~転生者物語~緋弾を守りしエネイブルと黒き白夜叉
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弾込めⅡ 転生前は友達でも転生後は敵……コレアタリマエネ
前書き
ストロング・バトル・グランプリは延期になりました。 すいません。
銀魂キャラの子孫達がでてきます。
物語には深ぁ~く関わりがありますので、キャラ達は覚えといて欲しいです。
あとおくれてすいませんm(__)m
6月16日 土曜日 強襲科体育館
[……………………まずい…ひじょぉーにまずい]ポツリ
コンチャス。 現在強襲科の体育館――別名 コロッセオ――のすみで頭抱えて座ってます。 訓練? 強襲科はノルマをこなすと後は自由に訓練をする、自分が何をしたら生き残れるかの考えを体で覚えさせるためだ。 殺伐してますね。
特にここ強襲科は100人に3人弱は死んじゃって卒業できない、そのため一般中の奴等もすぐこの考えが浸透しやすいのだ……といっても大概は強襲科じゃなくて狙撃科や探偵科、車輌科などなど……大概は強襲科には所属しなかったりする。
じゃなくてだ、俺は単位問題に頭を抱えている。 クエストはおこつがい稼ぎ程度にしかやっておらず――1年でも5月の頭からクエストが受けられる――後1,5単位も足りないのだ!! これは結構痛い。 何故なら夏のクエストブーストは勿論の事、単位がいい所から売れていく、この時点で1,5単位も足りないのは結構厳しい。 1年は低級から中級クエストしかやらさてくれないので、なおのことこのクエストブーストは売れるのだ。 少しは考えろよ教務科。
(本当になんとかしないとな)
しかし、さっき携帯で調べたところ……0,2単位の任務しかありません(泣)
このままじゃ留年一直線だぞ俺、何とかしろよ俺。
だがしかし、ない頭をひねりにひねってもまったくでず、今日一日はこんな感じですごしたのであった。
◇ ◇ ◇
次の日の日曜日の昼。 俺は防弾制服を着た状態でとあるカフェの限定ケーキを求めて、未来のキンジやレキがやってくるショッピングモールにやって来ましたぜ。 家の家訓は【糖分】だからねぇ~、俺はもう糖尿病の予備軍になってると思う。
さてさて、野郎の武偵一人てきたのは少し怪しまれたが、普通にメニューを頼むと警戒心も解いてくれた。 待ってる間は本を読んで待つのが俺の昔からの趣味、ブックカバーが掛かってるから分からないが……ラノベである。 待つこと数分……
[お待たせしました。 こちらが弩級戦艦チーズケーキ号でございまぁ~す]
俺は本を鞄に仕舞い、目の前にあるケーキに視線を注ぐ……が
(な……な……なんじゃこりやぁぁぁぁぉぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?]
このケーキの何が俺をそんなに驚かせたって……これでもか!!ってぐらいクリームをぬり、その上にイチゴやブドウ等の果物類が大量、ケーキの中にも苺が入ってるし、戦艦に着いてる砲台のチョコ番、そして止めにホール1個分!!
名前は店員がいっていた通り……弩級戦艦チーズケーキ号!! てかっこれ作った人のネーミングセンスが悪すぎwww。
しかし、頼んでしてしまったのは仕方がない。 腹をくくりケーキにフォークをぶっ指し、切り取ったケーキを口に運ぶ……味は、
(あっ……以外に美味しいや)
みためと名前の悪さはともかく、普通に美味しかったよ。 美味しいと解れば人は黙って食べるのか、そのまま三分の二無くなるぐらいまで、食べにたべたよ。 しかし人生は楽もありゃ苦もある、目の前に表れるまで俺はその苦の接近に気づけなかった。
逆に言えば油断してたのだ、空間認識能力を持ってるのに頭に降ってくる拳骨に気づかない程な。
[いっ………ッッ!?]
頭に降ってくる拳骨にもろ食らった俺は、そのまま椅子ごと後ろに倒れてしまいって、受け身もとれずに後頭部を強打!! 泣きっ面に蜂とはこの事だぜ。 俺は叩いた本人を睨む、俺の身長を――165cm――を遥かに越えた身長180の女、ジーパンと半袖と革ジャンを着ている、そしてガンチラしまくってる世界最強のリボルバーと名高いS&W M500、背中に釣った斬馬刀……
(やっべぇ~……)
冷や汗が流れてきたぜ……流石は武偵校最強の称号を持ってる女だぜ、我等強襲科の顧問蘭豹だぜ。
[おい坂田!! 訓練サボってなにやってるんや!!]
いや貴女もさぼってるじゃないですか、第一今日は自由訓練の日では? 等のことを一言でも喋った瞬間、M500の銃弾か斬馬刀が飛んでくるので言わないのが正しい。 正しいこと言って死ぬってこれいかに?
[まぁいい、ここの苺パフェおごったら許してやる。 おいそこの店員!! 手に持ってる苺パフェ持ってこい!!]
