魔法少女リリカル☆イリヤ
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マイルーム
「...」
『なんでめっちゃ見られてんの?』
『何かようでもあるのでしょうか?』
『もしかしたら私達3人のサーヴァントを感知したか』
『それでは奏者は反則負けになるのか!?それだけは!』
反則負けでいいから早く帰りたい
「そこの君」
「...はい」
「...これを」
「...えっとこれは?」
「マスター個人に渡されるマイルーム認証コードだ。それでマイルームに入れる。その中では他のマスターやサーヴァントに邪魔される事なく話などできる」
「わかりましたってこれハッピー○ーンじゃないですか!?ふざけてるんですか!?」
思わずハッピーター○を地面に投げつける
「食べ物を粗末にするのはよくないな。いやいやすまない。こちらが本物だ...クク」
笑った!?この神父っぽい人笑ったよ!?ホントにNPC!?
「全く」
「二階の2-Bが君のマイルームとなっている、早く行くといい」
睨み付けながら二階へ上がる。一成さんがいるよ...うわこっち見た
「挙動不審にしてどうした?」
「いやちょっと...」
「怪しいな」
「怪しくないですよ!ただ貴方が知人に似てるだけで」
「ふむ、そうか。ならば失礼した。」
やっぱり何か元となる物があるのか?
『ご主人様ー早くマイルームに行きましょう!』
「わかったよ。ここだな。...開かない」
『認証コードを翳すのだよ』
「こうか?...うぉ!?光った...あ、開く」
入るとホテルのような...ではなく机と椅子が山積みにされた部屋だった
「これ他のやつも同じなのか?」
「案外あの神父の嫌がらせかもしれんぞ?」
「あ、セイバー。実体化したのか」
「我々もだ。さてここでは周りに話を聞かれず済む、色々と考察しよう」
「じゃあなんで3人も召喚できたのか」
「確かにご主人様をサポートするなら私一人だけでよろしいのに」
「それだがな、まずマスターが魔導師なのが関係しているかもしれん」
「「魔導師?」」
あー、二人は知らないか。そりゃそうだよな。地球の英霊なんだから
「俺は魔術師であり魔導師でもあるんだ。魔法が使えるって思ってくれたらいいよ」
「なんと!?奏者は魔法が使えるのか!?ならば身長を」
「それは無理」
「まだ言ってないではないか~!」
「魔術ならまだしも魔法ですか。魔法使いがいるとは聞いてましたがまさか私のご主人様になるとは」
キャスターは脳内お花畑だな、ほっとこう
3人召喚できたのはリンカーコアがあるからだろうな
「そして最近私と交差しただろう?本来できないはずの私と」
「あぁ、交差って言うか合体だけど」
交差は憑依みたいな物だ。でもクロとユニゾンした時のはクロが媒体としてる英霊とクロと合体したっていう感じだからな
「だから私と縁が深くなり召喚された...と考えるのが今のところ妥当だろう」
「確かに」
「次に何故マスターが月の聖杯戦争に参加したか」
「む?奏者は自ら参加したのではないのか?」
「俺は気づいたらここにいたんだ。誰かの陰謀かもしれない」
「大丈夫です!ご主人様は私が守り通してみせます!紙耐久ですが」
自虐ネタはいいよ。虚しくなってくる
けどキャスターのテンションを下げない為にも口にはしない。キャスターが唯一のムードメーカーなのだから。キャスターがいなかったら今ごろ意気消沈してたろうし
「まぁそれは追々わかる事だろう。もしかしたらあの神父が諸悪の根源かもしれないけど」
「「「確かに」」」
神父信頼されてねぇ...出会い始めにあんなことしたらねぇ
[俺の事忘れてねぇか?]
「俺は忘れてないけど」
「ご主人様の魔術礼装ですか?」
「魔法を使う為のサポートアイテムみたいな物かな、魔法の演算処理をしてくれる」
ゼロにはお世話になってるからなー、今までゼロがいなかったら戦う力さえも手にする事が出来なかったし
「アーチャーは知ってるけど二人に話しておかないといけない事がある。俺には帰るための場所がある」
「...」
「...」
「イリヤになのは...美遊にフェイト...クロにアリシア、みんなのところに」
「私達がなんとか君を元の場所に帰す、約束しよう」
「うむ、そうだな、奏者に帰る場所があるのならそこに行くべきだ」
「むー、なんかご主人様ビミョーにハーレム作ってません?」
「ハーレム?いや作ってないけど?」
「ダメですねー、自覚がありませんかー、でもご主人様の為です。ちゃんと帰してみせましょう」
「3人ともありがとう」
4人で手を重ねてやるぞ!と気合いをいれる
「ちなみにご主人様が私を選ばなかった時は金的です」
「なんで!?」
後書き
金的、あれ痛いんですよね。小学生の頃経験しました。でも総刃と玉藻の身長差だと金的はできないのでは...
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