制服といっても
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第三章
「皆着ていて」
「昔はそうだったんですね」
「それで今もマニアックな人気があって」
それでというのだ。
「そうしたお店で人気があるのよ」
「そうなんですか」
「それも作るから」
ブルマもというのだ。
「しかもかなりね」
「よく売れてるんですね」
「人気があるって言ったでしょ」
「はい、今」
「実際にね」
由衣はさらに話した。
「だからね」
「これもですね」
「作るわ」
愛にはっきりとした声で答えた。
「そうしていくわ」
「何か制服と言っても色々ですね」
「学校のものだけじゃないからね」
「そうなんですね」
「ええ、ただブルマは本当に昔は学校でも着てたのよ」
愛にこのことを話した。
「二十世紀の終わりまでね」
「それ凄いですね」
「今はどの学校も着てないけれど」
「昔は普通だったんですね」
「そうだったのよ、昔はスカートも長かったし」
由衣はこちらの話もした。
「昔と今で違うことも覚えておいてね」
「わかりました」
愛は由衣の言葉に頷いた、そうしてだった。
ブルマも作って売った、その売り上げはかなりのもので忙しかっただけはあった。そうしてそちらの仕事も無事に終わって満足したのだった。
制服といっても 完
2022・5・29
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