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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  全てを守る矛と盾の代償

 
前書き
今更ながら頼りない要素が皆無に等しい気がします 

 
「数日前に山が更地になった事件ですが評論家は政府の兵器開発によるものだと発言しています」
「いやぁ~怖いですねぇ、政府はこの件とは関係がないと言っているようですがあまりにも不自然ですもんね」
ニュースキャスターの二人が貰った紙を見ると顔が青くなっていたがすぐにそこに書かれていたもの伝えた
「速報です、山には研究所がありそこに所属している職員全てが何者かによって惨殺されていたようです。しかも、四肢が無くなっていたり頭部が砕けているような物があり、解析不明なエネルギーにより焼けている部分がある模様です、政府は調査を続けています」
加賀はテレビを消した
「物騒な事件があるものですね」
「そうだな」
加賀はそれ以上聞かず、宮本も何も言わずに書類に目を通していた。加賀はこの件が全て宮本が行っているのを知っているが言葉として出すことはない、それが元々の
仕事だと知っているからだ
「それで、お土産は買ってこれたのですか?」
「買えなかったよ、すぐに帰れって電話が来たからね」
宮本は遠出の仕事が終わるとその土地のお土産を買うのだが、今回は加賀に帰ってこいとの電話がきたので買わずに帰ってきた、普段ならくだらない会話だが五時間説教コースだったので聞かなかったしこの雰囲気から抜けるためだった。
「そう言えば加賀ちゃんは?」
「道場で五航戦の二人と練習してます」
「加賀が教えれば良かったんじゃないの」
「教えるのが苦手何ですよ、だから最近周りに適任が居るか考えたんですが」
「それを無視したから俺は的にされたのね」
「そうですね」
二人が話をしていると大淀部屋に入ってきた
「提督、身体の方は大丈夫ですか?」
「腕と髪の毛以外は問題ない」
「そうですか、数日は安静にした方がいいですね」
「どういうことですか、説明してください」
加賀は二人の会話に質問してきた
「提督、加賀さんに話してないんですか?」
「装甲に関する話はほとんどしてないぞ、説明してくれ」
「わかりました。加賀さんは深海棲艦のことはどの位ご存知ですか?」
「人の姿をしているものや、獣のような姿をしているものがいること。艦娘は艦の記憶が主な動力で深海棲艦は沈んだ物の強い思念が動力と言うことです」
「では、提督の深海装甲のシステムはご存知ですね」
「ええ、深海棲艦そのものでしたっけ」
「では、もう一度今言った二つの事を整理してみてください」
加賀は考えると、まさかと言わんばかりの表情になった「そんなことが有り得るのですか」
「実際になってる人がいますけどね」
「提督は装甲を使いすぎると人間の割合が少なくなります、ようは男性のパーツが無くなり女性見たいになります」
「随分、極端な話にしてんなおい」
「実際そうですよね?昔は良く有りましたし」
「あの時のさーさんは怖かったぞ、思い出したくもない」
「何があったのかは聞きませんが、何故私に話してくれなかったのですか?」
「教えたらどんな手を使っても見たくなるだろうなと思ったからかな」
「見てみたいですが、そんなことはしませんよ。」
「なら大丈夫だな、おっとこんな時間か、加賀と大淀二人には悪いが今から妖精達と会議があるから出掛けてくる、夕飯までには帰るから」
「どうぞ、行ってらっしゃい」
「私達は執務をしますので安心して行ってきて下さい」
宮本は部屋を出ていった
「ところで、能力を酷使した彼はどんな感じになるのかしら?」
「細かく覚えてはいませんが、アイオワさんから金髪とハイテンションを取った感じと言えばいいですか?」
「親に似るんですね」
「加賀ちゃんがみたら絶対提督とは思いませんよね」
「そうね」
その後会議中に身の危険を感じた宮本であった 
 

 
後書き
自分のやりたいように書くと設定がカオスになりますね 
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