。レイン、それに、ナツ、グレイ、お前達に頼みたい事がある。」
「何だ?」
と桜色の髪の少年名をナツ・ドラグニル
彼は炎の滅龍魔導師だ。
滅龍魔法とは使い手をドラゴンの性質へと変える魔法だ。
「エルザの頼みならしかたねえな」
と上半身裸の変たi……もとい黒髪の少年名をグレイ・フルバスター彼は氷の造形魔法を使う造形魔導師だ。
「やだ。」
と俺は即答する
「「「ええ⁉」」」
何をそんなに驚くナツ、エルザ、グレイ
「俺明日レビィと出掛けたいし。」
「え!本当!」
「最近何処にも行けてないしな。」
ちなみにレビィは俺の彼女だったりする。
「くっ……ずるいぞレビィ……」
「ん?何か言ったかエルザ。」
「な、何でもない!」
「そうか、ならいいんだ。」
エルザの頼みとは鉄の森関係らしいんだが面倒くさい。そして何よりレビィと出掛けたい。
「マスターは……そういや定例会か」
「クエスト行きたいなら私に言ってね〜」
と腰まである長い髪を持った可愛らしい女性はミラジェーン・シュトラウス彼女はS級魔導師なのだが諸事情により魔力が枯れ看板娘をやっているのだ。
「いや、明日俺は休むから。」
「ふーん、またレビィとデート?」
とジト目で見てくる。
「まあ、そんなところだ。じゃーな俺は帰る」
「待ってレイン!」
呼び止めてきたのはレビィだった
「何だ?」
「出掛けるのは今度でいいからさ、エルザの頼みを聞いてあげなよ。」
「いや、でも…」
「い!い!か!ら!」
ズンズンと近づいてくるレビィ
「ああ!もう!分かったよ。レビィがそこまで言うんなら仕方ない。エルザ、お前の頼み手伝ってやるよ。」
「すまない。助かる!」
本日の被害報告
レインの肋骨2本
総額 0ジェニー(レインが造った物で治したため)
後書き
次回からは鉄の森《アイゼンヴァルト》編です。
ネタが切れたらオリジナルの道具を募集するかもしれない……まだやらないけど
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