恐いな、まさにオニだな。
[蘭豹先生、こんな所に何しに来たんだよ]
そもそもな質問をかける、まずこんな所に教務科の……しかも蘭豹がこんな所に来ることがおかしい。
[敬語つかえや敬語。 お前宛に任務書兼任の手紙が届いたんや、うちは校長から言われてパシられとんねん。 だから敬意をもってこのパフェを奢れや]
お前にパフェおごるなら、強襲科全員つれて焼き肉奢ったほうがいいわボケ!! なんて言葉を一言でも以下略。
因に蘭豹は俺を〔強襲科顧問特別生徒〕とかめんどーな制度に強制加入されてるからだ、簡単に言うと〈私達俺達の雑用をかわりなやってな、特別に鍛えてやるのを条件でな♪〉とな感じだ。 パッとした感じいい制度にみえるが、蘭豹はくそめんどいのを押し付けて来るから嫌なんだよ━━例 100枚書類、スクラップガンの50箱かたずけ━━けど俺はちゃんと鍛えられてるからまだましなの、他の特別生徒は訓練もされてないとか。 閑話終了 本題に
[手紙……誰から]
[吉原からだ、お前その年で女がいるのか?]
しつれい!! 僕はれっきとした非リア充だよ!! リア充共め爆発しろ!! 主に上条。
(けど吉原か……月夜の姉さん元気かな?)
吉原とは主に先祖の銀さんのおかげさまで、いろいろな付き合いがある。 吉原は闇にも裏にも繋がってるから、いろいろな情報がおくられてくることが多々ある、因に俺の吉原での思い出は……月夜の姉さんによるスパルタ特訓と酒飲みの相手……ロクなのがない。
因に手紙の内容はこうだ。
坂田飛鳥様へ
しばらくぶりに手紙をだすが元気にしておるか? 吉原の皆も元気にくらしておる、これもお前のご先祖様がこの吉原を救ってくれたおかげじゃ。
さて……本題に入るぞ、最近吉原の治安が悪くなってきたのじゃ、風俗店が多いため治安は悪いほうじゃが最近は特に酷い、そのため上の人達がお前達武偵に頼むことにしたのじゃ、そこで私はお前の事を推薦したら〔坂田の物なら信用できる〕と言って知り合いの私が手紙を出すことになったのじゃ。
上の人達は腕利きの方がいいといっておる、飛鳥……お前の知り合いから4人つれて来てくれ、では頼んだぞ。
追伸 単位とやらは1,2貰えるそうだぞ? 月夜
[よしやろう]
速決。 だって単位が1,2貰えるんだよ! 夏のクエストブーストに頼ならくてもいいんだよ!! しかも警備任務だよ!!! 楽勝やぁ~ん!!!!
あれ、蘭豹何でそんなに喜んでるの?
[よしそれなら、前祝いにパフェ食いまくるぞ!! つきあえ坂田!!]
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんまりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?????!!?!!??!!?!!!
◇ ◇ ◇
どんな奴でも眠り込む夜、あのあと蘭豹の野郎はパフェ食いまくるわ、焼き肉を強制に奢らされるわ、強襲科の女達を数人呼ぶわで酒飲むわ飲むわで、財布が軽くなったよ。
しかも酔いつぶれた蘭豹を送ったらで、綴に絡まれるわで……なかなか楽しかったのが本音です。
(その代償が金……か)
仕送りはまだ先だけど、吉原での警備任務の間――1週間――はそのお金も心配しなくてもいいし、任務を遂行したらで金が入ってくるから、これぞまさしく絶対的作戦だぜ!! まぁ仲間が4人いるけど……同じ部屋の奴等に頼むか。
あいつらはなかなかの腕利きだしな、など考えてたらついちゃったよ男子寮よ俺の部屋。 ワハハハ!!
絶対に酒盛りしてるなあいつら、しかも声からして4人いるし――まぁいつものことか。
[ただいまぁ~]
部屋のカギをあけてリビングに上がると、案の定酒盛りしてました。
[よぉ坂田。 遅かったじゃねぇか!!]
酒瓶とタバコを片手に声かけてくる目付きの悪い黒髪の男……土方四郎。 Aランク
俺と一緒のクラスに所属している強襲科の侍その1、作戦を考えるのがたけている。 近藤さんの事を尊敬しているらしい
アダ名 シロ まだ幕府があった頃の組織……真選組の副長〔土方十四郎〕の子孫、銃はそこまでの腕だが刀はSランクレベル。
性格はこの中じゃ常識人、ツッコミ役
[飛鳥、今日は飲みまくろうぞっ!! 近藤殿の失恋を忘れ去れるために!!]
