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ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟最大の戦い

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第五話 登場!ウルトラ四兄弟その二

 それぞれ変身しようとする。だがその時だった」
「待て!」
 突如として声がした。
「タロウ、早まるな」
「御前達だけでは無理だ」
「その声は!?」
 タロウはその声にはっきりと聞き覚えがあった。声がした方に顔を向ける。するとそこには四人の青年達が立っていた。
「貴方達は・・・・・・」
「まさか」
「あのウルトラの四兄弟」
 三人も驚きを隠せなかった。
「神戸にいるとは聞いていましたが」
「まさかここで」
「ずっと見ていた」
 ハヤタが言った。かつての若々しい姿そのままで。
「御前達の戦いをな」
「そうだったんですか」
「タロウ、見事だったぞ」
 モロボシ=ダンが笑みを浮かべてタロウに言ってきた。
「成長したな」
「セブン兄さん・・・・・・」
「そして君達も」
 郷秀樹はミライとセリザワに声をかけてきた。
「見事な闘いぶりだ」
「はい」
「有り難うございます」
 二人もそれに応えた。
「しかしだ」
 北斗星司が言ってきた。
「レオ達は何としても救い出さなければな」
 そう言いながらレオ達を見る。彼等はまだブロンズ像になっていた。
「だからこそ私達は来た」
「そして闘う為に」
「闘う為!?」
 ミライはハヤタとダンに問うた。
「貴方達も闘うんですか」
「そうだ」
 郷が答えた。
「僕達もウルトラの戦士だ」
「ならば闘わないわけにはいかない」
 北斗も言う。
「しかし貴方達は」
 彼等に対してタロウが言う。
「もう身体が」
「構わない」
 だがそれに対するハヤタの返事は毅然としたものであった。
「それをわかっていて来たのだ」
「そうだったのですか」
「そうだ、では行こう」
 ダンも言う。
「彼等を助けに」
「そして闘いに」
 郷もいた。
「行くぞ、いいな」
 そして北斗も。彼等は今それぞれの構えを取った。
「教官、僕達も」
 それを見てミライが声をかけてきた。
「行きましょう」
「そうです」
 セリザワも言ってきた。
「今こそ先輩達と共に」
「レオさん達を救い出しましょう」
「よし」
 タロウにも迷いはなかった。
「では行くぞ」
「私達も」
「行こうタロウ!」
 ウルトラ兄弟達も。その動きを合わせた。
「はい。じゃあ」
「メビウーーーーーース!」
「タローーーーーーーーッ!」
 彼等は一斉に変身した。そして今神戸に。七人の光の巨人が姿を現わしたのであった。
「さあ出て来い宇宙人達!」
「今こそ決着をつけてやる!」
「ふふふ、久し振りだなウルトラマンセブンよ」
「そしてウルトラマンジャックよ」
 まずはガッツ星人とナックル星人が姿を現わしてきた。
 
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