魔法少女リリカル☆イリヤ
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自分
前書き
ストーリーの始まり月は4月です。イリヤの原作とは違います。なのはの方に合わせてます
夢を見る、それは前に見た夢と同じ
けれど変わっていた所があった
それは自分が見てるか他人視点で見てるかだった
今回は他人視点....そして皆がこちらに話しかける。
自分の意思を貫き通せと
まるで会話しているようだった
でも違う、あぁ、きっとこれは俺の
「ん、...家?」
[起きたか、宝具うってからずっと眠ったままだったんだぞ?]
「そうか...みんなは?」
[イリヤはまだ寝てるだろう。というか散々な目にあったんだぞ?お前が意識無くなるから俺がせめられて]
ははは、それは悪い事をしたな。
朝の6時半...俺は....っ、自分の意思を貫き通せ...か。言われなかったら機械のように動いていたかもしれないな
と、そこでコンコンとノックがする
そしてガチャリと扉が開く
「ソウ?っ!ソウ!」
「うっと、イリヤ...悪かったな。心配かけた」
「ソウ、もう平気なの?」
「あぁ元気いっぱいだ」
力こぶを作りパンパンと叩く
士郎さんほどじゃないが俺も鍛えてる
あれはただ気力を使い果たしただけ
「昨日のアレ...なんだったの?凛さんは宝具とか言ってたけど」
[私も気になりますねー]
イリヤの後ろからルビーが現れる
ずっといたのか?
昨日のアレ...宝具って言ってるからには多分いまは遥か理想の城の事だろう
『言うなりはお前の好きにしな。ただ普通の魔術師に言えばホルマリン漬けは確定だぞ』
『前から思ってたけどゼロはなんでそんなに詳しいんだ?』
『それは俺がっと、イリヤが心配そうな目で見てるぞ』
いつの間にか自分は下を向いていた。
ゼロとの念話には声に出す必要がないので顔は何処を向いていてもいい
けれど人前だと怪しまれる。
今がそうだ、念話の事を知らないイリヤにとってはボーっとしてるか話したくない事なのかとか思ってると思う
「あれは俺が英霊という存在に加護を受けたから出来た事なんだ。といっても昨日のは英霊とは少し違うんだけどな」
「それって昨日の黒い人と同じ存在に力を借りてるって事?」
「あぁ」
それは俺が守るという力を持つと同時に仮物ということ、そう、これは聖船総刃が守る為に貰った力だ
いつかできる大切な存在を守る為に...
「この話は凛さんがいる所でした方がいいだろ。さ、着替えるから」
納得していない顔をしてる
でももう一度話すのも面倒だしな
イリヤは無理をしていたのか着くなり机に顔を伏せて寝る。
これを続けるのは大変だな
暫くすると藤村先生が来る。
それと同時にイリヤが起きる
なんかイリヤばっかり見てる気がする
でも仕方ないか、心配かけたんだし
「席に着いてー、みんなー、今日は転校生を紹介するよ!」
転校生ってだけでみんながガヤガヤしはじめる
珍しいもんな。あと転校生って友達になる切っ掛けの一つって言うか
「ささ、入って」
「美遊・エーデルフェルトです」
あれ?あの子昨日の...なるほど大体わかった
それにしても...アニメですか?
昨日あった子が転校生って事と同じクラスとか
「席は窓際の一番後ろね、イリヤちゃんの後ろのとこ」
「「え」」
イリヤとハモった。けどこれは予想してませんわ。でもそういやイリヤの後ろ空いてたしあり得なくない..のか?
そして休み時間
「早速囲まれてるな。」
「うん、聞きたい事とかあったんだけど」
そういやあの後何があったか知らないな
後でイリヤに聞いとくか
ん?転校生こっち来てないか?
「貴方」
「...えっ、俺?」
「そう、話がある」
そう言われ外にでる美遊さん。これはついていかないといけないのか?。イリヤに助けを求めようとしたが青いルビーと似てるのがイリヤの側にいた為無理だとわかった。
仕方なくついていく
「貴方、昨日の宝具は何?」
あー、やっぱりそれ?言うのは構わないんだがまとめて話したいな。でもこの子それで納得しそうにないし。しゃーなしだな
「あれは俺が英霊から直接借りた力。いまは遥かの理想の城は英霊ギャラハッドの宝具を借りたってだけ(借りたのは確かにギャラハッドかもしれないけど加護を受けてる英霊は違うんだよなー)」
「....クラスカードを使った訳じゃないの...」
ん?何かあるのか?というかクラスカードにそんな力があったのか。
ゼロも教えてくれりゃいいのに
「次に貴方のそれは何?」
「ゼロの事か?」
左手を出し聞く。コクっと頷く
「何って、まぁ俺をサポートしてくれる奴かな、ルビーや青いのと同じ物だと思ってくれ」
「そう、聞きたい事はこれだけ」
クールな子だなぁ。イリヤとは正反対だな
俺も教室に戻るか
授業、それだけで美遊がどれだけ凄いかわかった
まず算数、全くわからない式を書いてみんなを驚愕させた
図工、人物画で自由に書けって言ってたので俺はとりあえず人を書いて服装を考えていた
セットアップした時の服装は俺の意識からとられる物らしいがなんかかっこいいのないかなって考えていた
でも美遊はピカソの絵みたいのを書いていた
レ、レベルが違う!
