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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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紅蘭とマリアとフェイトの帰還・・・そして意外な来客後編2

山口が帰った後の帝劇では・・・

「成る程、君が3人目の魔道師だったとは」

「それはうちも同じや、お兄さんとお姉さんが、フェイトちゃんやなのはちゃんのこの世界での、家族になってるだなんてな」


「シグナム、ヴィータうちらは、どないしょ」


「確かに、主たちのクローン達がこの世界で本格的に動けば、なのはや、フェイトだけでは、厳しいでしょうね」

「それは、僕達も痛感させられたよ前回の闘いの時に」

「・・・兄さんごめんなさい」

「おいおい、フェイトが悪いわけじゃないんだから」

「でも・・・」

「いいかいなのはも、フェイトも、ここにいるはやてちゃんも、はやてちゃんの守護者の方々も、皆管理局の無茶に付き合わされてここに来た人たちだからね」

「誰が悪いわけでもない、僕達だって生きていくのに、動物を殺して食べるだろう、それと同じさ」

「わかりましたお兄さんうちらも協力します」

「ありがとうはやてちゃん」

そして、はやてとの話し合いが終わり、はやてたちも帝劇に泊まった。


翌日・・・

直哉とさくらは、山口との約束の為帝劇から出て行くのを大神に見られた。

「あれは直哉と、さくら君か、くそあの二人どこに行く気だ、よし紅蘭を連れて追いかけよう」


そのころ直哉達は・・・

「「遅くなりました山口さん」」

「いやいや時間的には、大丈夫だ予約の時間までには」

「さてぼちぼち行くとするかの?」

「「はい」」

三人は、料亭の中に入り、店員さんに予約していた部屋に案内されたのだった。

店員に案内された三人は、部屋の中に入ると、さくらが直哉に聞いた。

「ねえ、直哉君。山口さんてどんな人なの?こんな高級料亭の予約が取れるなんて」



そのころさくら達を尾行していた大神達も高級料亭に着いた。

「どうしょう紅蘭ここ俺たちじゃあ入れない料亭だぞ」

「そんなことうちに言われても打ちは、大神はんに付いて来てと言われたからきたんやけど」

「しゃーないな、あの手で行くしかないわな」

そして、紅蘭と大神は、料亭潜入作戦を実行したのだった。

そのころ直哉さくらは・・・


「えええーー山口さんて、あの海軍大臣の山口さんなんですか?」

「いかにもわしが、海軍大臣の山口和豊じゃ」

「ねえ直哉君私たち、海軍大臣とこんなにフランクな会話をして、大丈夫かな?」

さくらは後々のことを考えて、怖がっていた。


「大丈夫だよ、さくらちゃん山口さんは、父さんの友人だから」

「そうじゃよ、卓の息子に帝国華撃団に行かせたのはわしだしの」

「それに卓の頼みでもあったからの」

「そうだったんですね」

3人がそんな話をしていると、芸者に変装した。紅蘭と、余り変装出来てない大神が部屋に入って来た。


「おこんばんは、紅やっこどす」

「神やっこどすよろしゅう」

そして直哉たちは、暫く芸者に、変装した大神達と遊んでいたが、黒鬼会の襲撃が起きて、料亭は、あっという間に、火事になった。


「ふふいいですね人は燃える瞬間を見るのは」

火車は優越感に浸っていた。

「直哉君とさくら君は、山口さんを安全な場所へ連れて行ってくれ」

「でも紅蘭が」

さくらは紅蘭を、心配して動こうとしなかった。

「大丈夫だ!!さくら君紅蘭は、俺が連れ戻して来る」

「大神さん・・・」


「大神さん」

「なんだ?直哉」

「紅蘭の火事に対するあの反応は、異常なので、注意してください」

「ああ、わかった」

「山口さん僕たちは、脱出しますよ」

「ええ」

「そのほうがいいのう」

そして、三人は脱出するとそこに、黒鬼会五行衆の一人火車が現れた。

「おやおや今回のターゲットが、まだ生きてますね」

「お前は誰だ?」

直哉が目の前の男に、名前を聞く。

「私は、黒鬼会五行衆の一人の火車」

「私の目的は、あなた方三人の命を奪う事です、覚悟してくださいね」

「出でよ、私の魔装機兵、五胡よ」


火車は、自分の魔装機兵を召還して、直哉とさくら、山口を集中的に狙っていた。

「さくらちゃんこのまま、一緒に逃げるより別々に逃げよう」

「でも・・・」


「うむ、そうじゃのそれが、今わしらに出来ることかも知れん」

「それにもうすぐ皆が、来てくれるからさ」

「わかったわ」

「直哉君無茶しないでね」

「ハッハッハ別れて、逃げても無駄ですよ、出でよ魔道兵器よ」

!!「何だと、何故お前達に動かせるんだ」

「その事を簡単に教えるわけないでしょう」

「大神君、紅蘭、さくら、直哉君は急いで、量子甲冑に乗って」

「「「「はい」」」」」

「フ、まあいいでしょう、出でよ脇時よ」

火車は改めて、帝国華撃団花組と戦う準備をした。

そして戦いは、脇侍を全滅させた帝国華撃団だったが、火車は不敵に笑うのだった。


「はっはっは」

「何が可笑しい火車?」

大神が火車に問いかける。

「いやあなた方が待ちの住民を避難指せた、あの場所には、予め爆弾がセットされていましてね、この起爆装置を作動させればどうなるか?わかりますよね」

「クッ卑怯だぞ」

「なんちゅう奴や」

大神と紅蘭が、それぞれ火車に向かって言う。

火車は勝利の余韻に浸り、油断していた。だがその時一発の銃弾が、火車の持つ起爆装置を貫き、起爆装置は爆発した。


「あれは?マリアさん」

直哉はそう思ったが、火車を倒す事を優先した。

「なっ!!」

「さくらちゃん、大神さん今です」

「狼虎滅却・天地一矢」

「「破邪剣征・桜花天舞」」


二人の必殺技が火車の魔装機兵五胡を貫いた。


「馬鹿なこの私が、負けるとは、許さんぞ貴様等」

そう言って、火車が、撤退すると同時に、マリアが姿を現わした。

その直後、なのはのクローン体であるシュテルが現れ、フェイトもそのタイミングで現れ、二人で、暫く戦っていたが、シュテルは撤退していった。

そして花組全員での勝利の・ポーズを決めて帝劇に戻った。


翌日、帝国華撃団花組は、山口の正体を知り、皆大慌てだった。





 
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