[お玉ちゃ~~~ん!!(泣)]
二人そろって肩組み合って酒をらっぱ飲みしてる黒髪ロン毛&ゴリラ顔。 めっちゃ笑えるw。
黒髪ロン毛の名は桂小五郎。 俺の昔からの悪友でよく悪い事ばっかりしててな、 よく二人そろって怒られてました(笑)
父親は武装弁護士でうちの親父の飲み仲間、この二人も酒の飲みすぎでよく二人以下略。 つまり俺達は先祖から続く似た者同士なのだ!! 歴史的にも珍しい方だと自負している、因に桂の先祖は元攘夷志士〔桂小太郎〕。 つまりこの場にゃライバル同士だった先祖どうしの子孫がさけを飲んでるのだ、因にランクはAランク 銃は以下略 性格はくそ真面目。
そしてゴリラの方の名前は近藤学。 一回留年している2年生の先輩――年は一つ上―このアホだらけの武偵高で留年するドアホ。
しかし腕っぷしの強さはSランクが証明しているから、いろんな人から尊敬を集めている。 性格は仲間思い
因によく好きな人をストーカーしたり、名前を間違えられる――学とかいてマナブと読む――先祖はシロと一緒の真選組のメンバーの一人であり局長〔近藤勲〕つまりこの場にゃは以下略 どうやら追っかけてた女に告ってフラれたらしな……ザマァwww(グズ飛鳥)
[近藤さんそんなに泣くのはよした方がいいっすよ、そこの性悪が腹の中で笑ってるかも知れないっすよ]
こいつは沖田宗谷。 インターンの生徒で、子孫は〔沖田総悟〕で以下略。 性格はドSで俺の天敵な存在だ、因にこの中じゃ剣術はダントツだったりする天災――天災の災はこれでOK――少年なのだ。 いや、ちょっとまて
[沖田てめっ!! 性悪って俺のことかよ!?]
[そうっすよ~。 他に誰がいると思うんですか?]
てめぇだよ。 しかしシロはともかく
[なんだと飛鳥!! しそこなったぞ]
恐らくしとみをいい間違えたと思う桂と
[Yar are chkin!!]
〔あなたは鳥だ!!〕とかわけわかめなことをほざいてる、近藤さんには通じたようですね。 てかっうざったいっ!! シロの奴よくこんなダメ先輩とつるんでるな。 尊敬するよ。
[あ~あ!! せっかく1,2単位も貰えちゃう仕事を見つけてきたのに……どうしよっかなぁ~]
[[[[よし詳しく聞かせろ!!]]]]
よし人員確保。 ガチでチョロい。
◇ ◇ ◇
次の日の月曜日。 俺達5人は学園島を抜けて、吉原への地下入り口についたところだった。 吉原はこの世の天国とも呼ばれていて、皆の顔に少なからず緊張が浮かんでいる――俺は見慣れてる――といっても……その天国に武器を持ち込むのは俺達だけだろう。
ついでに俺意外の皆の武器は……近藤DE、土方グロック17(第三世代)、沖田新型のビームバズーカ、桂FN57……まぁなかなか強力な銃が多い、入るのに武器規制と着替えがある吉原は主に近接戦が多いらしいから拳銃は無用の寵物だけど、近接戦なら俺達の得意分野だから楽勝だぜ。 まぁそんな話は置いといてだ、吉原への扉がようやくひらいたぜ、そのまま受付にいくと着物をきた美人さんがいた。 さすが吉原、いつ見ても美人さんだらけだぜ。
[いらっしゃいませ。 五人でよろしいでしょうか?]
柔らかい物腰で聞いてくるが、俺達と同じ臭いがするな――銃を撃ちすぎて染み付いた火薬のにおいがな。 お香や香水で誤魔化してるけど俺の鼻は騙されんぞ、なんせシンの三倍の嗅覚だからね。 キンジと同レベルなんだよ。
[いや俺達はこうゆう物だ]
この五人で何かしらやる時のリーダー格である近藤さんが話ながら依頼状を渡す、受け取った受付のお姉さんはその手紙を読み上げ、少々お待ち下さいといいながら裏の方に引っ込んでしまった。
[しかし美人さんでしたね]
こうゆう時は必ず誰かが喋ると相場が決まってるが、このチームの場合は沖田がそれに当たる。
[まぁな、俺の美人レベルはA-といった所だな]
近藤さんは谷口と同レベルといま分かった。 しかし近藤さん、月夜の姉さんにあったらAAは行きますよ、吉原を守る《月夜見》の人達も大層な美人ばっかりだが、月夜の姉さんはダントツで美人だからな……なんで番人やってんだ。
因に名前が変わってるの銀魂の月詠を尊敬しての事らしい━━んでだ、月夜の姉さんはその子孫で月詠さんそっくりなんだよ。
[うむ。 そのくらいはいって可笑しくないな]
おい桂コラ。
[そうかぁ? 俺的にはA+位だと思うぜ、なぁ坂田]
シロもか!? これは俺がしっかりせねば……
[いや、A-の近藤さんが正しいと思う]
……………………………あり? 男っていったい(泣)
[お待たせしました。 特別引き換え室にご案内します]
ほんとまったよ、俺のプライドはもうズタズタだぜ。 ほんでその特別引き換え室は完全防音の、以下にも特別な部屋だった。 その部屋には防弾性の黒い着物が5着用意されてた。 これに着替えろってことだろう。 …着替え中…
[おお飛鳥!! 久しぶりじゃの]
着替え終わって出されたお茶を飲んでたらやって来ました月夜の姉さん。 相変わらずの美人さんだね、二年前に比べたら乳がでかくなったな……俺はおっさんか?
[ト……ト……]
おや? 近藤さんの様子がおかしい。 ト?
[ AAAぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?]
