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モヒカン族の最期!?

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第三章

「崩れた後瓦礫になったんだよな」
「生きてた人助け出してな」
「相当大変だったらしいぜ」
「瓦礫の撤去だけでもな」
「相当だったっていうな」
「そうだよな、それだけでもな」
 ルースは無意識に空を観ていた、かつてタワーがあったと思われる場所をだ。そこに彼がその目では見たことがないタワーがあった。
「大変だよな。ただ」
「ただ?」
「どうしたんだよ」
「ああ、撤去して救助した人達はな」
 その人達のことも思って言うのだった。
「ヒーローだな」
「全くだな」
「そう言うべき人達だな」
「身体張ってそうしてくれたんだ」
「本当にヒーローだな」
「アメリカ、そして世界のな」
「ヒーローだぜ」
 友人達も言う、そしてだった。ルースはこうも言った。
「その人達に会いたくなったな」
「救助、撤去にあたった人にか」
「会いたくなった」
「そうなんだな」
「ああ」 
 そう思ったというのだ。
「実際にな、会えるか?」
「ネットで調べたらどうだよ」
「そうしたらすぐだろ」
「そうした活動した人について調べたらな」
「わかるだろ」
「そうだな、家に帰ったらな」
 そうすればとだ、ルースも頷いた。そしてビルが立ち並ぶ市街地から自分の家に戻ってだった。
 部屋で検索をした、するとだ。
 彼は驚いてだ、ネット上で聞いた。
「それは本当か!?」
「ああ、嘘じゃないぜ」
 答えた人物、顔も性別もわからない相手が彼に答えた。
「あの撤去、救助にはモヒカン族の人も結構関わってたんだよ」
「モヒカン族は滅亡したんだろ」
「あの映画か?」 
 相手はすぐに彼に書き込んできた。
「モヒカン族の最期か」
「それだよ、原作は文学作品だろ」
「あの作品じゃそうだな」
「滅んだんじゃないのか」
「それが違うんだよ」
 相手は彼にまた答えた。
「これがな」
「生き残っていたのか」
「そうなんだよ」
 実際にというのだ。
「今もな」
「そうだったのか」
「それでニューヨークで暮らしている人もいてな」
 モヒカン族の中でもというのだ。
「高所で働いている人もいてだよ」
「貿易センターの瓦礫の撤去、救助にもか」
「働いてたんだよ」
「そうだったんだな」
「びっくりしてるみたいだな」
 相手はルースに軽い調子で聞いてきた。
「このことに」
「もういないって思ってたからな」
 ルースは正直に答えた。
「モヒカン族はな」
「だからまだいるんだよ」
「そうなんだな」
「アメリカの独立戦争でイギリスについてな」 
 そしてというのだ。 
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