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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】

作者:Bloo-D
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転生
SCENE1
  第1話

 
前書き
少しごちゃごちゃがあると思いますがご了承下さい。 

 
ここは“救世主(セイヴァー)”を育成する亜鐘学園。ここに通う生徒の1人が、本作の主人公の灰村 諸葉である。


≪ドカーンッ‼︎≫
この時の亜鐘学園は、ドラゴンの姿をした異端者(メタフィジカル)の攻撃を受け、灰村達が所属する学園の実戦部隊がこれと応戦していた。


≪ドカーンッ‼︎≫
『……。』
異端者はあまりに強力な為、実戦部隊の大半は手も足も出ないでいた。

(※以降は、出来るだけ諸葉視点で行きます。)

ーーーーーーーーーーーーーーー

諸葉「うおぉおおお〜〜‼︎」
≪ズバッ…ズバッ…ズバッ‼︎≫
 ̄俺はそんな中、みんなを守ろうとたった一人で異端者に立ち向かい、必死になって剣を振るって攻撃を捌いて行く。 ̄

諸葉「くっ‼︎」
≪カンカンッ‼︎≫
 ̄だが、幾ら俺でもたった一人では難がある。
俺一人では、みんなが避難するのに時間を稼ぐだけで精一杯だ。 ̄

ーーーー

サツキ「兄様‼︎」

静乃「諸葉……。」

レーシャ「兄……。」


 ̄俺が前世で会ったサツキと静乃,更に俺が救ったエレーナことレーシャが心配そうに俺の事を見ている。 ̄
(諸葉がレーシャを救った話については省略します。)

 ̄彼女達は異端者の攻撃で負傷し、今は充分に距離を置いて地面にうずくまっている。 ̄

ーーーー

諸葉「……。」
-このままじゃみんなが危険だ。けど、相手はとても強い。どうする…どうする……。-
 ̄俺は悩んだ。サツキ達に危険がおよぶ前に、異端者は倒さなきゃならない。けど、当の異端者はとてつもなく強い。 ̄


諸葉「……。」
-……仕方ない、俺の全身全霊を持って倒すしかない‼︎-
≪パァッ‼︎≫
 ̄そう心で呟いた俺は全身を通力(プラーナ)で纏い…、 ̄
諸葉「綴る‼︎」
 ̄指先に魔力(マーナ)を集め、スペリングを始めた。 ̄

≪シュルルルル……バチンッ…バチンッ……‼︎≫
諸葉「……。」
 ̄スペリングの間、俺は異端者の攻撃を何度も受けて全身に傷が付いたが、そんな事には目もくれずにスペリングを続ける。 ̄


数分後、炎の第6階梯暗術“紅蓮地獄”が完成。同時に、光技“玉兎”を発動して異端者に襲い掛かる。

諸葉「喰らえぇええ〜〜、"不動明王(アチャナタ)"‼︎」
 ̄スペリングを終えた俺は、“紅蓮地獄”を剣に籠めて異端者に斬り掛かった。 ̄


≪グオォオオ〜〜‼︎≫
攻撃は見事に異端者に命中し、異端者は炎に焼かれて消滅した。

ーーーー

諸葉「はぁ…はぁ……。」
-終わった…な……。-
 ̄そう呟いた俺は意識が遠退いた気がした。まるで、死者の世界に向かうような感じだった。 ̄

諸葉「……。」


その後諸葉は意識を完全に失った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方、異端者が消滅した事で実戦部隊のメンバーの大半は歓喜に包まれたが、その直後に騒然となった。
諸葉「……。」
何故ならば、異端者との闘いで活躍した諸葉が起きないからだ。
闘いの後、諸葉はすぐにサツキ達の手により発見されたが、当の本人は目を覚まそうとしない。
サツキが無理に起こそうとしても、静乃が諸葉を起こすと言う名目で額にキスしても、レーシャが抱き付いても(すぐサツキに引き離された。)、諸葉の意識は全く戻らない。

サツキ「兄様、どうして……。」
斎子「心配すんな、こういう時は……」
迅「すぐ医務室に運ぶんだ、一刻の猶予もない、急げ‼︎」
『はい‼︎』
斎子「……。」
サツキは目を覚まさない諸葉を見てショックが隠せなくなった。
斎子がサツキを元気づけようとしたが、彼女の企みを見抜いた隊長の迅の指示で、諸葉は医務室に運ばれた。

_________________________

諸葉「……。」
その頃諸葉は、不可思議な空間にいた。周りは宇宙空間にいるような風景だが何処か違う。

諸葉「ここは…一体……俺は………。」
 ̄俺は己に何が起きたのか思い出そうとしたが、何故だか思い出せない。何故ここに居るかも、思い出せない。 ̄

 ̄唯一思い出せるのは…、 ̄
諸葉「諸…葉……、俺の…名前……。」
 ̄自分の名前、と前世の記憶ぐらい。けど途切れ途切れで全然わからない。
現世の記憶に近いものは一応あるものの、どこかかすんでいてよくわからない。 ̄


すると…、
≪パァ〜〜ッ‼︎≫
突如現れた光が諸葉に覆い被さり、その光は流れ星の様に空間を横断して行く。

やがて諸葉はある1つの世界に辿り着いた。
その世界こそ、話の舞台となる世界《ルミナシア》である。

_____________________

灰村 諸葉の冒険が今、始まる。 
 

 
後書き
最初なので、あえて文字数は少な目にしました。
次回の公開は未定ですが、遅くても来月末辺りまでに公開の予定で行きます。 
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