ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
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第二話 世界神秘紀行!!ルーマニアの奥地で吸血鬼に出会った
前書き
まだ原作じゃありません。更なる原作ブレイクです!!
-猫虐待集団の一件から4年後、ルーマニアの奥地-
「ん~~~~~~♪空気が新鮮で美味しいなぁ。」
夏休み、我らがイッセーはくじ引きで当てたルーマニア旅行券を利用して現在ルーマニア旅行を1人で満喫していた。え?10歳の子供だけで海外旅行なんて大丈夫なのか?そこはアレですよ・・・・ギャグ補正の一環と言うヤツです。ついでに言うとイッセーは現在9歳の時に宝くじで当てた3億を元手に株式やって300億まで資産を増やしその金で建てた家に現在生活しているとか・・・・・ギャグ補正スキルEX、恐ろしいですね
「どうせなら父さん達も呼べばよかったかもな。こんなに良い所だったからなルーマニアt」
ドォオオオオオオン
その時、喋ってる最中だったイッセーが何かによる攻撃を受けるのであった
「死んだか?」
「当たり前だろ?下等な人間のガキが我等吸血鬼の攻撃を喰らって生きているわけg「ちょっとオッサン達?いきなり何すんだよ?」!!?な、何だと!!!!?」
突如聞こえた声に驚いた様子で声がした方向を向くとそこには〝無傷”のイッセーが立っていた
「ば、馬鹿な!!?人間風情が我等吸血鬼の攻撃を喰らって生きているだと!!!!?」
「なぁ聞いてんの?いきなり攻撃するとかどういう神経してるんだよアンタら?」
「黙れ!!!下等な人間が我等吸血鬼の領域に入り込んだのだ、殺して当然だろう!!!!」
「やれやれ、そこで謝罪すれば穏便に済ませたってのに・・・仕方ねえな。鼻毛真拳奥義〝スーパーフラッシュ”!!!!」
そう叫びながらイッセーは電気スタンドの光を吸血鬼達に向ける
ピカァアアアアアアアアッ
「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」」
そしてその光をもろに喰らった吸血鬼達は呆気なく灰になるのであった
「さ~てと、これは俺に対する宣戦布告と取るべきだよな?てなわけで・・・・行くぜ行くぜ行くぜぇええええええええ!!!!!」
そう叫びイッセーは奥へと走って行くのであった
「我等吸血鬼の領土に侵入した人間のガキ一匹を始末するのに何を手間取っているんですか貴方達は!!!?」
ツェペシュ派の城内で彼、〝マリウス・ツェペシュ”は下っ端吸血鬼にそう怒鳴りつけるのだった。先刻、吸血鬼の領土に入り込んだ人間の子供が暴れているという知らせがあったが最初マリウス含めた王家の者達はすぐ始末されるだろうと気にも留めなかったが始末するどころか逆にこちらがやられまくりな状況に陥っているのだった。しかし問題はそれだけじゃない。彼等吸血鬼側の被害についてだが最初に殺られた2名の後の者達は一体何の意味があるのだろうか戦闘不能にした後頭の毛を1本残らずぶち抜くという凶行を行っているとのことらしい
「(たかが人間のガキ風情に此処までやられるなど・・・・我々吸血鬼の面子が丸潰れじゃないか!!!最早楽には殺さないと思えよ人間!!!)」
マリウスが心の中でそんな事を考えていたその時
「急患だ急患だ!!!」
ドゴォオオオオオンッ
バキィッ
「ガハァッ!!!!?」
「マリウス様ぁああああああああああああ!!!!!!!!?」
突如壁を破って救急車が突っ込んできてマリウスを思いっきり跳ね飛ばしたのであった。そして後部ドアから2匹のクマが担架に乗せられたオレンジ色のトゲが何本も生えた生物を運び地面にそっと置くのであった
「すぐに手術の準備を!!!」
「大丈夫ですかマリウス様!!!?」
「先生!お願いします!!」
「うむ。」
「アレは・・・・報告に遭った侵入者のガキ!!!?てか先生って・・・・・医者なのか!!!!?」
仰天する下っ端吸血鬼の視線の先には手術する時の医者の恰好をしたイッセーが立っていたのだった
「怖いよぉおおおおおお!!!!!!手術怖いよぉおおおおおお!!!!!」
担架で横になっている生き物がそう叫んだ次の瞬間
「麻酔!!!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガッ
