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オズのボームさん

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第二幕その四

「そうするよ」
「僕もそれは同じだよ」
「ご飯をたっぷり食べてね」
 ハンクも言います。
「それで寝ようね」
「お仕事まではね」 
 ビリーナが応えました。
「そうしましょう」
「まずはね」
「じゃあね」
「今は寝て」
「そうしてね」
「時間を過ごそう」
「遊ぶのもいいよ」 
 モジャボロの弟さんはそちらをと言いました。
「それもね」
「いやいや、朝はよ」
 ビリーナは弟さんに答えました。
「今からご飯だけれど」
「ご飯の後はなんだ」
「気持ちよくね」
 そのうえでというのです。
「寝ることがね」
「君達はいいんだ」
「もうそれがよ」
 まさにというのです。
「最高の楽しみよ」
「それで寝るんだ」
「そして寝てからね」
「お仕事だね」
「それに励むわ」
「朝寝の楽しみを味わうんだね」
 大尉はビリーナ達動物組がどうしてそうするのかわかりました。
「そういうことだね」
「そう、だからね」
 ビリーナは大尉にも答えました。
「私達はまずはね」
「寝るんだね」
「そうするのよ」
「じゃあ楽しんでね、僕は寝る必要がないから」
 大尉もそうした身体の仕組みだからだというのです・
「それでね」
「あんたは遊ぶのね」
「何かをしてね」
「遊ぶのも何でもあるからね」 
 木挽きの馬は遊ぶことに関心がいっています、何故なら彼もまた休む必要が全くない身体だからです。
「さて、何をして遊ぼうか」
「一緒に考えようか」
「そうしようね」
「そういえば双六ありましたね」 
 恵梨香はこの遊びをお話に出しました。
「王宮の」
「あの私達が実際に駒になって進む双六ね」
 ナターシャは恵梨香に応えました。
「あの双六があったわね」
「あの双六最近してなかったし」
 カルロスも言います。
「やってみようか」
「そうだね、一緒にやろうか」 
 ジョージは頷いて言いました。
「双六をね」
「うん、じゃあ寝る人は寝てね」 
 神宝は笑顔で述べました。
「そのうえでね」
「いいわね、じゃあお仕事まではね」
 ドロシーは五人に応えました。 
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