| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

魔法少女リリカルなのはStrikerS~赤き弓兵と青の槍兵

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

本編
  十一話~機動六課の休日(前編)

side スバル


「ティア~。起きろ~」
「う………ん……」
「ティ~ア~」
「あ……」
「あ、起きた?」
「って………何しとんじゃー!!!」


起きていきなり蹴られた。


「痛いよティア~」
「寝てる人の胸をもんでくるやつがどの面さげて言ってんのよ!」
「スキンシップじゃんか~」
「セクハラよ!!」


こんな感じで朝はあわただしかった。




side なのは



「はい、お疲れ様。」
「「「「はぁ…はぁ…」」」」
「無事朝の訓練と模擬戦も終了。……実はね、今日の模擬戦が第二段階の試験だったんだけど………フェイト隊長、ヴィータ副隊長、どうですか?」
「合格。」
「「「「即答…」」」」
「ま、あんだけ厳しくやってんだ。これで合格じゃない方が危ないぞ。」
「それじゃあ後でシャーリーのところにデバイスを持って行ってね。」
「明日からの訓練は第二段階メインだからな。」
「「「「明日?」」」」
「そう、今日までみんな頑張ったから………この後の訓練はお休みにします。街にでも出て遊んで来るといいよ。」
「「「「やっ…………たー!!!」」」」


みんな嬉しそうだね。




……………………………………………………


隊長たちでの朝食中、


『では、次のニュースです。』


画面には演説を行うレジアス・ゲイズ中将が。


「このおっさんはまーだこんなこと言ってんのか?」


彼の主張は、魔法犯罪が増えている今こそ、武装強化を行うべき、というもの。


「しかし、ゲイズ中将のおかげで地上が安定しているのも事実だ。無下にできんところがまた、な。」
「あ、ミゼット提督。」
「ミゼットばーちゃんか?」
「キール元帥とフィルス相談役も。」
「伝説の三提督、そろい踏みやね。」
「このジーさんたちそんなすげえのか?」


いつの間にやら来ていたランス君が会話に混ざってきた。



「管理局黎明期から今の形まで整えた功労者やで。」
「ほー。ま、いいや。フェイト、午後予定は?」
「え?ない……けど?」
「丁度いいや。街を案内してくれや。」


キラーン、とはやてちゃんの目が光った。


「ほほう、お兄さん、デートのお誘いですかな?」
「え、デデ、デート!?」
「そうだが?」
「な、なななな、ななな……………」
「テスタロッサがこんなにあわてるとはな。いいものを見た。」
「わ、忘れてシグナム!」


フェイトちゃんにもお休みは必要だしね。ここは私もはやてちゃんに便乗しよう。



「フェイトちゃん、行ってきなよ。」
「な、なのはまで………」
「嫌か?」
「嫌じゃない!嫌じゃないけど……」
「ならええやんか。」
「ううう、わ、わかりました………」


よかったね、フェイトちゃん。


「なのはちゃんは士郎さんと出かけないの?」


シャマルさん、本日の爆弾発言。


「ふにゃあ!?」
「なんだよその声………」
「私がどうした?」


どや顔はやて再び。


「あ、士郎。なのはちゃんが士郎と街に行きたいって。」
「え!?言ってな「そうだよ!どうしても士郎と行きたいんだって!」………」


フェイトちゃん………してやったりって目で見ないで………


「だが私は仕事が「今日はないで。」……」
「食堂の「そっちはみんなが街に出てるから平気や。」……はぁ。」
「そういうわけや。付いて行ってあげるな?士郎。」
「………わかった。市街地の地形は概ね把握してはいるが、細かいところはわからん。君に任せるぞ、なのは。」
「え、あ、うん。」