そして鼻血ブー!! これが近藤クオリティー。 ああ……月夜の姉さんが顔に手をあて呆れた顔で俺を見つめてくる、見るないでください。
[飛鳥……私は腕利きを連れてこいと言った筈だが?]
いやこれでSランク何ですよ。 取り合えず近藤さんの胸ポッケから、Sランク武偵免許を月夜の姉さんに見せる。 めっちゃ驚いてるな……そりゃそうだ。 俺だってこの人が初対面の時にSランクと言われて信じれなかったもん、いや信じられねぇな。
[ホントなのか……こいつ、Sランクなのか?]
うん。 コクンと頷く。
[う~ん。 少し不安だが採用しよう]
やった。 警備任務は何も起きなきゃ簡単だからな、いくら吉原でもSランク1人とAランク4人がいれば大丈夫だ……多分。
◇ ◇ ◇
[あ~クソしんどい]
今日で一週間目。 ようやく明日で吉原から出られる、どんだけ治安が悪いんだよ……軽く合計80件位解決したぞ。 近藤さんは帰りたく無いらしいけど━━俺は帰りたいよ。 本当に天人は発情期しまくってる奴おおいよ、先祖の言葉なんですけどね。
[これで1,2単位は少ないぞ、たくっ]
ちなみに今日は土方と一緒に見回りしてます、二人じゃねぇと天人を押さえられねぇからな。
[てかお前タバコ吸うなよ、体力落ちるだろうが]
それ以前に未成年が吸うなよ。
[無理に決まってんだろ、俺の家は先祖代々からタバコを吸い巻くってんだよ。 俺は吸わなかったら死んじまう体質なの、てかお前はなに吸ってんだ]
[ん? チュッパチャッパス]
[ガキかおめぇ!! そんなんだから糖尿病予備軍に成るんだろ!!]
[うるせぇ!! お前と一緒で先祖代々から甘いもん食わなきゃならん体質になってんだよ!!]
[俺と一緒じゃねぇか!!]
[タバコよりましじゃねぇか!!]
アホだね俺達。 ドカーン キャー ほらサボってたから爆発とか悲鳴が聞こえてるよっ!!……爆発 悲鳴
[いくぞ土方!!]
[おうっ!!]
くそっ!! 爆発ってことは爆弾魔かよ!! 一瞬脳内にリコリコ言ってる理子を思い付いたが、アイツはまだ爆弾魔として活動してないはずだ。 取り敢えずその現場にダッシュダッシュダッシュ!!
なんとか爆発現場の屋敷に付いたが━━ヤジ馬おおいな!! あぁもうどけどけ!!
[武偵だ!! そこをどけ!!]
あぁなるほど!! その手があったな!! てっあれば……
[天人!?]
[くそっ!! なんで天人が爆弾魔に進化してるんだよ!!]
土方君知ってる? くそくそいってたらバカになるんだよ、とゆうかあの天人……どっかで見たことあるような、ファーストライフで銀魂を見たときにおつうちゃんが出た時にみたような……待てよもしそれなら。
[土方気を付けろ!! それ食繊族だ!!]
食繊族は興奮したら好きな人を食べちゃう種族。 おおかた……興奮(意味深)をして遊女食べようとして《月夜見》の連中に見つかってしまい、吹き飛ばされたんだろ。 俺は走りながら土方に報告する。
[土方。 この前ニュースで食繊族は人じゃなくなった!! ただの動物だ!! 殺してもOKだ]
土方は俺の言葉を抜刀で返した。 俺も直ぐ様腰にさしてた木刀を抜刀する、食繊族の飛んできた右のパンチを横受け身でかわす、土方は地面を殴った食繊族の腕を駆け登る、もちろん食繊族は左腕で土方を叩き潰そうとするが、
[ちぇいさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!]
もちろん俺はそれを阻止するために、雄叫びをあげながら左腕を切り裂く。 もちろん人ではなく人の形をした動物なので、俺は躊躇なく切り裂ける。
[≪黒き銀獅子≫ここに復活……だなぁ!!]
食繊族の体を駆け登りきった土方は、叫びながら頭の上から尻の部分まで切り裂いた。 返り血えげつねぇな、土方が赤にそまっち待ってるぜ。 プルプルプル。 あっ、電話だ。
[桂? いま暴れてた元人間の動物をぶっ殺した所だけど?]
『ツッコミたいとこが色々あるが今は置いとこう。 近藤さんや沖田くんが見回りしてた鳳凰屋敷が爆発したらしい、俺もすぐ駆け付けるからお前らも早く!!』
[分かった!!]
一難去ってまた一難とはこの事だぜ、まぁこんな仕事をしてるからさもありか。
[土方!!]
[おうっ!!]
俺は土方を呼び寄せ、腰を落として手を組み合わせてまっとく、土方が俺の組み合わせた手を踏みつけた時に、あらかじめ持っていたベルトのバックルを土方の足にくっ付ける。 それと同時進行で腕を上に振り上げる、土方はうまく屋根の上に上り、ベルトのバックルを引っ張って俺を屋根の上に引き上げてくれた。 ありがとウサギ。
◇ ◇ ◇
桂サイド
[近藤さん、沖田君、助けに来たぞ!!]
