~転生者物語~緋弾を守りしエネイブルと黒き白夜叉
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原作前 SBG編
1弾 ストロング・バトル・グランプリ!! 良い予感が全くしない件について!!
前書き
天照[本当にするのですか?]
???[するんじゃねぇ、やるんだ]
天照[しかし……]
???[大丈夫だ。 俺を誰だと思ってるんだ?]
天照[クスッ。 ほんとですね、頑張って下さいね月詠]
追伸
ほぼほぼ説明回です。
8月12日 神界グランプリ
[す~~……レディィィスアンドジェントルメェェン!! さぉさぁさぁとうとう始まりました。 ストロング・バトル・グランプリ、この大会は殺しありの狂喜のグランプリ!! 強者どもよ……存分に力を振り絞り、殺しあってくれぇぇぇぇぇ!!]
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! あ~うるせ。 そんなに暇なのかねぇ~神様たちは、こんなグランプリを開くほど。 てかhidezaruのりのりだな。 あっ!! こんにちは、坂田飛鳥だよ~。
[そ~れ~で~わ~。 いままで秘密にしていた、参加者達の紹介といこうかぁぁぁぁ!!]
うぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!! あ~以下略。 ちなみに紹介といっても俺達が出てきて(  ̄ー ̄)ノじゃない、hidezaruがパソコンで書いた画像で紹介されるらしい、ポーズはhidezaruが考えてるらしい。
まぁへんなポーズじゃなきゃ俺はいいけど、ジルや葉川は気が気じゃ無いんだってよ。
[エントリーナンバー1 返り血で黒に染まった刀で何を守り、何を斬るのか? 白夜叉と言われた坂田銀時の子孫。 黒き銀獅子 坂田飛鳥ぁぁぁ!!]
そして俺の画像が空中に表れた……が、
(大量の死体の上に血で染まった木刀を持って背中を向けてる俺……真実味が有りすぎるだろ)
武偵法は守るべきだけど、正直足枷にずぎないよな? ほんっとお堅いよ、原作よりはましだけど。 例外として宇宙指名手配犯と危険度S━━高杉はここ二つに入る━━は殺していいんだってよ、次いでにその部下も。 だけど、宇宙指名手配犯はともかく、危険度Sに入る人間はパトラ、シャーロック、ジーサード位かな? 孫や鬼は論外な。
[エントリーナンバー2 力を怖れて引きこもってた少年。 うさんくさいハバアに拐われ、ついた先は幻想郷。 変化の力を見よ!変化の人形師 葉川裕海ぃぃぃ!!]
hidezaru……葉川に殺されるぞ? 画像は本棚がたくさんある部屋で、本を読んでる葉川の座ってる席にのみロウソクが点ってる。 回りの人形達がいい味を醸し出してるね。
[エントリーナンバー3 六億の声と顔を持つ殺人鬼の少女……殺す理由それは[人間観察だよ~♪]いきなり現れないでジルちゃん!! [そんな事より今日は霧だよ?]……とあるAランクの武偵少女、どうやらキンジの回りの人物の謎を知ってるようだが……真相はいかに? プラチナコンビの片割れ 白野霧ぃぃぃ!!]
アドリブで纏めやがった!! 頭の切り替えの早さに脱帽するぜ……。 画像は霧とジルな背中合わせで手を繋いぎ、此方をみていた。う~ん……カワイイ。 お持ち帰りしたい位だが、した途端に死体になるな。 狙ってないからな。
[エントリーナンバー4 拐われ、姉に見捨てられた不幸な少年。 とある男に助けられ、連れていかれた幻想郷。 速さを司る力を手に入れ、姉を殺したその名は 魔法剣士 織斑一夏改め霧雨閃輝ぃぃぃ!!]
奴が……その首とったル。 画像はPE≪ファンタズム・ナイト≫を装備した閃輝だった。
[エントリーナンバー5 医者であり、技術者であり、霧雨3兄弟の長男でもあるその男。 その知識の量から、ついた2つ名は人賢者。 人賢者 霧雨闇夜ぉぉぉ!!]