家庭科、フライパン一つでいくつもの料理を作ってみせた
ちょっと味見してみたけど美味かった。
体育、結論 イリヤが負けた。しかも6秒9という速さで
コミュニケーション以外は完璧だな
夕方
[いつまでいじけてるんですかイリヤさん]
「別にいじけてないよ...ただ才能の差を見せつけられたっていうか」
「何言ってるんだ。イリヤはイリヤだろ?確かに美遊は凄い。でもイリヤにもいいところはあるだろ」
「...例えば?」
「魔法少女姿が似合ってブヘッ!?」
イリヤに叩かれた
「何してるの?」
ちょうど美遊が通りかかった
噂をすればなんとやらだな
「こ、これはお恥ずかしい所を、ミユさんにあらせましては今お帰りで」
ヘコヘコしてる!?
「い、いや同じ魔法少女なんだろ?なら仲間だろ」
「そ、そっか!そうだよね」
「貴女達もステッキに巻き込まれてカード回収を?」
「う、うん。成り行き上仕方なくというか騙されて魔法少女にさせられたというか」
「俺も成り行き上だ」
一度黙り、口を開く
「じゃあどうして戦うの?ただ巻き込まれただけなんでしょう?貴女達には戦う責任も義務もない。それなのにどうして戦うの?」
「実はちょっとだけこういうのに憧れてたんだ。ホラ、これっていかにもアニメとかゲームみたいな状況じゃない?」
「ゲーム...?」
「うん、魔法とかを使って戦うとか変な空間にいる敵とか、冗談みたいな話だけどちょっとワクワクしちゃうって言うか、せっかくだからこのカード回収もゲームみたいに楽しんじゃおうかなって」
「もういいよ」
少し怒り気味の声でイリヤに言う。
俺は黙って聞く
「そんな理由で英霊と戦うの?遊び半分の気持ちで英霊を打倒できるとでも?私はそんな人を仲間なんて思いたくない。...貴方は?」
「俺はイリヤが戦うからイリヤを守る為に戦うだけだ。その為の力だしな」
「そう、それじゃあ。カードの回収は私がやる。せめて私の邪魔だけはしないで」
そう言うとすぐに帰ってしまう
「美遊は何か理由があってカード回収をしてるんじゃないか?だからイリヤにもあんな事言ったんだろ。でもイリヤはイリヤ、だろ?ちゃんと意思を見せたらきっとわかってくれるって」
「うん、そうだよね!」
元気になったようで良かった。
さて俺達も帰るか
『誰...こ...聞こ....』
「!?今のは念話?」
[あぁ、しかもかなりの広範囲だ。この世界に魔導師が来てるとはな]
「なんの話?」
「い、いやなんでもないよ。さ、帰ろう」
念話...よく聞き取れなかったけど遠いのか?
聞こ、って言ってたな。聞こえ、かな
つまり聞いてほしいって事
家の前に行くとセラが立っていた。
「ただいまー、セラどうしたの?」
「ただいま」
「あ、お帰りなさいイリヤさん総刃さん。ええとあれを」
セラが指差す方には大きな豪邸が建っていた
「な」
「デカい!?こんなのウチの目の前に建っていたっけ!?」
「いや朝出かける時には建ってなかったと思うけど」
「二人が出かけてから直ぐに工事が始まってあっという間にお屋敷があがったんです」
すると俺達が来ていた道とは反対から美遊が
「「あ」」
「あ」
直ぐに豪邸の門を開ける美遊
「え、この豪邸」
「ミユさんの家?」
「まぁ、そんな感じ」
なんとも言えない空気が漂っていた
後書き
1度書いた宝具はルビ振り方わかんないし書かないようにしときます。要望があれば何か書いていただければ、つぶやきも作って欲しいのであれば作ります
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