私が着いたときにはもう突撃準備は完了していた。 なぜ? まだ突撃するタイミング出はないはずだ。
[桂か……さっき坂田とシロに連絡をした。 俺達が下で暴れてるから、上の敵大将の首をとってこいとな]
もしこれが普通の武偵だったら絶句するだろう、突入時の常識とかけ離れ過ぎてるからだ。 しかし……近藤さんはやると言ったらやる男だ。 本気なんだろう。
[フッ……。 私も付き合おうではないか、そのバカ丸出しな作戦に]
近藤さんは確かにバカだ。 だが実力と考えは常識を越えている、Sランクがそれを証明している……だから上にも下にも慕われているんだろうな━━本当に凄い人だなこの人は。
[近藤さん早く殺りましょうや、もう俺待ちきれないですよ~]
[わっちも協力しよう。 正面戦闘はわっちの特技じゃ]
うわっ!! 月夜のお姉さんいたの!! まったくきずかなかったな。
[おぉすまんな。 さて…… 抜刀!! 突撃ぃぃぃぃぃぃぃぃッッッ!!!!]
近藤さんの合図で抜刀→突撃。 相手はアサルトライフル〔M4カービン〕と〔AK47〕、マシンガン〔ネケヴ〕で 迎撃してくるが、火力不足だな━━私の相手をしてほしかったら、100丁位もってこい━━私と近藤さんと沖田くんは銃弾を切り裂きながら進んでいく、月夜の姉さんは私達の後に隠れるようにして進んでいる。 顔を見なくても分かるが、おどろいているのだろう。 涼しい顔して銃弾を切り裂いてるからだろう、銃弾切りはできて当たり前ではないのかね? 幼い時からこれの練習をさせられてたからよくわからん。
[お前ら!! 銃弾を切ってくるなら格闘戦だ!! 数で攻めろ!!]
相手の現場指揮官らしき奴が喚き散らしてるが、それは駄作だろう。 命令に従い銃を捨て、ナイフ片手の刺突を最小限の動きで右に交わし、無防備な脇腹めがけて刀を打ち付ける。 が、
(うそっ!?)
ジェットストリームアタックよろしくに出てきて、傘を降り下ろしてきた。 それをなんとか受けるが……
(なんだこの力は!? まるで鬼みたいだ!!)
鬼……まさに鬼だ。 しかも力負けしてきた……ぞ━━このままじゃ……殺られる!!━━そこまで思い立ったその時。 バキッ
相手の体が……倒れた……ぞ?
[大丈夫ですかぁ~、桂さん]
どうやら沖田くんが刀の峰で、倒れてる奴の頭を本気で叩いたようだ。 助かった……。
[こいつの他にも鬼みたいな力を持った奴がいましたようでね、多分ですけどこれは噂に聞く《夜兎族》ですな]
《夜兎族》だと!? 宇宙最強の傭兵軍団ではないか!! 飛鳥……気を付けろよ。
◇ ◇ ◇
ドガァァァァァァ!! 上手く鳳凰屋敷に付いたぜ、因に日本屋敷だったりする。 まぁ閑話は置いといて左右に三人ずつサブマシンガン〔UZI〕を此方に構えてた。 俺は土方とタッピングで素早く伝え、左の三人を倒すために走りながら近づいく。
[う…撃て撃て!!]
一人の言葉を皮切りに、一斉に放たれた〔UZI〕の9mmパラぺラム弾、俺はそれを銃弾切りで斬っていく。 それだけじゃなく刀の切っ先と峰で銃弾を剃らしていく、キンジの≪銃弾剃し≫の刀版だ。
[なんだこいつ!! 銃弾が効かないぞ!?]
[とにかく撃て撃て!!]
ムダムダ、この木刀は其処らの真剣よりよく切れるから。 俺は距離を詰めて左の〔UZI〕使いの銃身を左に押し、正面の〔UZI〕使いの顔面に向けて木刀を降り下ろす、
[ぐはぁっ!?]
奇声をはっしながら立ちながら気絶した。 よわっ!!
[このガキが!!]
右から聞こえる声に嫌な予感を覚え、立ちながら気絶してる奴を押し倒しながら交わした。 パララッ!! ヒュンヒュヒュン!!
響きがいい音を立てながら俺の上をすり抜けていった。 恐っ!! こればっかりは慣れねぇな。
[うがはぁッ!!]
奇声その2。 どうやら右の奴の放った弾丸が左の奴にあたったようだな。 ラッキーこの上ないな。 俺はそのままの体制で〔ベレッタM93R〕を引っこ抜き、右の奴の足を撃ち抜いた。
[ッッッッッッ!?]
どうやら喋れないほど痛いようだな、ザマァwww さて左の奴も片付けるか、俺は左の奴に向けて木刀を降り下ろす
[やめろやめろ!! たすK]バキッ!!