つい返事をしてしまった。


「ほな、行くで。なのはちゃん、フェイトちゃん。」
「「どこに?」」
「お召かえや!」




side ティアナ



今、ヴァイス陸曹に町まで出るためにバイクを借りに来た。



「貸すのはいいけどよ、吹かすなよ?」
「これでも経験長いんで大丈夫です。」
「そっか、………よし、いい調子だ。」


ヴァイス陸曹に借りたバイクに跨る。


「あの……これ聞いちゃいけないことかもしれないんですけど、ヴァイス陸曹って魔導士経験ありますよね?」
「ま、武装隊の出だからな。ド新人共に説教くれてやるくらいには。………けどよ、昔っからヘリが好きでな。そんで今はパイロットだ。……ほれ、相方が待ってんだろ?さっさと行ってやんな。」
「ありがとうございます!」



side エリオ



「キャロ、遅いなあ………」
「エリオく~ん。お待たせ~」
「あ、キャロ……」


キャロが来た。来ていたワンピースよく似合っていていつもより可愛く見えてつい照れてしまう。キャロもそんな僕の視線に気が付いたのか顔が少し赤い。


「は、早く行こう!急がないと日が暮れちゃうよ。」
「う、うん!行こう、エリオ君!」



………………………………………………………………………



「あれ?八神部隊長。どうしたんですか?それにティアさんにスバルさんも……」
「私はみんなのお見送りや。」
「あたしたちもこれから出るんだ~」
「それじゃ、八神部隊長、エリオ、キャロ。行ってきます。」
「気を付けてな~」

スバルさんたちは行ってしまった。


「それじゃ僕たちも……「エリオ!?」え?」


声のした方にはフェイトさん。だが、いつもとは違った。紫のロングスカートと白いブラウスに黒のハイヒール。薄めの化粧がもともと美人のフェイトさんの美しさを引き立てていた。


「フェイトさん、とって綺麗です……」
「八神はやてプロデュースやで。」


キャロは感動しているようだ。部隊長はどや顔だ。


「ふふ、ありがとう。キャロもとっても可愛いよ。ね、エリオ?」
「は、はい。」
「フェイトちゃん。お相手が来たで。」


向こうからやってきたのは………



「おう!エリオじゃねえか。それにキャロ。」


アロハシャツに黒いズボンという格好のランスさんだった。


「これからどこか行くんですか?」
「お前らと一緒だよ。デートだ。」
「「「えええ!?」」」
「いや~、若いってええな~」
「な~におばちゃんみたいなこと言ってんだ。」
「いえいえ、あたしゃもう年ですわよ。」
「はやてもまだ19でしょ………」


そんな話をしていると…………



「あ、フェイトちゃん。」
「なのは!」
「君たちも今から出るのか?」



なのはさんと士郎さんが来た。
なのはさんは黒のミニスカートに長袖の赤いTシャツ、黒のハイソックス。士郎さんは黒いシャツに赤いジャケット、ジーンズという格好だ。


「どや!絶対領域やで!男の子ならだれでも反応を示すはずや!!」


八神部隊長が何かを熱弁している。が、さっぱりわからない。


「そこの変人は放っておいてさっさと行こうか、なのは。」
「う、うん。」
「俺らも行くぞ、フェイト。」
「あ、待って……」



四人はさっさと行ってしまった。


「誰が変人やー!!!」
「うわ!や、八神部隊長、いきなり叫ばないで下さいよ………………」
「むぅ、エリオ、なのはちゃんの絶対領域、どうやった?」
「あの、何のことかわからないんですけど……」
「なん………やて!?」


しばらく考え込む八神部隊長。


「エリオ、帰ってきたらベッドの下を探すんや。」
「え?何でですか?」
「何でもや。ほな、二人も早く行かんと日が暮れてまうよ?」
「はい!それではいってきます!」



こうして僕たちも町へ出発した。


後日、エリオのベッドの下からは『絶対領域ザ・ベスト』という本が出てきたとか……




side 士郎



現在、町をなのはと歩いているのだが………
なぜ凛と同じような格好なのだろうか?


