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ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神

作者: 革命者
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第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
   Change11:戦現・スレイヴ・バルバトス~Machine hunter~

「ライザーとの一線お疲れ様イッセー」

「ああ、約束どおり勝ってきたぜ…シン」

イッセーとライザーも一戦はイッセーの逆転勝利…。正直これで終り…ではなく、最後にライザーの眷属と俺の一戦がある。

「イッセーッ!!!」

「部長・・・俺、勝ちました!!これで部長はあんなやつと結婚しなくていいですね」

「ありがとう、ありがとうッ!!私のイッセー」

「ちょっと!?部長急に抱きつくと……でも、これはこれで……えへ…」

まったくイッセーのやつはあんないい戦いをしたのに部長に抱きつかれるとすぐ表情がゆるくなるな…でもまあイッセーの努力の報酬でいいのかもな。

「お疲れイッセーくん」

「お疲れ様ですわ」

「・・・お疲れ様です。あと表情が下品です」

「みんな!!」

木場たちと会長がこちらに来た。みんなイッセーをねぎらっている。でも、イッセーの左腕に関してリアス部長がイッセーに問いただしているな。まったくさっきまでの緊迫した空気はどこにいったのやら。

「ドラゴン使いくんおめでとう。リアスを連れて行ってもかまわないよ」

サーゼクス・ルシファーもこちらに来ていた。どうやら俺を次の二回戦に出すためだろう。

「さて次はリアスの協力者…いやすでに自己紹介はお互い済ましているからシン君と呼ばせてもらおう。もうすぐ二回戦が始まるから転送用魔方陣に向かってくれないかな」

「はい、わかりました」

「おや、てっきり断られるつもりでいったんだが…」

なるほどあれは断れる覚悟でだしたものか、確かに普通ならことわるのだが今回は目の前の魔王サーゼクス・ルシファーをふくめ俺に対して警戒心がある。ならここの戦いで危険性がないことや、俺が悪魔側につくメリットを戦うことで証明ければならない。それにサーゼクス・ルシファー画いって勝利の対価も実際ほしいところだな。

「まあ、俺はあなた方悪魔に信用してもらうためにそちらの以降を飲んだだけですよ。それに対価がもらえるなら俺としては一石二鳥のチャンスなので。でsがライザーの眷属側のほうが参加するかどうかが心配ですが」

何せ主が咲きに倒されたから、士気が落ちている可能性がある。正直戦う気がない相手と勝負して勝っても俺の優位性がデメリットになりかねないからな。

「それに関しては大丈夫なようだ。あちらをみてみたまえ」

俺はサーゼクス・ルシファーの指差す方向を見ていると、すでに戦闘服を着て準備ができているライザーの眷属たちがいた。

「ライザー様…仇はとります!!」

「ここであいつに勝たなければあのときの雪辱が果たせない!!」

どうやら俺の予想は大きく…そしていい方向に外れたらしい。これなら俺の初の裏舞台の門出がいけるな。さて先のイッセーの奮闘に恥じないようにいくか。

俺はそのまま転移型魔方陣のほうに向かう。だかここで俺に声を書けるものがいた

「シン!!」

「何だイッセー」

「お前にこういうのも尺なんだけどよ…勝って来いよ!!」

「なら私からも言わせてもらうわ…オカルト研究部部員として恥じない戦いをしなさい!!」

「君が負けるとは思わないけど、応援しているよシン君」

「頑張って来てくださいね、シン君」

「……シン先輩、がんばってください」

ここまで激励をもらうとは、これは全力を出して魅せる戦いをしないとだめなようだ。だが加減はするのには変わりないが。

「了解」

俺は一言だけみんなに返事を言い。ゲームフィールドに転送されていった。




―○●●●●○―




転送が完了し、イッセーと同じゲームフィールドにいる。まあ見た目はコロッセオのようなもので隠れる場所おろか遮蔽物もないに等しい。おそらく相手のライザー眷属はメンバーを分割して俺に攻撃を仕掛ける方法をとるどろう。