なんか言っていたが、俺は其を無視して木刀を降り下ろした。
[土方は……もう行ったか]
さっきのタッピングで土方には、正面の陽動を頼んだからな。 因にここは銀魂知ってる人は分かると思うけど、中央が吹き抜けになってる。
[さてと、土方も居ないしテレポート能力で一気にいくか]
この屋敷の最上階≪鳳凰の間≫の特徴的な襖を想像し、テレポートが開始された。 軽い浮遊感の後、目を開けると≪鳳凰の間≫の襖━━不死鳥が書かれてる━━を開けると、想像通りの奴が酒を飲んでたので( -。-) =3と息をはく。
[やっぱりてめぇか、高杉]
そこには俺の幼みじの高杉晴夜が座布団に座っていた。 武偵活動中に怪我した左目の傷の包帯は置いといて、服装はアリスベルの妖刀の静刃がもつコクドその物だった。 先祖は〔高杉晋介〕説明は……もういいか。
[久しいな飛鳥]
[確かにな、中二の時にお前が武偵中を辞めた時以来だから……2年ぶりか?]
[まぁそれくらいだ。 とりあえず座れ、お前のすきなイチゴミルクカクテルがある]
おお!! 流石は幼みじの中で気遣いが出来る奴だ、この座布団もフカフカだしよ。 木刀は横に置いとくのはマナーです。
[流石は一緒に転生したセロンだな]
[その名は捨てた……いまは晴夜だ]
セロンは転生特典が叶えられず、同じ日本人として生まれた━━うまく機能してたら外人だった━━幸運だったのは幼みじとして、知り合えたことだな。
[しかし高杉、いまお前はなにしてんだ? 諜報科の連中いわく、《鬼兵隊》とかいう傭兵部隊を率いてるようだが?]
[最初は日本政府を転覆させるために結成したが……]
だれか零課を呼んでくれ。
[今はただ単なる傭兵部隊だ……主に政府を潰す専門のな]
ふぅ~ん。 先祖と同じく政府を潰す専門ね……となると、
[あの事……吉田先生が死んだことは[忘れるわけない]……だよな]
吉田先生……俺達が中学の時の先生で、今はもう死んでいる。 俺と桂と高杉ともう一人は、主に家の事情でクエストを受けてたりしてた。 吉田先生はその付き添いの先生で、強襲科の先生でもあった。 とあるマフィアを潰す任務の時に、高杉の愛銃〔シグ・ザウエル P226〕が弾切れで左目を負傷し、高杉を守るために吉田先生は……20人ものマフィアを全員切り殺したのだ。
高杉は事なきえたが……吉田先生はマスコミに叩きに叩き上げられた後、武偵法に乗っ取り死刑。 高杉ともう一人はそんな武偵を辞め、傭兵部隊や大商団を率いてる。
[坂田……お前と桂はなんで武偵を辞めなかった? それだけの腕があれば傭兵でも食べて行けるハズだ]
[………………………………イチゴミルクカクテル美味しいな]
[逃げたな]
[う~ん……俺もよくわかんねぇや、ただ単に桂が心配だったからもあるけど、一番の理由はあれかな?]
[あれ……とはなんだ?]
俺はイチゴミルクカクテルを一気に飲みながら言う。
[俺の親父も先祖もつぇえじゃん? まるでテレビのHERO見たいによ、俺はその背中に一つでも近づきたくて武偵になった……ただそらだけだ]
もひとつ言うとアリアやキンジと仲良くしてみたいもある、俺は最後にこう告げた。 これが俺の武偵を目指した理念、自分自身の事なのにガキっぽいとしか思えねぇなw まっこれが俺の生き方さ、俺はそう決めつけた。
[フッ……お前らしいよ。 そんなお前にプレゼントをやろう]
プレゼント? 思わず右眉が警戒して動く、犯罪者━━正確な意味では違う━━からのプレゼントは警戒するべきだが、こいつが罠を仕掛けたとは思えない。
[大丈夫だ。 武偵弾のセットだ]
昔欲しがってたろ、高杉はその言葉と共にプレゼント━━危険物注意と書かれてる黒い箱━━を投げてきた。あぶなっ!!
危険物注意と書かれてるだろうが、たくっ。 しかし開けて分かったが、これはものほんの武偵弾だ。
(とりあえずテレポートで部屋に送っとこ)
俺の部屋を想像してテレポートで送ったところで、
[あともうひとつプレゼントがある]
俺がどんなのか質問しようとしたとたん……バキッ!!ドカッ!!ドカッ!!ドォォン!!
まず吹っ飛ばされ《鳳凰の間》の障子を破壊《龍王の間》の障子を破壊&浸入机と激突し止まった。
俺はふらつく頭をお越しながら、
[い……いきなりなしす助けてぇ!!]