「なのは、その服は誰が選んだのだ?」
「はやてちゃんが。ビビっとキター!って叫んでたよ。」


どんな感覚だ………



「それより、どうかな?変じゃない?さっきからすごく見られてる気がするんだけど……」
「変なことなどはないぞ。周りから見られているのは君が美人だからだろう。」
「そ、そんなことないよ!」
「……もう少し自覚を持ってもいいと思うぞ。」


その後、服屋へ行き、なぜかスーツを購入した。なのは曰く、


『絶対似合う』


だそうだ。だからと言ってあまり使わないものを買うというのはな………
もちろん普通の服も買った。


「そろそろお昼だね。」
「弁当は用意してあるぞ。」
「ほんと!?」


でも、女としてのプライドが……とか呟いている。


「なのは、女性だから料理が出来なければならない、ということはないぞ。」
「でも、ホントなら私が作ってきたかったの……」


最後の方はよく聞き取れなかった。しかしごねているのはわかる。


「まあ、近場に公園もあることだ。そこで昼食にしよう。」
「うん。」


そんなこんなで和やかなひと時を過ごした。



side フェイト



「それじゃ、どこに行く?」
「そうだな、まずは………」


で、向かった先はデパート。ランスは当てもなくぶらぶらするのが好きだとか。


「何か買わないの?」
「これといったもんがねえからな。強いて言えば釣竿くらいだが……」
「釣具店なら近くにあるよ。行ってみようよ。」
「へぇ………、じゃ、そこに行くか。」



釣具店に行ったランスは店のおじさんと色々と話していた。
で………


「いいのはあった?」
「ああ。オッチャンが気前良くてな。値引きしてくれたぜ。彼女の分と合わせて二本で安くしとく、ってな。」
「彼女?誰が?」
「フェイトが。」
「誰の?」
「俺の?」
「…………ええ!?」
「ま、オッチャンにはそう見えたらしいな。」
「そそ、そうだったんだ!」


か、かか、彼女だなんて………



「お、クレープ屋が来てるな。食うか?」
「え、う、うん!」
「じゃ、買ってくるから少し待ってろよ。」


そう言って行ってしまった。


「ふう……」


少し動揺しすぎだなぁ……………
そんなことを考えていた時だった。


「よぅ!お姉さん、一人?」
「暇なら俺らと遊ばない?」


二人組の男に声をかけられた。ナンパだろうか。


「いえ、人を待っているので………」
「固いこと言わないでさぁ!」
「楽しいコトしようぜぇ?」


そういって手を掴んできた。


「離してください!」
「めんどくせえなぁ。さっさと連れて行っちまおうぜ。」


こんなことをしていても彼らは一般人。管理局員として手を出すわけにはいかないし……



そんなときだった。



「おい、てめぇら俺の女に手ぇ出す気か?」
「あ?んだてめえ!」
「ほら、フェイト、行くぞ。」
「う、うん。」
「おい待てやコラ!」
「ああ?」


ランスが振り向いて彼らを睨んだ。その目の威圧感に、


「く……やっちまうか?相棒。」
「そうだな。先手必勝ぉ!」


二人組は殴りかかった。しかし、


「やめとけ、てめえらじゃ俺の相手にゃなんねえよ。」


片手で起用に二人の拳を止める。


「それとも、痛い目見てえか?」
「くそっ……………覚えてろ!」


ありきたりな捨て台詞で去っていった。


「大丈夫だったか?」
「う、うん……ありがと……」
「顔赤いけど、熱でもあんのか?」
「へ、へへ平気!何でもない!」
「そうか。じゃあほらよ。ストロベリーとチョコ、どっちにする?」
「え、えっと、ストロベリーで。」
「んじゃ、食うか。」


ベンチに座ってクレープと食べるが、落ち着かない。


(ランス、かっこよかったな………)


颯爽と現れて助け出してくれた。こっちが恥ずかしくなるようなことも言っていたが、素直に感謝している。しかし、こちらだけ恥ずかしい思いをするのは何だか悔しい。なので仕返しをすることにした。