噂によると優勝候補らしいな。 うん。 当たりたくないでござる。 画像は闇夜本人の回りに、魔方陣が大量に展開している図だった。 腕をくんで不適に微笑む姿が似合ってるな。 うむ。
[エントリーナンバー6 ある時は少年魔法使い、またある時は落ちこぼれ忍者、またまたある時はEランク武偵。 しかしその正体は、願いを叶える者 赤志ユウジぃぃぃ!!]
少ない情報を簡潔に纏めると━━めっがっさ強い!!……らしい。 画像は左から魔法使い、武偵、忍者とhidezaruの紹介と一緒の役職だ。 となると……オールラウンドな戦闘タイプだな。
[エントリーナンバー7 幻想郷が生まれる以前から生きる男……時は八意永琳が人間だった時の話から始まる。そんなこんなで今じゃ神(笑)ww 自然之大神 瀬戸尾凌ぅぅぅ!!]
瀬戸尾凌……噂じゃ〔大抵の事が出来る程度の能力〕を持ってるとか━━チートじゃねぇか!! 当たっても勝てねぇな。 画像は凌の後ろに自然が書かれていて、手には桃が持たされている。
[エントリーナンバー8……は察してくれ!!]
となるとhidezaruだな、雑魚だし放っとくか。 画像は出てないよ、形式には不参加になってるからな。
[それでは……トーナメント表発表に、少しお待ちください ノシ]
パァンッ!! hidezaruが手を叩いた瞬間━━明かりが消えて、グランプリの細部が見えなくなった。 なんか準備でもあるのかね?
しかし……あの紹介と画像はどう考えても……
俺か思考に入りそうになったその時、ドガッ
[飛鳥!! 対策に部屋にやって来たよ!!]
[ひさしぶりだな、飛鳥]
俺の控え室兼客室に入ってきたのは、ジル改め霧ちゃんと葉川だった。 てかドアが壊れるちゅーの。
[おうひさしぶり。 対策ッてもほぼhidezaruが相手の能力を説明してくれただろ?]
[もちろん、まぁそれでも一応ね]
[えっ!? 知らないけど?]
葉川ぁ~。 本当に戦闘経験あるのかよ、いや━━弾幕ごっこには関係無いか。 この技能。
[はぁ~。 あの紹介文がそうだ。 俺達の能力の特徴を話してただろ? 変化のなんちゃらとか]
葉川は少し考えてから、
[言われてみれば……そうだな]
ようやく理解したらしい。
[んでだ。 この紹介によって皆さんは霧のイメージを、こう想像するだろう……]
◇ ◇ ◇ ユウジside
[暗殺タイプの殺人鬼か……となるとかなり戦いにくいな]
俺はそう呟いた。
[何でだユウジ?]
質問してきたのはグランプリを見物したいから付いてきた、葵 蒼也と平賀 才斗コンビの二人だ。 正確に言えば才斗が質問してきたのだが、まぁいいだろう。
[あの黒子野郎が言ってたろ、殺人鬼だって]
[それは聞いてたさ、でも何で殺人鬼程度でユウジが驚くんだ? ユウジの戦闘能力なら一発だろ?]
確かに本気だしたらこの空間を消し飛ばせる……けどな、
[そこで見てるゼウスに殺される]
二人はそろって、あ~、て顔をした。 このグランプリにはゼウスや天照を初め、イザナギ、イエス、雷神トール、オシリス、八坂の二神etc……ほぼ全ての神がそろってるのだ。 皆様はお暇なのですか?
いけね、話が逸れてる━━
[まぁそこは置いとこう。 殺人鬼が戦いにくいのは、特攻じみた作戦で攻めてくることが多いからだ。 殺人に快楽を覚えた奴等だから、自分が殺されるのも難とも思ってないからだ。 しかし暗殺タイプとなると違う]
[何処が?]
