スーパー戦隊超決戦
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第一話 全てのはじまりその十
「こうした状況だ」
「ジュウオウジャーの人達もなのね」
「こちらの世界に戻ったがな」
「それでもなのね」
「暫くは平和に暮らしていたが」
モネに話した。
「デスガリアンが復活してだ」
「戦っているのね」
「幸いジニスは生き返っていないみたいだが」
デスガリアンの首領である彼はというのだ。
「しかしな」
「それでもなのね」
「連中が蘇ってきてだ」
「戦いになっているのね」
「その通りだ」
「俺達はまだ戦っていないが」
それでもとだ、ハイドは難しい顔になって言った。
「ウォースターと幽魔獣が出たか」
「マドリンティスはどうなったんだ」
アグリはこの組織のことに言及した。
「あいつ等は」
「それでどんな連中がこの店を破壊した」
ゴセイナイトはルパンレンジャーの面々に尋ねた。
「一体」
「はい、私が彼等の写真を撮っておきました」
コグレが答えた。
「それをお出ししましょうか」
「頼む」
ゴセイナイトは即座に答えた。
「見せてくれ」
「それでは」
コグレは礼儀正しく応えた、そしてだった。
その写真を見せた、そこに載っていたのは。
「ドレイクにモンス」
「それにターゲイトね」
「膜インに筋ゴグンね」
「メタルエーもいるな」
「合せて六人か」
「何かブレドランは完全に死んだがとか言っていたな」
夜野はゴセイジャーの面々にこのことも話した。
「あんた達の敵だったな」
「あいつは死んだか、ならいい」
ゴセイナイトはそれをよしとした。
「もう二度と蘇るな」
「うん、あいつはね」
「ここで出て来たら大変よ」
「本当にね」
「だったらいいな」
「あいつがいないならな」
ゴセイジャーの面々もそれならと口々に言った。
「それでいい」
「他の連中も厄介だけれどな」
「あいつはいないのね」
「そのことはよかったわ」
「全くだよ」
「相当嫌な奴だったんだな、そいつは」
夜野はゴセイジャーの面々の話からこのことを察して言った。
「それはまた」
「最低の男だった」
ゴセイナイトが腕を組んで答えた。
「天使の風上にも置けないな」
「そうした奴だったんだな」
「だがあいつがいないのならいい」
ゴセイナイトもこう言った。
「他の面々も厄介だがな」
「それでもか」
「ならいい」
「こちらもジニスは完全に滅んだとデスガリアンが言っていた」
バドがまた話した。
「それでも俺達は戦っているとな」
「そちらはそうか」
「そうだ、だがな」
バドはゴセイナイトにそれでもと話した。
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