「お前たちこれはライザー様の敵討ちになるゲームですわ。やつの実力は未知数しかし身らを軽く倒せることはわかっているわ。ですが勝機が無いわけではありません。だから是やつに全力でいどみ私たちを…ライザー・フェニックス眷属を敵に回したことを後悔させましょう!!!」

「「「はい」」」

さてあちら輪すでに武器や獲物を構えている。こちらも準備するか。なあスカーレット・ハート。

『ええ、魅せて上げましょう。貴方を…私たち力を!!』

変 形・緋晶機人(トランス・スレイヴ)

俺が起動コードを唱え。『スレイヴ・バルバトス』へと変形する。そして背中に装備されている『ウルトガ・メイス』を取り出す。

『二回戦、開始してください』

「ミラ、イル、ネル。行きなさい」

「「「はッ!!!」」」

開始とともに三人の女が俺に突撃してくる。確かイッセーがレーティングゲームで相手にしていた三人組…確か全員『兵士(ポーン)』だったな。

「ライザー様の無念ここで晴らす!!だからバラバラになれー!!」

「バラバラにしてやる!!」

「あのときの雪辱ここで果たす!!」

『兵士』三人組が左右と正面から攻撃を仕掛けてくる。俺はそのままウルトガ・メイスを構えすべての攻撃を受け止める。

「「くっ!!」」

「やはり硬い!!」

双子のほうは受け止められたのを驚きながらも力をさらにこめ、棍棒使いの女は予想通りなのか表情をゆがめていた。

『その程度か?お前らが蔑んだイッセーのほうがもっと強力な攻撃が出せたぞ?』

「うるさい!!」

「お前はおとなしく解体されちゃえばいいんだよ!!」

「そうだバラバラになっちゃえ!!」

そして俺はそのまま力任せに三人の攻撃を弾き右からウルトガ・メイスを横殴りに三人組を地面に叩きつける。

「「「ぐはッ!!」」」

そして地面にたたきつけられた三人は血まみれになりながら淡い光に包まれていく。

『ライザー眷属『兵士』三名リタイヤ』

俺はそのまま緋色の軌跡を描きながらライザー眷属のほうに飛翔し攻撃を仕掛ける。

「!!??シュリヤー、マリオン、ビュレント!迎撃なさい!!」

「「「了解!!」」」

俺の進路に立ちはだかる『兵士』の三人組。確か木場に倒されたやつらか。

俺はウルトガ・メイスについている二本のフォルド・シックルをクワガタの顎のように開き迎撃してきた『兵士』三人を掴む。

「これ…何!?」

「捕まった!?、しかもこれ刃になっているだと!!」

「は、離せ!!人間」

『残念ながらお前らはここで終わりだ』

俺はフォルド・シックルの高速を強くしそのまま『兵士』三人を上半身と下半身が分裂しない程度に挟み切り裂く。

ザシュ……

「「「きゃぁぁぁ!!!」」」

鮮血を飛び散らせ俺の体に付着する。そして同じように淡い光に包まれる。

『ライザー眷属『兵士』三名リタイヤ』

「「「きゃあぁぁぁぁぁッ!!」」」

ライザーの『僧侶(ビショップ)』と残りの『兵士』が俺に恐怖を抱いたのか叫びながら逃げる。

『逃がすと思うか』

俺は逃げる『僧侶』にウルトガ・メイスの銃口を向けそのまま逃げる『僧侶』を撃ち抜く。

『ライザー眷属『僧侶』一名、『兵士』二名リタイヤ』

これで残るは、『騎士(ナイト)』、『戦車(ルーク)』それぞれ二名ずつと、『女王(クィーン)』一人。このまま押し切るか…。

『ちょっと待ってもらえるかしら』

『どうした、今戦闘中なんだが』

『実は、今さっきこれができたのだけれど、見てもらえないかしら』

すると視界に《Unique weapon(固有兵装)》表示されその使い方発動条件などが載っていた。しかもこれは面白くそしてこの場で疲労するにうってつけの代物だな。

