サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
5章 消滅した筈の世界へ篇
5章 消滅した筈の世界へ篇 突然現れた少女のお願い前編
前書き
今回から新章です。
賛否別れると思いますが、よろしくお願いします。
そして僕達は無事に、勝つ事が出来てこちらに帰って来れたんだ」
直哉が語り終わった時それは起こった。
なんと直哉たちの船室に、突如見知らぬ少女が現れた。
「貴女は誰なの?」
「?私の名前は、真宮寺桜花ですよ、さくらお母様」
「「「「「えーー」」」」」」
桜花の答えに驚く6人だった。
「貴女本当に私の娘なの?」
「ええ、そうですよ、そして紫藤直哉さんの母親でもあります」
「「「「「「えええーーー」」」」」」
再び6人は驚いていた。
「本当に、君が僕の母さんなのかい?」
「ええ、そうですよ。しかしこのままだと紫藤直哉さんの存在が消滅しますが?」
「ええ、それはどういう事ですか?」
「簡単に言えば、貴方のお母さんが、この世界に来ないと言う事ですよ」
「この世界に来ない、貴方のお父さんと結婚しない事を意味してるので」
「それじゃあ直哉君は・・・」
「皆さん慌てないでください。今すぐ直哉さんが消える訳ではないんです」
「元々貴方達が住むこの世界は、真宮寺直哉君達の世界と私達の世界が干渉した為出来た世界なのです」
「「「「「「ええーー」」」」」」
「そんなにいちいち驚かないでください」
「「「「「「だって」」」」」」」
「だってもありません、元々私はこの時代から約20年後の世界から来た人間で、この世界の人間では、ありません」
「私の母親は、真宮寺さくらで、父親は米田健二と言います」
「「え、米田健二」」
直哉とさくらは、意外な人物の名前に驚いていた.
「お兄ちゃんとさくらさんは、米田健二という人を知ってるの?
なのはが直哉に聞く。
「そうか、しかし並行世界と言うのは、いくつあるんだ」
「無限だそうですよ」
「そうか、なら健二達の世界も、その内の一つなのか?大神」
「ええ、そういうことらしいですよ」
(ねえ、直哉君健二さんって、誰なんだろう?)
(多分二人の話を聞くと限り、僕達と同じ並行世界の人のことじゃないかな?)
「さっきなのは達に言わなかった所で、僕とさくらちゃんは、米田健二という名前を聞いた事があるんだ真宮寺直哉君の世界でね」
「やはりあなた達の世界にも、真宮寺姉弟の来訪があったんですね、だから私がこの世界に来れる様になったわけですね」
「え、それはどういう事ですか?」
「それを語る為に、まず直哉さんとさくらさんと、機動六課の皆さんには、私達の世界の事を知ってもらうために、今から行きましょう」
「「「「「「ええーーー」」」」」」
突然桜花の世界に行こうと言われ動揺する直哉達。
「ちょっと待ってくれ。僕達は、君達の世界が、滅んだと直哉君から聞いたんだけど?」
直哉が、桜花に質問する。
「ああ、その事ですか、大丈夫ですよ、滅びる時間には跳びませんから」
「それでは、皆さん行きますよ」
こうして、直哉たちと機動六課全員、強制的に桜花の世界に連行されていってしまった。
ページ上へ戻る