アマゾンのドラゴン
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第四章
頭を一つ一つ直接剣の攻撃を与えていきヒドラの弱点である氷属性の術それも魔術師や錬金術のそれも使ってだった。ダメージを与えていった。それはガブリエラも同じで二人で果敢に戦っていった。
その中でアマードの動きは素早くヒドラの九つの頭を翻弄していた、彼は臆することも怯むこともなく堂々と戦い。
巨大なドラゴンを圧倒していた、そして遂にだった。
右手に持っているプレシューズの一突きでヒドラに止めを刺した、すると九つ首のきょぢあなドラゴンは一つの小さな街なら暫く養える位の量の金塊となった。ガブリエラはその金塊を見てアマードに話した。
「私の言うた通りやろ」
「僕はなんだ」
「強い、そやからな」
「自信を持っていいんだね」
「ずっと言うてる通りな」
まさにというのだ。
「そやからこんな化けもんも圧倒してや」
「倒せたんだ」
「そや、後は金塊を収めて」
そうしてというのだ。
「村に戻ってな」
「モンスター退治をしたことをだね」
「伝えような、ギルドの方にもな」
そちらにもというのだ、マナオスにある。
「そうしような」
「うん、じゃあね」
「今から帰ろうな」
金塊を収めたうえでとだ、こう話してだった。
二人はまずは村に戻って村長にことの次第を話した、そこで最初の感謝の言葉と報酬を受けてだった。
次はマナオスに戻ってギルドで感謝の言葉と報酬を受け取った、するとだった。
アマードは今度はややおどおどとしたままでも普通と言える態度でガブリエラに言った。
「今から居酒屋に行ってね」
「今度の依頼を成功させたことをやな」
「祝おうね」
「ええな、じゃあ行こうな」
「よさそうなお店あるから」
こう言ってだった、二人で彼がこれはという居酒屋に入ってだった。そこで二人用の席に向かい合って座って食べものと飲みものを注文した。そのメニューはというと。
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