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白ひげ海賊団の副船長

作者:ドンコ
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第四話

「親父、大変だ」

「何だ一体」

「スクアードが海に浮いてた」

「海に?」

「生きてんのかよ」

「命には別状ないが怪我が酷い」

「俺が治そう」

俺はそのまま覇気を使い身体の傷を癒したが、寝たままだった


「このまま寝かせてやれ」

「宴会の続きだ」


スクアードは放置されて宴会は続いたのであった・・・





原作開始28年前



俺は金獅子海賊団の配下の海賊を狩っていた。

モビーデック号の3番艦に1200人を乗せ狩りまくっていた。

理由は白ひげ海賊団の縄張りを荒らしたからだ。商船等が被害に遭い情報を集め一隻、一隻と潰している。
他にも配下の海賊団は縄張り内を守り、関係無い海賊も潰している。

親の面子を潰された息子達は怒り心頭でシキを探していたが見つからない。



「副船長、海軍本部のバルサ中将って知ってますか?」

「知らんがそれがどうした」

「最近中将になった未だ二十歳前らしいので」

「能力者か?」

「ゴロゴロの実を食べた雷人間らしいんですどね。最近新世界で暴れているらしいっす」

聞いた事がないな、もしかして転生者かな俺も転生してんだし居ても・・・・

「他には情報はあるか」

「無いんですけど、黒髪に黒目で身長は2m以上らしいです」

「で!近くにいるのか」

「はい、ここから半日の距離です」

「では、そこにいくぞ」

「了解」


半日後、新世界の縄張りの一つに着いた


そして、今は緊迫した状況だった。

「おい、海兵バルサ中将は何処だ」

「・・・・・・」

「俺は白ひげ海賊団の副船長のオリシスだ分かるな」

「中将に何のようだ」

「ん、ボーマ大佐か新任の中将殿に縄張りに来たんで挨拶にきた」

「おいおい、こりゃ大物が登場だな」

日本人丸出しじゃないかよ、身長が低ければ100%

「お前さんがバルサ中将だな」

「そうだが」

「なら、少し話すかあそこにある飲み屋でいいか」

「わかった」


酒屋に入り

「で、アンタは転生者だよね」

「お前もか」

「そうだ、三年前に前世は最悪だったので神さんがここにね」

「神様では無く、神さんか同じだな。俺は感電死して今此処に居る」

「感電死して?」

「そうだが」

「それは何度も感電死して生き返えってか」

「おいおい、顔が近いぞ。神さんからはそう聞いている」

「マジかい、俺の事は覚えてないよな」

「スマンが前世の人の記憶が全くないが・・・・」
何だよ、俺の知り合いか?

「そうかそうだよな。では自宅で猫を飼ってなかったかな?」

「三匹飼っていたな、それと近所にワニ飼っていた家があったような」

「その家が俺の家だよ、小さい頃よく遊んでもらった」

「すまんな、全然覚えていないんだよ。」

「俺は覚えているし、センゴク大将やゼファー大将から聞いている。ゼファー大将の家族を守ったと聞いて転生者だとは思ったがまさか一哉兄ちゃんとは驚いた」

「・・・・俺の名前は一哉なのか?」

「そうだよ、それに自分の正義の為に白ひげ海賊団の副船長になったと聞いているし、海軍本部の将官クラスで大将に中将クラスでは出来るだけ戦うなと言われている」

「そうか」

「それでロジャーにあったの?」

「偶にな、レイリーと虐めているぞ。それで家族はどうなったんだ」

「兄ちゃんの死因が電力にあるって事で裁判所の判決で家族は裕福に過ごしてるよ。でも悲しそうだよお墓には週に一度は行っているみたいだった。
妹のアキラちゃんは結婚して一緒に済んでいるしね、孫もいるし」

「ありがとな、これは俺の電伝虫の番号だ困った事があったら連絡をくれ」

「ロジャーは強いの」

「強いな、未来の海賊王なだけにな」

「最強の一角が何言ってんのさ、白ひげ海賊団の副船長のオリシスは海賊の中では世間一般的に五本の指に入ってるのに」

「えっ、まじか」

「本気と書いてマジだよ。ロジャー・白ひげ・レイリー・シキ・オリシスが海賊の最強の一角と呼ばれているよ」

「知らなかったが、何故だ?」

「センゴク大将にゼファー大将にガープ中将と互角に戦い、白ひげ海賊団の副船長ってどんだけのチートだよ」

「そうかあの化け者たちの一角に居るのか俺は・・・・」

普通の海賊だと思ってたよ、良識ある・・・・

「それに、縄張りの中では住民が誰も悪口を言わないし、飢饉の時には食料を持って来てくれると人気者だよ。
海軍よりも人気あるし、悪口言ったら補給を受けられない事も有るって聞いてるしね」

「そうかい、白ひげ海賊団が信頼されているんだな」
思わず目に涙が、今迄してきた事は無駄ではなかったのだ

「だから戦いはしないよ、俺はゴロゴロの実を食べた雷人間だ」

「俺も雷を使えるよ、漁をするとき以外は使わないがね。神さんが電気で苦労したから特典だとさ今一つ納得してないが」

「皮肉一杯な特典だなそれ」

「言わんでくれ、気にしてんだから」

「でも、覇王色の覇気は流石だと聞いているよ、どんだけなの」

「何時もは家族に対して使っているからな」

「それでか、俺の覇気が通用しないのは」

「耐性が出来てんだろうな、ルール破る此奴で何時も馬鹿共を鉄拳制裁してるしな」

「はい!白ひげって仲間殺しを“鉄の掟”にが一つのルールと聞いていたけど」

「他には冷蔵庫からのつまみ食いとか一日一回は風呂に入る、それと服は毎日洗うだな、この黒腕がやらない者に鉄拳制裁だ。
虎のスカラは覇気も六式も使えるぞ。色んな意味で白ひげ海賊団でナンバースリーだ」

「虎が六式に覇気ってマジ?」

「仲間と幼い子供以外は敵になるから気をつけろよ」


それから、シキの居場所を知り急いだ。






 
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