サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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間章 並行世界篇 最終回 元の世界に戻るために・・・
2組の帝国華撃団は、協力し魔城江戸城攻略する事にしたのだが、なんと今回は翔鯨丸で一気に天守閣には行けなかった。
「仕方がないです、大神さん地上から行きましょう」
「それしかないか」
1階・・・
「久しぶりだね帝国華撃団」
「お前は、刹那」
「さて二人のマリア・タチバナ僕と遊んでもらうよ」
そう言って刹那とマリアたちの間に密閉空間が出来た。
大神と直哉たちは、刹那はマリア達に任せ、2階に上る。
「「待っていたぞ、帝国華撃団」」
「貴方達は、ミロクに叉丹」
さくらが自分たちの前にいる者の名を言う。
「「隊長ここはあたいたちと、私達に任せてください」」
「カンナ、すみれ君」
「どうやら我等の相手が、決まったな」
「そのようじゃの」
そして密閉空間になる。
3階・・・
「ようきたの、帝国華撃団、大神一郎」
お前は天海!!」
「余は貴様と戦いを待っていたぞ、さあ闘おうぞ」
天海がそう言うと、密閉空間に変わり始めた。
密閉空間が出来る直前・・・
「「直哉君、直哉お兄ちゃん。お兄ちゃんの事は、私と紅蘭でサポートするから先に行って」」
「「アイリス」」
そして、密閉空間が出来上がった。
天守閣・・・
仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。
「何故貴方がここに・・・」
「まさかこんな事が・・・」
「久しぶりだな、直哉」
「お久しぶりです。さくらさん」
「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」
「え、あの子母さんと同じ名前だ」
「直哉、さくら教えてやるよ、俺達が、お前達の倒す敵なのだ」
そういって、健二と桜花と名乗る男女は、双武弐式に乗り込み直哉とさくらに襲い掛かった。
「「・・・」」
「直哉君避けるんだ」
「さくらさん回避してください」
紫藤直哉とさくらは、真宮寺姉弟に呼びかけるが、反応が無かった。
その間双武弐式は、真双焔武に襲いかかろうと近づく。
「チッこのままじゃ、さくらちゃん」
「うん、直哉君」
桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。
「二人をやらせるわけには、行きません」
「誰だお前たちは?桜花やりなさい」
「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」
「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」
双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。
「大丈夫?さくらちゃん」
「うん、直哉君」
桜武は、立ち上がったが、真双焔武はまったく動かなかった。
「クッ二人は気絶している。さくらちゃん僕達でやるしかない」
「うんなんとか、やってみるよ、直哉君」
「フン、関係ないお前達が何故立ち上がる?」
「友達を助けるのに、理由がいるのか?」
「友達だと、笑わせるな。一応名前を聞いておこうか」
「紫藤直哉」
「紫藤?あ、お父さんこの人私の分身体の息子ですよ」
「何だと!!いい事聞いた、紫藤直哉よ、私達を倒すという事は実の母親を殺す事になるのだぞ」
「何だって!!」
直哉は驚いていた。
「そんな事が・・・」
「さあ、直哉私を倒せるなら倒して、自分の母親である私を」
桜花は、直哉とさくらを挑発する。
「直哉君如何するの?」
「大丈夫さくらちゃん僕は、あんな戯言を僕は信じてないから」
「ほうなら、私たちを倒すというのだな?」
「ああ」
「やってみるがいい!!」
その時、奇跡が起きた。何と死んでいるはずの直哉の両親が姿を現わした。
「直哉よく、私のオリジナルの誘惑に負けませんでしたね」
「母さん」
「流石だな直哉」
「父さん」
「さくらさん。お久しぶりですね」
「はいおば様」
「これからも直哉の事をよろしくね」
「直哉俺たちは桜武と共にお前たちと共にある」
「だから俺たちの事は気にするな」
「私のオリジナルを眠らせてあげてください」
そう言って、二人は消えた。
「行くよさくらちゃん」
「うん直哉君」
その時直哉と、さくらの霊力爆発的に、膨れ上がった。
「何だその霊力の強さは?」
「お父さんこれ以上は危険です」
「破邪剣征・桜花爛漫」
「破邪剣征・桜花天昇
桜武と双武弐式の必殺技のぶつかり合いで、勝ったのは・・・。
「馬鹿な俺達が消滅するのか?」
勝ったのは、桜武だった。
桜武が勝った事で、各階に復活していた敵も消滅していった。
そして、魔城江戸城も消滅し、二つの帝国華撃団にも別れの時がやって来た。
「直哉さん、皆さん今回は本当に、助かりました」
「僕達も楽しめたよ、しかし江戸城内での記憶が一部消えてるけどね」
「そうですか」
それじゃあ僕達は行くよ、じゃあね直哉君」
「はいそれではまたです。直哉さん」
そして直哉たちは、もとの世界に戻った。
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