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白ひげ海賊団の副船長

作者:ドンコ
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第三話

原作開始29年前




マリンフォード


オリシスは女体化しゼファー宅を訪れていた。

「ねえ~、兄ちゃん]

「何だジーク七歳になって大きくなったな」

「うん、何時も訓練してるしマイルも訓練を手伝だってくれているんだ」

「そうか、将来は何になるんだ?」

「海軍大将になる、父さんと同じように」

「そうか、頑張って訓練しろよ、それと遊べ子供は遊ばないと行けないんだぞ」

「分かった、でも友達も沢山いるよ」

「はいはい、そろそろ夕食の買い物に行きますよ」

「「了解」」

その後二週間程お世話になり、楽しい時間を過ごしコングさんとセンゴクさんに会う事になった。



マリンフォードには銀髪の美女がゼファー大将と共に歩いている。

一応は姪っ子と皆に説明をしていたが、賞金稼ぎで有名になっていた美女が噂になっていた。


「良く来たなオリシス、新世界はどうだ」

「酷い物ですね本当にね、白ひげ海賊団の縄張りは守っていますが他に割ける人間がいないので。
新世代が台頭してきたのでね、まったく中将クラスがその辺にゴロゴロといるんです」

「分かっているそれでも尚、白ひげやロジャーの存在で最低限の平和は保たれている」

「面倒だよ」

「それでも何とかしてくれ、海軍は全面的に裏で協力する」

「・・・・意味わからんが、そうしてくれ」

「中将クラスがか」

「どうしますか元帥、俺とガープで最短期間で芽を積み増すか」

「オリシスの考えは?」

「難しいですね、ルーキーを此処で止めて下さい。白ひげ海賊団は新世界でルーキーを何とかするのでね、配下にするほどの者も居ないし」

「白ひげの目にはとまらんか?」

「いや、俺の目にも馬鹿としか映らん問題外だ」

「そうか、シャボンディー諸島を更に強化する事にするか」

「あの馬鹿共は新世界に来る事を禁ずる。もう既に被害も出ているのだろう」

「確かに・・」

「彼奴等にはもう既に海賊の間では皆殺しにすると暗黙の了解ができているんだ」

「なんだと、本当か」

「・・・・・本当だ、もう皆が険悪な状態だ」

「分かった」






新世界



「誰だ、犯人は誰だ」

「知らないぞ」

「俺も知らんぞ」

「何だ騒がしい、まだ朝だぞ」

「副船長を呼んで来い」

ビシッっと船の上の空気が固まった・・・・・

「おい、マルコ何したんだ」

「サッチかそれがな誰かが冷蔵庫の中身を食ったらしい」

「おいおい、おいマジかいそれは・・・・・」

「何だ喧しい、何があったんだ」

「それが誰かが冷蔵庫の中身を食べたみたいで」

全員が緊張している中で!

「ん!それは鶏肉か?」

「はい」

「悪い、それ俺だよ」

「「「「「えっえっぇぇぇぇ~」」」」」

「すまんすまん、あの鳥の肝臓が親父の心臓病に効くらしくてな」

「それなら言って下さいよ」

「そっすよ、本気で焦ったっす」

全員が冷や汗と気が抜けたのかどっかりと座ってしまった。
何故って?

それは!盗み食いする者はオリシスの黒い拳が頭に降り注ぐからだった。

既に500人以上の者が制裁を受けている。
若い者や新人に多いのだが最近は教育を受けた者しか本艦であるモビーデック号に乗れなくなっていた。
被害者が多いのだ、それも洗礼になっていたが・・・・


「悪い悪い、昨夜遅くに医学書の読んでないのを見つけてな読んで見たら何とな、医学書で心臓病の事が書いててな親父に効くらしいので実験してたんだ」

「それで出来たのかよい」

「出来る訳が無いだろう。漸く実験の準備が出来たとこだ」

「どれ位で出来るんすか?」

「一月位かな」

「おい、オリシス良い酒はあるか」

「親父まだ朝だよ、酒の前に朝食に薬は飲んでくれよ」

「煩い息子だな」

「あぁ~、そうだよ一家の長である親父に元気であって欲しいからね、長男として俺が言わないと」

「その後に飲んでも良いんだな」

「それはお任せで。俺は飯食ったら・・・・・サッチ何でもいいから朝食を運んでくれ実験を続けるから」

「はい、副船長直ぐに」




オリシスの部屋

それは実験室と言う部屋である。


誰も勝手に入れない、秘密の部屋







 
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