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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  加賀ちゃん初めての演習 後編

 
前書き
二本立てなのに演習はざっくりとしてます、許して下さい何でもしますから 

 
「許可無しに演習されると困るんだよな」
宮本は呆れながらアイオワ達に言った
「加賀ちゃんが提案したのですから、目を瞑ってくれませんか?」
加賀がお願いしますと頭を下げた、すると
「加賀、そこまでしなくても良い。そろそろ、加賀ちゃんにも演習させても良いかなと思っていた頃だ」
宮本がそう返すと
「妻と娘には甘いのに、母に冷たくするのはおかしくないかしら?」
「宮本君、冷たい対応は女性に対して適切では無いでしょう?」
アイオワとサラトガがブーイングを入れてきた
「二人には前に酷い目に会わされたからな、仕事では頼もしいが、プライベートなら恐怖の対象だ」
宮本がそう言うと影から
「余程酷い目に会わされたのですね?」
と、榛名が出てきた
「良く場所がわかったな、榛名」
「霧島のサーチのお陰です、榛名は霧島が言った所に来ただけですので」
榛名は来れて当たり前のように話した
「で、此処に来るとは何かの用件か?」
「はい、演習が開始5分前なので、演習海域に来てほしいとの事です」
「誰から伝えられたの?」
「加賀ちゃんがそう伝えて欲しいとの事だったので」
「榛名、ご苦労だった。持ち場に戻って良いぞ」
宮本がありがとうと伝えると榛名が
「全員が演習海域に集まってますよ。何せ空母と戦艦のタイマンですからね。では、榛名はアイオワさんとサラトガさんと一緒に行くのでお二人はごゆっくりどうぞ」
と、言った
「行こうか加賀、出掛ける準備は整ったか?」
「はい、貴方。では、行きましょう」
雰囲気を作ってくれた榛名に感謝しなくてはと思った宮本と加賀の二人であった。

~午後六時頃演習海域にて~

「これより、戦艦武蔵対空母加賀の一対一演習を行う、勝敗の決定は相手艦娘に損害を与えた割合及び、私と加賀、そこにたまたま居た瑞鶴と翔鶴とビスマルクで判定をする。ルールは以上だ何か質問は?」
と、宮本が言うと長門が
「まて提督、審査員全員が加賀に甘い面子ではないか、それでは不正になるのでは?」
と言うかなり痛い質問をしてきたが
「今回、私ら5人全員加賀ちゃんに公平に審査をしろと言われているから大丈夫だ」
と、返した
「それでは、只今より演習を開始とする。両者構えてから始めろ」
二人が準備したのを見て宮本は演習開始の鐘をならした
「さて、後は終わるまで見守るまでだな」
「そうね、ですがくれぐれも二人の戦いに水を指さないように」
宮本と加賀が話す隣で
「加賀ちゃん、頑張ってぇぇぇ❗」
「鍛練の時を思い出せば行けるわよぉぉぉ❗」
「二人とももう少し静かにしなさいよ」
瑞鶴と翔鶴が大声で応援し、ビスマルクが引き気味に二人に言った
戦況はやはり武蔵が優勢に見えるが、加賀ちゃんは回避しながら進んでいるのでノーダメージ
「加賀ちゃんって確か海域で実戦してないよね?」
「あれっていつ覚えたのでしょうか?提督は分かりますか?」
瑞鶴と翔鶴が宮本に聞くと
「あの回避多分だけど、この前にサラトガが連れてきた子達と吹雪達に教えてもらったやつだな」
「1日だけであそこまで動けますかね?」
「一応、艦種は空母だが戦艦の砲積める設計になってるのもあるかな、多分。」
「スペックですかね?」
「翔鶴、スペックもそうだが加賀ちゃんはいろんな人に教えてもらっているからこそ、あの立ち回りが出来るのだよ。ちなみに、目標のロックオンの仕方は俺が教えたからな」
加賀が宮本に対して
「流石にあの子には貴方の戦闘スタイルを教えないでください」
と、注意をした
「わかってるよ、教えても多分出来ないよ」
だから大丈夫とアピールをした
「やはり、親子二人とも似たようなことをしますね」
加賀が笑いながら答えたその時ビスマルクが
「二人とも、イチャ付くのは良いけど演習をちゃんと見なさいよ、武蔵が中破した所よ」
「流石、俺と加賀の娘だな」
「そうですね、今後が楽しみです」
「居間の今の二人は武蔵の応援をする気がないのね」
ビスマルクがため息を吐きながら言った
戦艦、重巡艦娘が武蔵を応援し、駆逐、軽巡、空母艦娘が加賀ちゃんを応援しているちなみにビスマルクは今回中立なので交互に応援をしている

~演習が始まり30分後~

「それでは結果発表、武蔵は損害が68%、加賀ちゃんの損害は48%だ、よって今回の演習は加賀ちゃんだ」
加賀ちゃんの周りで沢山の拍手が響いた
「本日の仕事はこれで終了だ、全員しっかり休養をとり、明日に備えるようにちなみに大きく放送しているが特に何も無いからな。後、アイオワとサラトガの二人は至急、執務室に来てくれ。以上で解散だ。」

~執務室にて~

「さっきの事だが、サーさんは言わなくても分かるな?」
「そうね、敵が近海に来ている事かしらね」
「そうだ、先程妖精達から此処に居る筈の無いクラスの深海棲艦が出現したらしい」
「で、私達は何をすれば良いのかしら?」
「母さんはここで鎮守府を守れ、もしもの事があれば扶桑、金剛、グラーフを頼れ」
「私は?」
「サーさんは敵機の撃墜を頼む」
「了解、久しぶりに本気出すわよ」
「奴らは俺一人で片付ける2時間後に決行だ」
「「わかったわ、但し無理はしないでね」」
「絶対に鎮守府に傷をつけさせないぞ」
 
 

 
後書き
次回、鎮守府防衛戦となりますが基本的に戦闘シーンが書きづらいので雑になるのでご容赦ください 
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