「余所見とは!!」

「なめられたものだな!!」

確認している途中に『騎士』が攻撃を仕掛けてくるがそのまま攻撃を回避しライザー眷属と距離を離す。

『スカーレット・ハート。現在の熱累積率はどれぐらいだ』

『現在の熱累積率は10/100よ。残りの敵を殺さず倒すなら後10~20は欲しいわね』

『そうなると……。あいつらの攻撃を飛翔しながら回避して累積率を稼ぐしかないな。「スカーレット・ハート累積率30になったら報告してくれ。これから飛行出力を前回に、緋 晶 残 光(クリスタル・フォトン)をすべて防御に転用して高出力にして稼ぐ』

『わかったわ』

そして俺は発動条件を満たすためあえて攻撃せず。残りのライザー眷属のほうに飛翔する。

さて”準備”が整うまでの間がんばるか。






―○●●●●○―





「攻撃がすべてよけられる!!」

「あの緋色の結晶…邪魔だ!!」

あれから俺は一切攻撃せずに空中でライザー眷属の攻撃をよけ続けている。正直緋 晶 残 光(クリスタル・フォトン)を使わなくても普通によけられる、しかも連携もそこまで洗練されておらず同時攻撃をされてもすぐによけられる。

「なめているのかしら、反撃をせずによけてばかりなんて」

どうやら俺の回避ばかりの行動でライザーの眷属たちは気が立っているようだ。まあ、素人の反応だな。普通の兵士やらはこんな行動してればなにか仕掛けてくることは普通に気がつくはずだが。

『シン。累積率30を超えたわ。これでいけるわよ』

やっと溜まったか。本来なら累積率はあげるものじゃなくて下げるものなんだが、相手が相手だとやはりこうするしかなくなるな。まあ別にあれを使わなくても倒せるんだが、俺が使うといった以上文句を言っても仕方ないか。

「あたれ!!」

俺はライザーの『女王』の爆撃をよけてフィールドの中央に下りる。

「残念だわ、どうやら避け続けてもう体力が無いようね。貴方たちやつが逃げないように囲みなさい」

ライザーの『女王』の指示でライザーの眷属たちは俺を囲うようにして攻撃態勢をとる。どうやらこれで俺を追い詰めたらしい。これから是認同時にリタイヤするとは知らずに。

『ウェイスト・ヒート・ウェーブ発動開始』

俺は起動を音声で発動させる。するとスレイヴ・バルバトスの廃熱ファンおよび廃熱ファンと隣接している装甲が展開、そして俺の周りに陽炎が生まれ始める。

「さあ、これで終わりよ。人間が私たちに歯向かった事を後悔しながら消えなさい!!」

「「「「はぁ!!」」」」

囲んでいた四人が同時に攻撃をしかけ、上空にいるライザーの『女王』も爆撃の準備をしている。だが俺はそのまま起動させた兵装を使用する。

『ウェイスト・ヒート・ウェーブ発動』

俺の合図とともに展開された部分から熱波がドーム状に放出される。

「こ、これは…うわぁぁぁぁ!!!」

「ま、まずい間に合わない…きゃぁぁぁぁ!!!」

俺が出した熱波に飲み込まれるライザーの眷属たち。そしてあたりが焦土と化し残っていた眷属たちはリタイヤの淡い光に包まれていく。

それと同時に展開していた廃熱ファンと装甲が元に戻る。

それにしてもなかなかの威力だ。しかも累積率が上がれば高くなるこの兵装見方がいると使えないが孤立しているときは最強の兵装だな。

『ライザー眷属、『戦車』二名『騎士』二名『女王』一名リタイヤ。そしてライザー眷属の全員のリタイヤを確認。よって二回戦、リアス・グレモリーの協力者『神無月進』様の勝利です』

こうしてパーティーで行われたゲームは俺とイッセーの勝利で幕を閉じ。俺は現れた転移形魔方陣でみんなの下に向かった。




―○●●●●○―




「シン!!勝利おめでとう!!」

「マスターおめでとう!!」

「おめでとうシン。貴方の戦い魅せて貰ったわ。いい戦いだったわよ」

俺が転移し終わりパーティー会場に戻るとイッセーや皆から勝利の賛辞をもらった。そしてイッセーとリアス部長はグレイフィアさんが念のため用意していたグリフォンという魔獣のって先に帰った。

