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ウルトラブライブ

作者:モブブ
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ウルトラマンダイナ
最終章Ⅰ 東京壊滅
  最終章Ⅰ 東京壊滅-10

弓村「ハリケーンブレスター発射!!」


再び放たれた光線はまたもファイブキングへ一直線に向かっていく

ファイブキング「エェヘヘヘヘヘヘ!!」

そしてファイブキングもまた左腕を光線につきだした

真姫『今!!』
ダイナ「ダァッ!!」


ダイナはファイブキングの左腕を繰り上げ光線の軌道から外した

ズバァン!!
ファイブキング「グァァン!!」


ハリケーンブレスターはファイブキングに命中しダイナは脱出することが出来た



ダイナ「シュアッ!!」



穂乃果「やった!!」

海未「今ですダイナ!!」


ファイブキングは怯んで動けずにいる


ダイナ「ダァッ、ハァァァァッ!!」

額の前で腕をクロスし右手にエネルギーを集める



柳「決めろダイナ!!」

ダイナ「フッ…」


右手を脇に絞り


弓村「ダイナ!!」

にこ「ダイナ!!」



ダイナ「ダァッ…ッ!?」

ギュオッ!!

レボリウムウェーブを撃とうとしたとき上空から降り注いだ巨大な光線によりファイブキングが一瞬で消滅してしまった


ゴォォォォン!!



ダイナ「グゥゥッ…ウワァァァア!!」


弓村「きゃぁっ!?」

柳「うわぁっ!!」

柳瀬「っ!?」



その衝撃にダイナとエスペガラディアは吹き飛ばされてしまう


ダイナ「…………ハッ」


ダイナは首を降りながら起き上がると、何らかの気配を感じ上空を見上げた

そこには


?「地球の守護者、ウルトラマンダイナよ。私はグランスヒューム」


網目模様の入った巨大なイカのような生命体だった



ダイナ「…………」

グランスヒューム「ファイブキングはただの先兵だ、私の目的はこの星の文明の抹殺、そしてウルトラマンダイナ、お前の破滅だ」

そして触手の一本から光線を撃ってきた

ダイナ「シュアッ…グワァッ!!」


とっさにバリアを張るが反らすのがやっとで吹き飛ばされてしまう


グランスヒューム「お前の始末はいつでも出来る、先にお前が守ってきたものを破壊してやる」

そして触手を音ノ木坂学院の方へ向ける


絵里「そんな……」



真姫『させないわよ‼』

ダイナ「シュアッ!!」



ダイナが学院に向かって飛び、フラッシュタイプにチェンジしてグランスヒュームと向き合う


グランスヒューム「消えろ‼光の巨人!!」

真姫『絶対に皆を守るんだから!!』
ダイナ「シュァァアッ!!」



放たれた光線に真っ向からソルジェント光線を撃ち応戦する



ダイナ「グァァァアッ!!」


しかしグランスヒュームの光線がソルジェント光線を押し返している

グランスヒューム「ふん、他愛ないな」

グランスヒュームが光線の威力を上げた


ダイナ「グァァァアッ……ダァァッ!!」
真姫『きゃぁぁぁあ!!』



ゴォォォォン!!





とてつもない衝撃音と土煙が辺りを包む





希「皆…大丈夫?」


希が声をかけ、周りがそれに反応する。少なくとも大怪我をしているものは居ないようだが掠り傷や大きくないにせよ多少の傷は追ってしまっている。生徒達は皆教室の端に移動していたが学院の建物は半壊していた



にこ「……!!ダイナは?」

花陽「あれ!!」


花陽が指差した先にはダイナが立っていた


しかし


海未「胸の水晶…消えてませんか?」



ダイナ「……グアッ………」ドスン



ダイナはグランスヒュームに手を伸ばしながら前のめりに倒れてしまった


凛「うそ……うそだよね?」

希「そんなことって……」


ダイナの体を光が包む


穂乃果「えっ?」

ことり「あれって……」

絵里「うそでしょ……?」


光が収束するとそこには


にこ「真姫ぃぃぃぃい!!!!」


周りの動揺と絶望の声を掻き消すようににこの叫びが響いた 
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