仮面ライダービルド 笑顔絶やさずに
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第二十章
まずはニコと赤羽、青羽、黄羽が変身してだった。明日那も仮面ライダーポッピーとなり。
宝生、鏡、花家、九条そして壇もそれぞれ仮面ライダーエグゼイド、仮面ライダーブレイブ、仮面ライダースナイプ、仮面ライダーレーサー、仮面ライダーゲンムとなった。彼等が一斉に仮面ライダーに変身したのを見て。
三羽は猿渡に言った。
「じゃあ頭も」
「変身して下さい」
「一緒に戦いましょうや」
「わかってるさ、じゃあ今からな」
「よし、俺もだ」
「私もです」
猿渡だけでなく氷室と内海も続いた、そして。
万丈も桐生に言った。
「俺達も変身するぞ」
「ああ、今からな」
万丈も桐生に応えた。
「変身してな」
「後は言わなくてもわかるよな」
「戦いしかないよな」
「そうだ、今度は神様をぶっ倒すぞ」
「勝利の方程式ってのは出来てるよな」
「当たり前だろ、だからここにいるんだよ」
「そうだな、じゃあいくぜ」
万丈も応えてだ、五人のライダー達も変身に入った。そうして。
まずは猿渡だった、彼は腰にベルトが出た後でスイッチを両手に持ち素早く動かして腰に置き。
「変身」
この言葉と共に左手をゆっくりと動かし拳にし力を込めて右手も動かしてだったその後で両手をクロスさせてその両手を腰の横に一気に下げた、すると身体が光に包まれて仮面ライダーグリスになった。
氷室は鋭い目になりそのうえでスイッチを腰の前にセットしさらにそこにコードも入れて冷静な声で言った。
「変身」
光に包まれその身体を仮面ライダーローグに変えた。
内海は腰にベルトををセットさせると右手にスイッチを出しそれを頭の横にやり右手だけでスイッチに入力しそこからスイッチをベルトの前にセットして叫んだ。
「変身!」
この言葉と共に身体が光に包まれそこから仮面ライダーマッドローグになった。
万丈は両手にスイッチを持ち右手で動かしてだった。
「変身!」
腰のベルトにスイッチをセットし右手を拳にし左手を平にしてだった。己の回りに出た幾条ものパイプの様な光に覆われたうえで変身に入った。彼は高らかに仮面ライダークローズになった。
最後は桐生だった、非常に落ち着いた動作でスイッチを両手に持ちそれを動かしつつ言った。
「変身!」
そのベルトにスイッチを置くと右手でまるでハンドルを回す様に力を入れると身体の周りに無数のパイプの様な部屋を思わせる光の無数の条が出た。桐生はその中で身体の右半分を前に出し両手でファイティングポーズを取りその中で光に包まれ仮面ライダービルドになった。
ライダー達は全員ブラッド族の大群に向かって駆けだした、駆けつつそれぞれの武器を出して攻撃に入ろうとする。
そして実際に攻撃の間合いに入ったその時にだった、彼等は攻撃に入った。ブラッド族も攻撃を仕掛けるが。
スナイプは彼等に正確に攻撃を当てつつ冷静な声で言った。
「この程度ならな」
「問題はないな」
ブライブはスナイプに応えた、彼もまた剣を振るってブラッド族を倒している。
「少なくとも今のところは」
「そうだな、あくまでな」
「今のところだ」
「この位の連中で終わりじゃないだろ」
レーサーも戦いつつ言う。
「出て来るのは」
「スサノオですからね」
エグゼイドも戦いつつ言った。
「やっぱり」
「そうだ、また強い奴等が出て来る」
「切り札の様な奴がな」
ブレイブとスナイプはエグゼイドと合流しつつ彼に話した。
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