「勝利おめでとうシン君、とてもよい戦いだったよ」

どうやら魔王のお出ましか。さて俺の願いを聞いてもらうとするか。

「さて気味は見事にライザー君の眷属に打ち勝った。さあ私に求めるのかな?」

「おれが貴方…あんたに求めるのは………」

俺はそのまま魔王サーゼクス・ルシファーの前に手を出す。

「友、として…対等な関係として四大魔王と友好的にしていくことが俺の望みです」

「…………?」

俺の対価を聞いたとたんあっけに取られた表情をしている魔王サーゼクス・ルシファー。どうやら俺の願いに戸惑っているようだ。まあ普通一勢力のトップの一角にこんな願いする俺が普通じゃないのがかんなことになっているだがな。

「で、ご返事は」

「…すまないね。少々君の願いが予想がいすぢてと惑ってしまったようだ。それでその君が提示する『対等な、友』としての関係はどこまで対等な意味だね?」

どうやら少し俺の願いに関して疑心があるようだ。まあ、単純に俺はある程度この世界で発言権を得るためと、この世界の重鎮たちと友好関係を築きたいだけだがな。

「いえ、ただあなた方と友好関係を築きたいだけです。まあほかにはあなた方魔王の友となれば『ほかの勢力』にもある意味リアス部長たちを守るため『魔王の親友』としての抑止力のためでもあります」

「……わかった。その対価、受けるとしよう。これから私たちは『友』であり『対等』な関係だ。これからは、サーゼクスと呼んでかまわないよ。シン君」

「ああこちらこそよろしく。『友』サーゼクス」

これでようやく終わったな。さて後は変えるだけだが……。

「マスターどうしよう!!私たち冥界から人間界に帰る方法ないよ~!!」

どうやら人間界に戻ろうと考えて自分にその方法がなくて混乱しているようだ。まったくおれと張り合った実力はあるのに、なんだろうかこの差は……。

「それにしてもシン君。彼女は噂の『壊 拳 の 轟 雷 姫(インパクト・ライジング・クィーン)』かな?」

「ええ、まあ…」

「噂に聞いたところ。かなり凶暴な存在と聞いたんだが……これはこれはずいぶんと噂とは違っておてんばな女性だね」

「まあ、噂だけが真実じゃありませんから」

「そうだね」

俺は混乱しているテュールを慰め、軽くサーゼクスと話した後グレイフィアさんに転移させてもらい帰路に着いた。

シン視点終了




―○●●●●○―




三人称視点



「ふふっ」

シンがパーティー会場を去った後。会場がある城の上空に一人微笑みを浮かべるものがいた

「やはりあやつは面白いのう。まさか悪魔のトップと友になるとのう」

その者は黒いセーラー服を着ている黒髪の女性。そしてところどころから黒いオーラが漂っている。

「そろそろ、おぬしに招待を明かしても良いころあいだな」

女性はひと事つぶやくとその女性の背中から吸うほんの狐のような純白な尻尾が生えてくる。

「裏としての童と会おうぞ。この羽衣九狐改め『羽衣狐』とな。早い出会いを待っておるぞ。神無月進よ」

女性は冥界の紫色の輝く空につぶやくと黒い瘴気のようなオーラをまとい消えていった。














 
 

 
後書き
どうも革命者です。
どうでしたかライザー編最終回。前回イッセーが活躍しすぎてシンがまったく活躍できなかったので思いっきり一騎当千させもらいました。そして次回はシンとクロスオーバーキャラクターについても設定を挙げようと思います。

ではまた次回のあとがきで会いましょう!!


感想、お待ちしています。それと『この作品とクロスして欲しい』などのリクエストがありましたら。感想に書き込んでくさい。またこのサイト『暁』で投稿されているSS作品でもかまいません。そして誤字報告などもありましたらどんどんください!! 
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