魔法少女リリカル☆イリヤ
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知らない天井だ
前書き
名セリフですね
「知らない天井だ」
[当たり前だろ、初めて見る天井なんだから]
いやそういう意味じゃなくてだな。まぁいいか
「みんな...いるんだろう?」
「あぁ」
「巫女ーん、マスターが私の事を!」
「何を言っているこの女狐が!奏者は余のものだ」
「近所迷惑だから争うなら他所でやってくれよ」
「「冷たい!?」」
「それよりアーチャー、この聖杯戦争はなんなんだ?」
「それだがな、地球の聖杯戦争とはシステムが違うのだよ」
システムが違う?英霊を3体召喚できた事と何か関係が?
「いや、そこは関係ない。私達はマスターと強い縁で結ばれている。それはマスターがよく知ってるはずだろう?」
確かにこの3人を内包している俺なら召喚できてもおかしくない。だけど一気に3人も召喚なんて
「考えてる通り普通は3人も英霊を召喚できない。何か理由があるのだろう」
「ま、いいや。それより聖杯戦争が地球と違うって?」
「あぁ、128人によるトーナメント式の戦いだ」
128人...でもそれじゃ7人で戦うのと変わりないじゃないか
「確かにそうだ」
「というかアーチャー、まだ俺の心読めてるの?」
「いや、大体考えてる事はわかるさ、それよりあれは放っておいていいのか?」
アーチャーが指差す先はキャスターとセイバーが争っていた
「別に大丈夫だろ、それよりここは保健室か?」
[あぁそうだな。とりあえずベッドから降りたらどうだ?]
ベッドから降りシャーと開けるとそこには桜さんが立っていた
「桜さん!?」
「はい?なんですか?」
「あ、いやなんでもないよ」
「そうですか?あ、はい端末渡しておきますね」
【何かの端末を手にいれた】
「なにこの表示!?」
[ゲームだから仕方ないだろ]
「メタイ!?」
ま、まぁいいや。とりあえず行くか
「それじゃあありがとうございました」
「はい、頑張ってくださいね」
「待つのだ奏者よ!」
「待って下さいご主人様~」
外を歩く...サーヴァントの気配がいっぱいだ...
外の空気が吸いたいため外に出ることに、だがただ外に出るだけじゃ芸がないので屋上に行くことに
屋上には...凛さんがいた
「凛さん?」
「?、アンタ誰よ?」
俺を知らないって事は平行世界の凛さんかな
「すみません、下で誰か知らないけど屋上にいるぞって言ってたので」
「あっそう」
冷たいなぁ
でも凛さんらしいや
「それじゃあ俺はこれで」
「待ちなさい、貴方も予選突破した子でしょ?」
「予選?...あぁあの人形との戦いですね、まぁ苦労しま
したけどなんとか自力で倒せましたね」
「は?」
「?何かおかしい事言いました?」
『奏者よ!それだと自分で倒したと言ってるではないか!あの赤いのが不審がるのもおかしくないぞ!』
「あ」
「貴方まさかサーヴァントを使わず自分で倒したなんて言わないでしょうね?」
「そそそそんなまさか!もちろんサーヴァントの力を借りましたよ」
「へぇ...サーヴァントの力を"借りて"ねぇ...まだあの段階じゃサーヴァントは召喚されてないはずよ?」
え?嘘、俺の所3人もきましたよ!?いや何か理由があるんだろうけどさ
「...」
「正直に言うと?」
「自分で倒しました」
「素直でよろしい」
やっぱ凛さんだわ、こういう口での賭け引きに長けてるところとか
というか俺が完全にイレギュラーなだけじゃん
特なのか損なのか
「にしてもサーヴァントよりは弱いとはいえあの人形を倒すなんてねぇ...貴方相当強い魔術師なんでしょ?」
「それは言えません」
「そうよね、ま、いいわ。別に大した事じゃないし。今日の事は忘れてあげるわ」
「えーとありがとうございます?それじゃあ俺はこれで」
早々と屋上から逃げた
後書き
ラニがヴィータか...想像できない。声優ってすごい
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