高杉に文句ゆおうとしたら、丁度俺が座ってた席にターミネーターヨロシクな巨人が立ってました。 あれに吹き飛ばされたのか……そりゃ痛いわけだ。 とりあえず吹き飛ば去れたときに、木刀を掴んでたから近接武器があるが、体までもターミネーターヨロシクだったら終わるかも……と、セルフサービスで鬱になってるときに、
[もうひとつのプレゼントだ。 名前は試作型ターミネーターだ、後一年程でシャーロックが死に極東戦役が始まる……これはその時投入予定のアンドロイドだ。 お前はその実験台になってもらう]
ひどい!! 一緒に戦った仲じゃないか、そんなのないよっ!! てかターミネーター怖すぎる。 本家ターミネーターと変わってないが、武器が鬼が持つ棍棒みたいなのだから怖くみえるよ。
[本当は俺直々に倒してもいいが、あいにく追加転生特典で貰った力がまだ使いこなせてないんだ]
追加転生特典とは━━天照様が突然現れて更なる転生特典を下さったのだ。 何故下さったかは誰にもわからない、ちなみに俺は酔った勢いで奥義3つと必殺技5つもらいました。 皆さん、これがバカの極みだからお子様には真似しちゃいけませんよ。
[それじゃ飛鳥。 生きてたらまた会おう]
高杉は最後にその言葉を残して消えていった。 紙に。
(あの野郎!! 式神で話してたのかよ!! てか部下はどうするんだ部下は!!)
これは後で知った話だが、高杉は入団テストとこきつけて俺達を襲わしたらしい……そりゃ捨て駒あつかいするな。
(てかあのターミネーターどうるんだよ!!)
今のところ微動だにしてないが、今はそれが逆にそれが怖い。 まだ動いてるほうが対策立てられるからましだ。
(とにかく武偵憲章5条、先手必勝。 後手に回ったら負けだ)
そう考え〔ベレッタM93R〕を引き抜き構えるが、俺の銃を見るや否やターミネーターが襲いかかってきた。 構わずフルオートで射つが、
(まったく効いてねぇ!!)
このターミネーター頑丈過ぎるだろ。 いや本家でもこの程度位の堅さかな? とにかく逃げようと立ち上がるが、その前に頭を片手で持ち上げられ窓に投げ捨てられる。 ドガァァァァァ!!
そのまま俺は屋根の瓦に背中を強打し、〔ベレッタM93R〕を離してしまった。
(これ……蘭豹に見られたら体罰ものだな)
ピンチなのに冷静に考えられるのは年の功だな━━転生すべてを足したら40才な人━━死ぬ気で持っていた左手の木刀を抜刀し、瓦に突き立てて減速する。 なんとか屋根の縁で止まれたが危なかったな。 鳳凰屋敷は13階立てだが、五重の塔みたいな造りだから落ちたらそのまま地面に落花でミンチになっちまうからな。 など考えてたら、ターミネーターも付いてきたぜ。 来なくていいのに。
俺は自然体で立ち上がり……一気に距離をつめ右手の木刀を首に降り下ろした。 しかし右手の棍棒で塞がれてしまったが、それが俺の狙いだ。
[必殺!! スマッシュ!!]
追加転生特典で貰った必殺技を使い、左手の音速のパンチをターミネーターの空いてる顔面に放った。 ターミネーターは交わすことなくその拳をもろに受けたが、ターミネーターは意に介さずまだ棍棒で俺を潰そうとしていた。
このまま潰されるのは嫌なので、棍棒を受け流し後ろに下がった。
(くそ!! 身長が小っちゃいと跳ばないと当たらねぇ!!)
これは結構なハンデだよ、しかしターミネーターは襲ってこないな……俺が襲わないと攻撃してこないのか?
(それならこのまま逃げれんじゃね?)
と思ってたら━━ドガッ!! と音を立てながらターミネーターが棍棒を振り上げながら襲ってきた。 俺は受けないで跳んで交わし、
ターミネーター棍棒を踏みつけ、そのまま首を狙って木刀を振るった。 ターミネーターは体を反らしてこれを交わし、そのままの勢いで俺の顎を狙ってごっつい足を振り上げてきた。 俺はテレポートでそれを交わし、ターミネーターの後ろに回り━━全国の男共が憧れた、あの必殺技を放った。
[男のロマンを食らいやがれッ!! 必殺 かめはめ波!!]
いや~、ロマンが現実になるっていいもんだ。 おらが放ったかめはめ波はターミネーターを飲み込み、煙だけが残った。
[いや~、これいいな♪ かめはめ波♪あっかめはめ波w]
痛いな俺。 そんな感じで勝利?の味をかみしてたら、とるるるぅぅぅぅ……バァァァン!! 砂煙からビームが飛んできた。あぶねッ!!
俺は横に交わしてなんとか無事だったが、砂煙が晴れたら無傷のターミネーターがいた。ブチッ!! 俺の頭の血管がキレた音がした。
[このくそロボットがぁ!! お前そこで倒れろよ、此方はもう作者が白眼向いてんのよ!! 空気読めや!!]
メタい? なにそれ? 美味しいの(^q^)
そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、ターミネーターは動きを止めてくれた。
[壊れろポンコツメカが!!]
セリフとともに駆け出し、木刀を右腰目掛けて振り抜いた。 ターミネーターは左手でそれを掴み、右手の棍棒を降り下ろしてきた。
俺は木刀の柄の部分を押し、ターミネーターの左手の掌を軽く斬った。 ターミネーターは左手の握力を一時的に失い、木刀を話してくれた。 その隙に俺は後ろに飛び、棍棒を避けることに成功した。
ターミネーターは追撃してきたが、俺は降り下ろしてきた棍棒を踏みつけ、そのままの体制で首を斬り裂こうとしたが、ターミネーターはあり得ない━━いやロボットたがらさもありか?━━柔軟さで木刀を交わし、棍棒から手を離して俺のバランスをくずした。
(まずい━━ッ!!)