すかさず聞いてくる蒼也。 えらい! 10点追加だ。
[暗殺者は冷静に物事を考えるからだ。 お前らも知ってる通り、戦闘時の冷静な考えはかなり有利だ。 暗殺者はそこに卑怯を追加した奴等だ、そこに殺人鬼を投入すると……出来上がるのは『冷静に物事を考えてくる殺人鬼』だ]
◇ ◇ ◇飛鳥side
[……となるってわけだ]
おお!! 二人とも感心してるような目付きだ。
[髪や瞳が銀色や赤色になってたから、ちゃらんぽらんになってると思ったよ]
[ひどい! 霧ひどすぎる!! 俺の感動を返せ!!!]
まったくこの女の子は、物事を結構グサッて言ってくるな。
[でも飛鳥。 見た目不良にしか見えない上、目付きが少し悪いから悪役にしか見えないよ。 まさか……本当に不良じゃないよな?]
すこぶる違います。
[んなわけあるかい。 話を戻すぞ、皆さんの葉川のイメージはな……]
◇ ◇ ◇凌side
[『能力バカ』昔の俺ににてるな……]
あの時の俺は能力に頼りっぱなしだったからな、鬼に出会ってて良かったぜ。
[それなら余裕ですよね?]
勝手に付いてきた雪が質問してくる。
[う~ん……分からん。 変化なんて意味不だからな、どんなのか見当もつかん]
つまり謎なのだ。 紹介もよく分からなかったし。
◇ ◇ ◇飛鳥side
[……となるってわけだ]
俺の分かりやすい説明に、最初に発言したのは葉川だった。
[分かりやすいが、能力バカはないんじゃないの?]
[でも頼りっぱだよね?]
[うっ……]
霧の的確な指摘に、言葉が詰まる葉川。 確かに剣劇もできるし、人形も作れて精神的にタフだが、能力に頼る傾向もあるにはある。
まぁいつか気づいてくれるだろう、葉川は俺達より精神面が強いからな。 霧は感情ナシだから論外。
[その話は今は置いとこう、最後に俺だが……]
◇ ◇ ◇闇夜side
[『ダークホース』ですね]
俺達の師匠……龍刃覇狼がそう告げた。 しかし、
[でも覇狼さん、こいつは何の能力も無い人ですよ? 特殊な力は持ってるようだけど、このメンツじゃ見劣りします。 経歴だって16年修行しただけの転生者ですよ? そらなら白野のほうがダークホースでわ?]
俺の愛する弟……霧雨閃輝の言う通りだと思う、
[そうだぜ師匠!! 能力ナシが兄ちゃんや閃輝に勝てる分けないじゃん!!]
俺の愛する妹兼嫁……霧雨魔理沙が付け足す。 俺も二人の意見に賛成だが……こいつは底無しの違和感がある。
[二人共あまり人を貶してはいけませんよ、この人の武器は木刀。 武偵ですから拳銃も持ってるはず、それなのに資料にある9mm弾が一発も書かれてない]
言われて見れば確かにマフィアが撃ったと思われる《AK47 ロシアバージョン》の7,62mm弾しか書かれてないな
[それに倒されたマフィアはほぼ切り傷、言いたいことは分かりますね?]
えっ!! それって……詰まり。
[閃輝だって出来なかった、〈木で木を斬る〉をこいつがやったって言うのか!!]
[アタリです。 流石は闇夜君優等生ですね、ひとつ補足を入れると〈木で骨を斬った〉となります]
出来たら否定してほしかったな……その言葉。 閃輝が開いた口がふさがらない状態だ。
[それにもうひとつ。 彼は二度転生しており、天照の大のお気に入りらしいですよ]
なんて奴だ……坂田飛鳥。
[そしてさらにもうひとつ]
まだあるのか!!