「ねぇ、ランス。」
「どうした?」
「はい、あーん。」
「お、くれんのか。サンキュ。」


仕返しのつもりだったのに普通に食べるランス。


「もらったんだから返さねえとな。ほら、あーん。」
「あ、あーん………」


そして食べさせられた。すごく恥ずかしかった。これじゃあ仕返しになってない…………
そうして私だけ恥ずかしい思いをしてクレープを食べ終わった。


「さて、これからどうするよ?」
「もうすぐお昼の時間だし、ゆっくりお店探しでもしよっか。」
「そうだな、そうすっか。あ、それと。」
「なに?」
「あんま俺から離れんなよ。またナンパされるぞ?」
「も、もう!」


今日はからかわれてばっかだな……と思うフェイトであった。




side キャロ



「何だかほんとにのんびりだね~」
「うん。………キャロは、六課に来る前はこういうお休みとか過ごしてた?」
「実は……あんまりないかな。あっ、でもフェイトさんに遊園地とか水族館に連れて行ってもらったことはあるよ。」
「ほんとに?僕もそうだよ。」
「初めて遊園地に行ったときはホントに楽しくて、日が暮れた時に楽しい時間が終わっちゃうのが嫌で泣いちゃったんだ。」
「わかるよ……前日は楽しみで眠れなくて、終わった後はずっと寂しくて…………」
「うんうん!そうそう!」
「今だからわかるけど、フェイトさん、すごく忙しいのに、その合間に面倒見ててくれたんだな、って。」
「うん。」


そんな時、エリオ君のストラーダに通信が。



「やっほ~。そっちはどう?楽しんでる?」


相手はスバルさんだった。



「はい。まだ始めたばかりですが、何とか。」
「困ってることとかない?私たちが相談乗るわよ。」


ティアさんも通信に入ってくる。


「ありがとうございます。」
「おかげさまで、順調です。」
「そっちはどんな感じなの?」
「えっと、このまま公園で散歩。そのあとデパートを見て映画、って感じです。」
「あとは食事して、夕方に海岸線の夕焼けを見る、というプランを作ってもらってますので。」
「「はぁ?」」
「一個ずつクリアしていきます!」
「クリアって………」
「け、健全だね!」
「「はぁ……」」


何をがっくりしているんでしょうか………
ティアさんは『六課のカップルってこんなのばっかなのね………』と呟いていた。


「それじゃあ、困ったことがあったら連絡してね。街中での遊びの事なら詳しいから!」
「はい!」
「ありがとうございます!」
「それじゃ~ね~」


通信が切れる。


「スバルさんもティアさんも、優しいね。」
「そうだね。そろそろ僕たちも行こう。」
「うん!」




side なのは



今、私と士郎君は本日最大の危機に出会っている。


「なのはさ~ん!」
「サインくださ~い!」
「隣の男性との関係は~?」


私のファンらしき人たちに追いかけられている。



「なんでこんな目に………」
「全く、これでは休日もあったものではないな………仕方がない。すまん。なのは!」
「ふぇえええ!?」


いきなり謝ってきたので何事かと思ったら、お姫様抱っこされました。


「な!?」
「やはりそういう関係なんですか?」
「何としても聞きだす!逃がすな!!」
「「「「「おお!!」」」」」


(しっかりつかまっていてくれ。跳ぶ(・・)。)
(え?どういう……)


言葉の意味はそのあとわかった。
路地裏に入った士郎君は文字通り跳んだ(・・・)


「あれ?」
「消えたぞ?」
「こっちに小道がある!ここだ!」
「追うぞ!」



追っかけの人たちはいなくなった。



「ふう………む、すまん。今降ろす。」
「あ…………」
「どうした?」


もうちょっとだけこのままで……なんて思ってても言えない………
それにしても、士郎君の腕すごく逞しかったな………


「ん?………ああ。跳んだことについてか。飛行は法令で禁止されているが、跳躍は禁止されていないからな。」
「いや、それより…………どうやって降りるの?」
「あ………」


