サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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紅蘭とマリアとフェイトの帰還・・・そして意外な来客後編1
大神が陸軍大臣京極の取巻きと一悶着を起こしている頃フェイト、新次郎と少し離れた所で、双葉が二人を見ているという状況が続いていた。
「ほらほらフェイトお姉ちゃん捕まえてごらんよ」
「危ないよ新次郎君」
その時、新次郎は気がついてなかった、自分の近くで八神はやての乗る車椅子の存在に」
「うわあ」
「きゃああ」
「君大丈夫かいな?」
「イテテ、ごめんなさい、お姉ちゃん」
「新次郎君大丈夫?・・・あああ・・はやてーーー」
「え、・・・・フェイトちゃんやないかーー、フェイトちゃんもこの世界に来てたんか?」
「そうだよ、なのはも来てるよ、なのはと私は、今大帝国劇場で暮らしてるんだ」
「やはりなのはちゃんも来てたか、フェイトちゃん教えておくわ、私の夜天の書この世界に来た時、既に闇の書に戻ってるや」
!!「何故そんなことに?」
「うちにもわからん、只何れ、あの戦いがこの世界で再現されるのは確かや」
「わかったよはやて」
「お姉ちゃん達友達なの?」
「そうなんよフェイトちゃんなあ」
「そうだよ、新次郎君」
「ならお姉ちゃんも僕達と行こうよ、お姉ちゃん」
「そうやね、そうさせてもらうわ」
そして、フェイト達は大帝国劇場に戻った。
大帝国劇場・・・
「あ、フェイト皆さんお帰りなさい。食堂に夕食がありますのでどうぞ」
「母さん行こう?」
「はいはい」
「それで、何ではやてちゃんがここにいいるの?フェイト」
「ねえさん兄さんいます?」
「今は支配人室にいるわよ、来客中だけど」
「そうですか」
時は遡りフェイトたが戻る前の支配人室にて・・・
「山口さん今日はどうしてこちらに?」
「ああ、直哉君、今日は君達に護衛任務を頼む為にやって来た」
「護衛任務ですか?」」
「ああ、私のほうで、掴んだ情報では、どうやら黒鬼会が、次のターゲットにしているようだ」
「やはりですか」
「やはりとは、それでは君も?」
「ええ、先々月の米田支配人の狙撃で失敗したせいで、我々を兵糧攻めに切り替えて、先月は融資してもらってる神埼重工を襲撃してきましたからね」
「なるほどな今回は帝国華撃団の後ろ盾の私の番と言うわけか?」
「ええ、そういうことでしょうね、しかしどうも黒鬼会の動きが、どことなく軍に似ているですよね」
「君も、そう思うか?米田君も、私もそう思っている」
「失礼しますお茶をどうぞ」
直哉と山口が話していると、さくらが、お茶を運んできた。
「ありがとうお嬢さん、お嬢さんもしかして、真宮寺一馬のお子さんかな?」
「え、お父様を知ってるんですか?」
「やはりそうなのか、彼とは所属の軍は違うが、降魔戦争後に彼の事を知って、米田君と交流するようになったのでね」
「そうだったんですね」
「それでは失礼します」
さくらは支配人室を出て、食堂に行こうとしたらフェイト達が戻って来た。
現在支配人室・・・
「山口さん護衛の件は、山口さんの考えているプランで行くとして、誰が行けばいいんですか?」
「君達二人に頼みがある。君達二人、明日料亭についてきてくれ」
「それは僕とさくらさんと言うことですか?」
「ああ、そうだ」
「分かりました。彼女に伝えておきます。山口さん」
「ああ、頼むそうそう一人くらい人数は増えてもわしは構わんからな」
「え、それは・・・コラフェイト盗み聞きは駄目じゃないか」
「兄さんごめんなさい」
「まあまあ直哉君聞かれて悪い話は、終わってるしな」
「で、・・ですが」
「まあそんなわけだから明日は頼むよ」
山口は、そう言って帝劇を去った。
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