サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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奪われた魔神器そして・・・目覚める最終兵器
鹿撃退後・・・
「くそ一体あやめさんに、何があったんだ?俺たちの敵になるなんて」
「そもそも何で、直哉は、迷い無くあやめさんを撃てたんだ?俺でも撃てなかったのに」
「直哉君大丈夫?」
「ごめん、さくらちゃん。ちょっとこのままにさせて」
直哉は、さくらの背中を借りて、泣いていた。
「直哉君、我慢しないでね。思いっきり泣いていいから」
「・・・うんありがとうさくらちゃん」」
支配人室・・・
「そうかやはり、大神ではあやめ君を撃てなかったか、直哉には、嫌な役をさせて、すまなかったな、さくら」
「いえ、私も直哉君の気持ちを、尊重しようと決めてたんで」
「そうか・・・」
「確かに、あやめさんの人としての最後は、直哉君の銃弾かもしれませんが、あやめさんは恨んでないと思うです」
「そうあって欲しいものだな」
そのころ東京湾では・・・
二人の叉丹が、魔神器を使い東京湾の地下に眠る聖魔城の封印を解き放った。
「これでいい、しかし聖魔城の完全復活まで多少の時間が必要となる。そこで、降魔牒富もう一人の俺よ、帝国華撃団を足止めしろ」
「「了解」」
そしてもう一人の叉丹と蝶は、帝国華撃団をおびき寄せる為だけの破壊活動を始めた。
暫くして・・・
「帝国華撃団参上!!」
「来たわね、帝国華撃団。私と叉丹様が相手をするわ」
「お、お前はオカマの蝶」
「誰がーーーオカマじゃーーー」
「誰もが見てもそういう返しするから、そう言われるのにね、さくらちゃん」
「そうだね、直哉君」
直哉とさくらは、大神と蝶の掛け合いを聞いて、そう思った」
「行くぞ、葵叉丹貴様を倒し魔神器を取り戻す」
「貴様に、それが出来るかな、大神一郎よ、出でよ我が魔装機兵神威」
「出てきなさい。紫電不動、降魔達よ」
蝶が、下級降魔を大量に召喚した。
そして、戦いが始まった。
「これで終わりだ蝶、狼虎滅却・無双天威」
「いやああ。こんな男に殺されたくないわ、できる事なら貴方達に殺されたいわ」
そう言って蝶と、紫電不動は桜武に、近づき懇願する。
「どうするさくらちゃん?」
「いいわ、希望を叶えましょう、行くわよ直哉君」
「了解さくらちゃん」
「「破邪剣征・百花繚乱」」
「そうこれよ、これこそ私がやられるべきの技よーーー」
蝶は、自己満足して爆死したのだった。
「なんだか変な空気になったが、続けるのか?叉丹」
「そうだな、時間稼ぎも十分だろう、一度撤退するとしょう」
「時間稼ぎだと」
「ではさらばだ、帝国華撃団」
叉丹が撤退直後、帝都全体に地震が起きて、地震が収まると、東京湾上に現れたのは、降魔の城聖魔城だった。
「何なんだあれは!!」
大神が驚きの声を上げていると、何処からか、葵叉丹の声が聞こえてきた。
「見るがいい、愚かな人間共よ」
「貴様らの時代は終わった。この霊子砲を以って、全てを無に還してくれるわ、帝国華撃団よ、お前達人間に、残された時間は12時間だ」
そして、叉丹の声は消えた。
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