スーパー戦隊超決戦
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第三十七話 ドクターマンの決断その六
「キカイトピアで調べていたから」
「ああ、そうなんだ」
「それぞれの組織のことはね」
「そういえば俺達色々な戦隊に関わったし」
「その時にね」
「こっちもだぜ」
ナビィも言ってきた。
「ちゃんと保管しているからな」
「頑張ったからね」
ドッゴイヤーがナビィに笑顔で応えた。
「ザンギャックとの戦いの合間にね」
「ああ、そうだったよな」
「それぞれの戦隊に変身する間に」
「敵の組織も調べたからな」
「丹念にね」
「じゃあデータないのうちだけ?」
鬼頭は仲間達の話をここまで聞いて言った。
「それじゃあ」
「こっちもあるしね」
龍井が応えた。
「そうなるかな」
「太郎が調べているかというと」
「そんなことは考えていなかった」
桃井はここでも正直だった。
「全くな」
「そうよね」
「名前も知らない組織が多い」
やはり正直に言った。
「幹部の名前もな」
「へドリアン女王とかは知ってる?」
「名前だけな」
それだけだというのだ。
「知っているが」
「それだけなのね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「それだけだ」
「それじゃあ」
「安心しろ」
だがここで黒い五色田が言ってきた。
「俺が調べておいた」
「そうだったの」
「あらゆる事態を想定しないといけないからな」
だからだというのだ。
「それぞれの組織も調べておいた」
「私達と戦う組織以外も」
「全てな」
「そうなのね」
「そしてデータとして保存もしている」
「私達も見られるのね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「大丈夫だ」
「それは何よりね」
「これで万全だな」
黒い五色田はこうも言った。
「全員がそれぞれでも把握出来る」
「どの組織についても」
「そうだ、安心しろ」
「それじゃあね」
二人でこう話した、そしてだった。
それぞれの戦隊の者達は過去の組織のデータも観て把握していった、その中にはギアもあってであった。
ギアのデータを観てだ、伊賀崎は真顔で言った。
「ギアも強いな」
「そうね」
一緒に観ている風花が頷いた。
「牙鬼軍団に負けない位にね」
「他の組織にもな」
「若し敵だったら」
風花は眉を曇らせて話した。
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