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レーヴァティン

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第二百五十六話 宴を楽しみつつその十三

「そんな時もあるっちゃ」
「まして昔は字を読める人なんてね」
「そうそういなかったっちゃよ」
「そんな時代に宗教広めようと思ったら」
「わかりやすく話すしかないっちゃ」
 愛実はサラダを食べつつ応えた、レタスやセロリを食べてそうしてから赤ワインを飲んで楽しんでいる。
「もう」
「そうよね」
「うち等にしてもっちゃ」
「そうそう、政をしていてね」
「民にわかってもらう為にはっちゃ」
「難しいことを言わないでね」
「簡単に話すっちゃ」
 そうしなければならないというのだ。
「昔の政治家さんも国会では難しい言葉を使っていたっちゃ」
「あれ言葉尻を取られない為だったらしいわね」
「けれど演説や支持者にお話する時はっちゃ」
「わかりやすく話していたっていうし」
「基本はっちゃ」
 何といってもというのだ。
「わかりやすくっちゃ」
「話すことだね」
「そうっちゃ」
 こう清音に話した。
「そうしないと駄目っちゃ」
「それも政よ」
「まさにっちゃ」
「そうね、だからそんな文章は」
「最初から論外っちゃ」
「わかりやすく書けってね」
 その様にというのだ。
「その思想家に言ってね」
「終わりっちゃ」
「そうよね」
「それを有り難がって読むなんてっちゃ」
「時間の無駄よ」
「そして買うならっちゃ」
 そうして読むならというのだ。
「お金の無駄っちゃ」
「本当にそうよね」
「それなら漫画を買うかっちゃ」
「お酒飲むべきね」
「その方がずっと学べるっちゃ」
「本当の意味でためになるものは漫画にあるわね」
「ライトノベルにもっちゃ」 
 これにもというのだ。
「あるっちゃ」
「そうよね」
「作品によるっちゃが」  
 それでもというのだ。
「そうっちゃ」
「全く以てよね」
「無駄も人生のうちにしてもっちゃ」
「それもまた勉強だけれど」
「しかしっちゃ」
「こうした無駄はね」
「しなくていい無駄っちゃ」
 そうなるというのだ。
 
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