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
「「えええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!?」」
何とイッセーは麻酔と称してその生物にミニガンの弾丸をぶち込んだのであった
「ではこれより手術を始めます・・・・・・・・ドリル!!」
サッ
「メスじゃなくて!!!?ていうか治せるのそれで!!!!?」
下っ端吸血鬼のツッコミはスルーされたのであった
-10分後-
「・・・・・・・・これが・・・・・俺・・・・・・・」
オレンジの生き物・・・・・〝首領パッチ”は鏡に写る自身の姿を見て言葉を失っていた。まぁそれもそうだろう・・・・・・体の殆どがサイボーグになっているのだから
「手術は成功です。」
「先生・・・・・・・」
クルクルクル・・・・・・・ブゥウウウウウウウンッ
「あ!僕のプロペラ!!待って~僕のプロペラ~!!!プロペラ~!!!!」
首領パッチの頭から飛び出したプロペラはそのままマリウスの頭の上に乗っかるのであった
「・・・・・・おのれぇえええええええええええええええ!!!!!!!!!!下等な・・・・劣等種でしかない人間のガキ風情がこの私を此処までおちょくりやがってぇええええええええええ!!!!!!!殺す!殺してやるぞぉおおおおおおおお!!!!!!!!」
完全にブチ切れたマリウスがイッセーに魔力弾を放とうとするが
「鼻毛真拳奥義〝マヨネーズ戦争勃発”!!!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
それより早く放たれたイッセーの鼻毛真拳の直撃を受けそのまま塵と化すのであった
「マ・・・・マリウス様が・・・・・ヒィイイイイイイイイイイ!!!!!!!」
下っ端吸血鬼はちびりながら逃げていくのだった
「いやぁ~何時の間にか建物に入ったみたいだな。」
「おいイッセー、この窓から外の景色が見れるぞ!!!」
「どれどれ・・・・・おお!!」
首領パッチに促され外を見たイッセーの目に映ったのは
「ギャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!俺の毛がぁああああああああああああああ!!!!!!!」
「や、やめてくれぇええええええええええええええええ!!!!!!!!!」
「ハーハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!貴様ら純血種に虐げられた我々混血の怒り思い知ぇええええええええええええええええええ!!!!!!!」
純血の吸血鬼達が混血の吸血鬼達に毛狩りをやられている光景であった
「すっげ~よなイッセー!!ってアレ?お~いイッセー、何処に行ったんだぁあああああああ?」
「此処にいるぜ首領パッチ。」
「お前どこ行ってたんだよ・・・・・って誰そいつ?」
首領パッチがそう言って指さした先にいたのはブロンドの髪をした少女であった
「ああ、ちょっとこの辺回ってたら何か檻っぽいとこに閉じ込められていたんで助けたのさ。」
「へ~。」
イッセーの答えに鼻くそほじくりながらそう返す首領パッチであった
「あの・・・・・・私これからどうすれば?」
「そうだな・・・・・・取り敢えず一緒に来るか?此処にいるよりは安全だと思うし。」
「そ、それじゃあお言葉に甘えて。」
ヴァレリーの返答に満足したイッセーは彼女を背中におぶり両腕を広げ両手をパタパタ動かして空を飛び自身が宿泊するホテルへと向かうのであった。無論、首領パッチと共に手術をしたクマ達も同様に飛んで行くのであった。その後、吸血鬼勢力のツェペシュ、カーミラ両派が何者かによって壊滅状態となりこれまで虐げられてきた混血達が新たな支配者になったという知らせが各勢力に伝わり騒ぎになるが・・・・・イッセーは特に気にする事無く数日後保護した少女・・・・〝ヴァレリー・ツェペシュ”を連れて日本に帰国するのであった
後書き
今回は此処までです!!これで吸血鬼編は無くなったわけですね・・・・・そして此処でまさかの首領パッチ登場となったわけです!!それでは次回もどうぞお楽しみに!!
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