飛び乗ったビルは下に降りる階段がないタイプだった。
結局、抱えられて飛び降りました。



side ギンガ



今、私が来ているのはトレーラーの横転事故の現場だ。


「陸士108部隊のギンガ・ナカジマ陸曹です。捜査のお手伝いに来ました。」
「ご苦労様です。ナカジマ陸曹、事故の状況についてはご存知ですか?」
「いえ、横転事故、という事くらいしか……」
「ではこちらに。説明いたします。」


現場捜査官から聞いた話によれば、運転手の証言によると『何者かの攻撃を受けて、荷物が爆発した』との事だそうですが……荷物は食料品や飲料といった爆発などしそうにないものだ。
しかし、その中に気になるものがいくつかあった。


一つ目、生態ポットのようなもの。
なぜそんなものがあったのかはわからないけど……


二つ目、ガジェットの残骸。
爆発の原因はこれだろう。しかし、どうしてガジェットが……?




side スカリエッティ



「レリックを追跡中のドローン一型6機が撃墜されました。」
「ほう、局の魔導士にかい?それとも、あたりを引いたかな?」
「確定はできませんが、どうやら後者のようです。」
「そうか。早速追跡をかけるとしよう。」


ウーノと話しているとき、娘の一人が私のもとへ。


「ねぇドクター。それならあたしも出たいんだけど。」
「ノーヴェか。」
「ダメよノーヴェ。あなたの武装はまだ調整中でしょう?」
「本物が出たんなら直接見に行きたい。」
「そんなに焦らずとも、アレはここにやってくる。気長に待っていなさい。それに、彼ら(・・)が出てくるかもしれないからね。」
「………わかった。」


ノーヴェは戻っていった。せっかちな子だね。



「ドローンは様子を見てから出しましょう。妹たちの中から適任者を行かせます。」
「ああ。あとは、愛すべき友人にも頼んでおくとしよう。優しいルーテシア、聞こえるかい?レリックがらみだ。少し手伝ってくれるかい?」


さあ、楽しくなってきたねぇ。




side ???




下水道を歩く一人の少女。何かのケースらしきものを手に巻きつけられた鎖ともども引っ張って歩く。


「行かなきゃ…………」


彼女のたどりつく先はどこなのだろうか…………




side エリオ



「!!」
「エリオ君?」
「キャロ、今何か聞こえなかった?」
「何か?」
「ゴトッというか、ゴリッというか……」


あそこだ!あの路地裏!
そこに向かって駆けだす。キャロもついて来ている。



そこには…………




side 士郎



「全体通信……キャロからだな。」
「なんだろう?事件かな?」


なのはの表情が引き締まる。


「こちらライトニング4。緊急事態につき、現場状況を報告します。サードアヴェニューF23の路地裏にてレリックと思わしきケースを発見、それと、レリックを持っていたらしい小さな女の子が一人。女の子は意識不明です。指示をお願いします。」



ふむ、どうやらここから近いようだな。なのはもそう思ったのか、



「スバル、ティアナ。お休みはいったん中断。私と衛宮士郎三尉が一番近くにいるから、現場に向かいます。二人もすぐに向かって。」
「「了解。」」
「エリオとキャロ。君たちは彼女の応急手当てを。」
「「はい!」」
「こちらライトニング1と5。救護班の手配は私たちが行います。」
「「了解。」」
「部隊長。私と高町隊長の飛行許可を。」
「了解。持ち場を離れてる子たちはすぐ戻るように。レリックも、その女の子も安全確実に保護するよ!」



さて、現場に向かうか。


「行こう。士郎君。」
「ああ。」
「レイジングハート!」
「ソードワーカー!」
「「セットアップ!」」
[set up.]
[stand by leady.]



願わくば、穏便に済んでほしいものだ。 
 

 
後書き
日常?からのシリアス。


前半で出したなのはの服装。完全にノリだけでやった。反省してます。だが修正はしない!


次回は宝具だす……かも?



それでは~ 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