艦娘達と少し頼りない提督
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着任~艦隊合同作戦
横須賀鎮守府の先輩提督
前書き
もう少ししたら艦隊合同作戦にいけそうだけど何かを忘れていると思う。
今日の横須賀鎮守府の朝は少し人の通りが多く、何か騒ぎの為の移動が行われているが、私達を含む一部の関係者は、何故こうなったか知っている。話すと長くなるが簡単に言うと、調子に乗った本井提督が、久保大佐、本井提督の飛龍さん、私達の司令官が、本井提督の寝ていた部屋に、艦載機を沢山飛ばし部屋をふっ飛ばした。
「本井提督の居た所を焼きましたが、本井提督が見つからないってまわりの人達が言ってるけど大丈夫何ですか?」
私はこの部屋にさっき来た、司令官の先輩久保彰人提督に聞いたが
「あぁ、大丈夫だと思うよ。アイツ昔から、なにされても死なない感じだから、焼いても骨だけで来るんじゃない?」
「そうですか。ならいいんですけど。ところで」
「何だ?」
「頭のまわりに何で烈風飛んでるんですか?」
「趣味みたいな物だと思ってくれ。」
正直、司令官の知り合いは、変わっている人が多いと思う
「私達に用があると言っていましたが用件は何でしょうか、私達多分今日には帰ると思うんですけど。」
「話は別の場所でする、んでもって君達は、今日もうちにとまっていくとさ。」
「誰がそう言ったんですか?」
「そりゃぁ、君達の司令官が言ってたよ。」
「あの人、またテントで過ごすのか。」
「いいや、先に帰るとの事だ。」
「よし、帰ったら加賀さんに言い付けよう。」
「最近の駆逐艦は怖いねぇ。」
久保提督は苦笑いをしていた。何か気になることでも行っただろうか。話を続けていると久保提督の飛龍さんが部屋に入ってきて
「久保さんまた、執務サボってますね?」
「いやぁ、今日は珍しく終わったよ。」
「嘘ついて逃げると、多聞丸に怒られますよ。」
「執務したら負けだと思ってる。多聞丸何て上等上等」
久保提督が執務をサボっていたらしく、飛龍さんに連れ戻されて行ったが廊下からは
「働いたら負けだ!!」
と、久保提督らしき人が叫んでいたらしい、ちなみに他の皆は、司令官のお母さんと別の部屋で司令官の昔話をしているらしく、金剛さん達の声が良く聞こえる。加賀さんが来ていたらもっと大変な事になっていただろう。
私は司令官が来たときにいつでも対応できるように、ここの部屋にいるが、さっきの騒ぎも収まり、静かになったために、暇をもて余している。
「暇だなー」
「思ったより横須賀は静かね。」
私しか部屋にいないと思っていたが、窓から加賀さんが入ってきていた。
「加賀さん何でこちらに来たんですか?」
「それは、提督のお母様に会う為で、他の用事はこっちの飛龍と少し手合わせをしたいと思ったかしらね。」
「執務をしなくていいんですか?」
「瑞鶴に変わってもらったわ。」
「何か、仲良くなったんですか?」
「合宿の件からかしらね。話はここまでにして、今提督のお母様のいる部屋を教えてもらえないかしら。」
会わせると大変な事になると言っていたが、1人で鎮守府に帰ろうなんて考えていたから少し仕返しをしようとして、皆の部屋へ案内した。
「提督のお母様がいない気がするのですが。」
「こっちよ、加賀ちゃん!こっちこっち」
司令官のお母さんが加賀さんを手招きをした
「まさか、お母様まで艦娘を志願するなんて。」
「皆と同じ境遇の方が、話やすいでしょ。」
「提督は何処にいるんですか?」
「あの子は今、久保君と一緒に本井君のいる病棟にお見舞いに行ったわよ。凄く笑ってたけど。」
「その病棟は、ここからどのくらいですか?」
「少し遠いから、私が付いていくわよ。」
「ありがとうございますお母様。それでは、皆さんすみませんが、提督のお母様を少しお借りします。」
加賀さんと司令官のお母さんが部屋を出た
「ブッキー、何で加賀いるのか説明するネ。」
私は加賀さんがどうはいってきたかと来た目的を伝えた
そうすると金剛さんが
「あの人は昔から提督にベッタリだから、後でどうなっても私達じゃ、止められないネ。」
この話を聞いたときに、加賀さんには司令官は帰ったと伝えた方がいいと思った。
~加賀&iowaサイド~
病棟へ向かう途中に廊下で二人が話をしていた
「加賀ちゃんは、昔からうちの子にベッタリねぇ。」
「ベッタリな訳ではありません。ただ、他の人には感じ得ない何かを感じたからです。」
「それって恋じゃないの?」
「恋ですか?」
「まぁでも、多分うちの子はもしかしたら重婚するかも知れないわね。好かれている子が沢山いるけど全員の中から1人は選べないって言っていたし。」
「重婚OKの子と、NOの子がいるから少し難しいですね。」
「そうね。話してたらついたわよここが本井君のいる病棟の部屋よ。」
「お母様ありがとうございます。また今度お話ししましょう。」
「そうね。今度は、私から行こうかしらね。」
そう言いiowaは帰っていき、帰ったの確認してから病室に入った
「提督」
「加賀、何故こっちに来たんだ?」
「それは後で話します。そろそろケッコンの事を前提に…」
「いや、まだ決めてないからごめんな。」
「決まってないなら今しましょう。」
私が提督に圧力をかけるが提督は
「ちょい俺先に帰るわ、本井後は宜しく!」
そう言い病室の窓から飛び降りた。
「逃がしませんよ。」
「ちょいタンマ、俺の病室で暴れないで」
「そんなこと知りません。」
私は提督を追いかける為艦載機を飛ばした。
~吹雪達サイド~
外が騒がしくなってきた。金剛が外を見るなり窓から離れてと言い出し、何故離れるかを聞くと
「提督が加賀に見つかったデース❗」
何か大変な事になっているそして敵と戦闘をしてる際に響く機銃の音がしていた
「何か機銃の音が聞こえるんですけど。」
「それは実弾使ってるからよ。」
加賀さんが司令官に向けて攻撃をするなんて私は思わなかった。
「それって危なくないですか?」
「提督と加賀の話がもつれるといつもこうさ。」
「口喧嘩でもしたんですかね?」
「提督の話を聞くと、加賀さんに一方的に付き合えだの、ケッコンしろだの言われて逃げると今みたいなるらしいですよ。」
「今の話で加賀さんのクール成分がなくなった気がするんですが。」
「加賀は昔から、提督とケッコンしたいって言ってたからだと思うわ。それにしても誰が止めるのかしら。」
日が落ち夜の11:00になってやっと加賀さんが諦めて大人しくなったぼろぼろの司令官が部屋に来て
「お前らは昨日の旅館に行ってくれ後加賀もつれてってくれ。俺はテントで寝るから。」
「わかりました。それでは司令官お休みなさい。」
「あぁ、皆お休み。」
昨日の旅館に着き、寝る準備をし布団に入った
「加賀さんのあれってギャップなんですかね?」
「そうじゃないの、あの見た目じゃあかなり変わっているからね。」
「そういえば加賀さんは?」
「しまった、提督のいる場所知られたわ。」
次の日に司令官のテントに加賀さんがいて、憲兵が来るほどの騒ぎになったらしいが久保提督が事態を鎮めてくれたから特にどうということはないらしい。
後書き
うちの鎮守府の加賀さんは提督love勢にしたいです。
ここまで来ると自分の趣味や、欲望が出ますね
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