サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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再会と仕事交換
翔鯨丸内通路・・・
「お疲れ様です直哉司令」
「あ、マリアさんお疲れ様です」
「司令は凄いですね、あの脇侍が、影と気が付くなんて」
「いえいえ、僕も気が付きませんでしたよ、さくらさんのヒントが無ければね」
「あらそうでしたの」
「さくらちゃんありがとうね」
「私も、直哉君がいたから今日は勝てたと思ってるよ」
直哉と花組が、そんな話をしている中で、大神は考えていた。
(確かに今回は、直哉が現場にいたから、敵の策略を気づけたのは確かだが、司令が前線に出るのは、如何なのだろう?)
そして花組全員が艦橋に入ると、女性の声が聞こえた。
「お疲れ様。大神一郎少尉」
「え、貴女は?」
「私は、帝国華撃団副司令の藤枝あやめです。宜しくね大神君」
「はい、よろしくしましょう」
「あかん大神はんには高貴な花やで」
「お兄ちゃんデレデレしてかっこ悪い」
「そうですわ、直哉さんを見習いなさいな」
「ねえ直哉君、直哉君も大神さんみたいにしても良いよ、我慢しなくても」
「ありがとうさくらちゃん。でも大丈夫だよ、僕はさくらちゃん一筋だからね」
!!
「大神君隊長には瞬時の判断力が求められます。今回は司令が同行していたので、今回は何とか出来ましたが、今後は今回のような事は、無いようにしてください」
「了解しました」
天海との戦いから数日後・・・
支配人室
「これを本当にするんですか?大神さん」
「ああ、支配人をこの舞台の期間中だけさせてくれ頼む」
「でもこの演目大神さんのオリジナルですよね?」
「ああ、そうだがそれがどうかしたかい?」
「そういうことならば、大神さんに総合演出もしてもらわないといけませんね」
「で、自分が、その間モギリをすれば良いんですね」
「ああ」
「わかりました、1週間後の3連休に、特別公演を開きましょう」
「ありがとう直哉」
2階サロンにて・・・
「そう言うことで、1週間後特別公演を開く事になりました」
「「「「えーーー」」」」
「いきなりすぎますわ、直哉さん」
「ええ、本来ならシンデレラ公演まで予定を入れてませんでしたが、どうしても大神さんが、自分の考えた舞台を、して見たいということで、その期間中大神さんが支配人をする事になりました」
「「「「えーーーー」」」」
またしても直哉の言葉を聞いたさくら達が驚く。
「それで直哉君大神さんが支配人してる間何するの?」
さくらが心配そうに、聞いてくる。
「僕はその間モギリをするけど?」
!!
「「「「それだけはやめて」」」くださいな」
直哉は4人が急に近づいたので驚いて倒れた。
「あたた、皆痛いよ」
「そうだ直哉お兄ちゃんアイリスもモギリして良い?」
「ええーー」
「あらいいですわね、直哉さん私もモギリ経験したいですわ」
「まさかマリアさんもですか?」
直哉の問いに、静かに頷くマリアだった。
「直哉君私もしたい、直哉君にだけもぎりなんてさせられないから」
「わかりました会場後の少しの間ですが花組5人でモギリを経験してくれますか?」
「「「「「はい」」」」」
こうして特別公演の準備が始まった。
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