[最初の転生では軍人のようですよ、闇夜君も閃輝君も軍人との戦闘経験はおやりで?]
閃輝がこっちを向いてくるが、そらす。
すまん……俺もない。
◇ ◇ ◇hidezaruside
[……となるってわけだ]
[はい先生。 質問です]ビシッ
[葉川くんどうぞ]
[軍人はなんで警戒され勝ち何ですか?]
[霧くん。 答えて上げなさい]
[軍人は戦闘のプロフェッショナルだから警戒され勝ちなんです]
[正解です]パチパチ
[続いていくぞ!! 赤志ユウジはオールラウンド魔法使い!!]
[霧雨闇夜は光の能力持ちの魔術師!!]
[霧雨閃輝君は速さを司る上に魔法剣士♪]
[[[最後に瀬戸尾凌はキチガイだ!!]]]
………………………………ナニヤッテンダ? コイツら?
[全く……俺がせっかく情報を分かりやすくしたのに、もうコイツらは飽きてやがる]
こんにちはー作者のhidezaruだよ、せっかく頑張って説明したのにこれはないよな? 皆さんは分かってくれるかな?
[さてと……行くか]
装備は……大丈夫だな、黒コートで隠れてるけど。
◇ ◇ ◇ 飛鳥side
[さぁッ!! 待ちに待ったトーナメント発表だぁぁぁ!! 強者達よ……刮目せよっ!!]
いよいよ始まるのか……よしっ!! バチッ 気合いを入れ直す為に頬を一発叩いた所で、トーナメントが発表された。
一回戦a
坂田飛鳥vs霧雨闇夜 種目 ガンプラバトル
一回戦b
霧雨閃輝vs葉川裕海 種目 弾幕ごっこ
一回戦c
赤志ユウジvs白野霧 種目 フラッグ戦
一回戦d
瀬戸尾凌vshidezaru 種目 ハンデ戦
なんか種目と書かれてるのだが? その疑問にhidezaruが答えていった。
[全て殺し合いでもいいが……それが面白いかっ!! いやないっ!! だから一回戦のみ、種目を入れて盛り上がるのだ!!]
俺と霧は顔を見合わした。 能力ナシでも勝てる可能性が出てきたからだ。
[それでは一回戦a!! 坂田飛鳥選手vs霧雨闇夜選手の戦いを始める!! 双方、選手待機室に移動!!]
◇ ◇ ◇闇夜side
[よし……行くか]
俺は立ち上がり、魔理沙と閃輝と師匠に声かけてから部屋を出ていく。
(しかし……ガンプラバトルか……)
にとりの所で作ったことあるから大丈夫だが、バトルは楽しみだったりするが、坂田飛鳥だったか、アイツは前の世界ではジオン軍人だったと聞いた。 これはいきなりの試練だな……
◇ ◇ ◇飛鳥side
[んじゃ殺ってくる]
[行ってらっしゃい♪]
[物騒だな]
霧と葉川に一言変えてから出ていき、待機室に移動中に会ってしまった。 霧雨闇夜に。
[お前が坂田飛鳥か、よろしく]
闇夜は礼儀正しく手を出してきた。 う~む、魔理沙の兄貴とは思えねぇな。
[こちらこそよろしく頼む、先に言っとくが手加減はなしな]
少し挑発を混ぜた言葉と共に、手を出し握手する。
[それはこちらの台詞だ。 本ジオン軍人殿]
そこまで知られた事にはビックリしたが、顔ではポーカーフェイスを貫く。
[それじゃ試合でな]
[ああ……]
俺達は握手をやめ、そのまますれ違う、
[[絶対に勝つ]]ボソッ
相手に聞こえるように呟きながら。
後書き
暁組
日陰の月さん。 魔女っ子アルトさん。 ペちゃ~んさん。
なろう
しゃめいまるぺぺさん。
ハーメルン
青二葵さん。
皆さんありがとうございました。 不備が会ったら感想をください。
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