ターミネーターは瓦に手をついて、ドロップキックの派生版みたいな蹴りで、俺を蹴り飛ばした。 俺はぶっ飛びまたもや《鳳凰の間》に飛び込んだ。 ドカァァァァァァ!!
(痛すぎるだろ……背骨逝ったな)
ガラッ!! ターミネーターは俺の後に続いて入ってきたな━━いいぞ、もっとこい……ここだ!! ピン ドガァァァ!!
俺が引っ張ったのは手榴弾に付いてるヒモ、ここに吹っ飛ばされた時に仕掛けたのだ。ドヤァ!!
[さぁ、lastpartyといこうかぁ!! SEED!!]
頭の中で種が弾ける感覚がした後、俺は右手の木刀……いや、〔黒鐡の剣〕を握りしめ、バランスを崩していたターミネーターを左手で殴り飛ばした。 ターミネーターは軽く吹っ飛んだが、俺はそれを見逃すほどの奴じゃない。 俺は近づき感知したターミネーターが棍棒を横から振ってきた。ドガッ!! 俺は交わせた棍棒をわざと受け、その棍棒を掴んだ━━スバッ!! 俺が一閃した刀の軌跡の先には、棍棒を持っていた腕の肘が無くなったターミネーターがいた。
[イッシャァァァァァァァァァァァ!!!!]
奇声を上げながら俺は突っ込んでいく、ターミネーターは左腕で応戦するが、逆に斬り裂かれていく始末だった。
最終的には其処ら中斬り裂かれたターミネーターは、正直痛々しかったが━━今の俺はミジンコ程にも感じなかった。
[さぁ……死ぬ準備はできたか?]
俺がターミネーターに近づいた瞬間……ターミネーターの目が光った。 そして俺は……脳を…つ……らぬ…かれ
enb
[ところがぎっちょん!!]
俺はターミネーターの目が光った瞬間に脳ミソの僅なスキマに━━そのレーザーを貫かせたのだ!
[終わりだ!! ターミネーター!! 鷲爪!!!!]
閃光のアスナもビックリのスピードで両肩と腹を貫き、その場で一回転からの頭から斬り裂いていく。 しかし、ターミネーターはこれでもまだ動いていた。 その戦意を尊敬しつつ、俺の持ち技で単純な威力だけなら最高の技を放った。
[炸牙!!!!]
マッハ1で斬り裂くその姿は━━鬼だな。 ターミネーターは今度こそ壊れたのか、鳳凰屋敷から落ちていった。
[これにて一件落着……か]
呟きながら刀を鞘に戻そうとする……あれ? ないな? そういやさっき投げたな、めんどくせぇな。 そう思いながら後ろに回ると、(・・;)←こんな状態になってる土方がいた。
[坂田……お前は……人間か?]
某戦場カメラマンみたいなしゃべり方で質問してきた。 この時俺が思ったのは、
(強襲科の皆さんさようなら)
◇ ◇ ◇
二日後
近藤さんの車で帰宅中
[なるほど、おまえが人間辞めたのはその魔眼のおかげか]
[あぁ、そうなるな]
反射と思考の魔眼━━これが俺の超能力だ。 SEED状態になると瞳孔が開くのではなく、目が紅い目と藍い目になる。 まぁ俺は元々目が紅になるのは気にしてないが、藍はないだろう。 まぁ簡単に説明したら、ガンダムOOのアレルヤ状態になる。
[さらにテロポート付きとは……羨ましい限りですなぁ]
沖田め…これっぽっちも思ってないく癖に……因にもう教務科には━━包み隠さず━━報告済みだ。 さらに二日かかったのは、単純に後始末をしていただけだ。 内容は聞かない方がいいよ。
しかしターミネーターみたいなのが10も来たらヤバイな、絶対原作が偉いことになるよ……まだ極東戦役のキンジ達とはまだ戦ってはならないかもな……はぁ~。
(武偵高に帰ったらで教務科からSSRにうつるか言われるだろうし、しかも原作開始まで後半年間しかない……転生者の任務受けるか)
この時の俺はまだ知らなかった、とある計画が動いてた事に……それがまた命がけとは知らずに…な。
後書き
武偵高に帰宅後の話
武偵高の男子寮
飛鳥[ようやく撒けたか……んっポストになにかが……こっこれは!!]
幻想郷 葉川の家
葉川[まっ……まじかよ]
きらちゃん[ゆうみさまぁ~?]
とある家
ユウジ[いよいよか……腕がなる]
幻想郷 霧雨店
闇夜[しかも……この面子は]
幻想郷 閃輝の家
閃輝[修行しないと勝てないな……ルーミア!!]
幻想郷のどこか
蔆[しかし、このルールを読むと俺と同レベル位の奴が開催者か?]
伊・U内部
ジル[殺しにオッケーなんてへんなグランプリだね。 嬉しいけど]
どこか
???[8月の12日までに皆何処まで強くなるかな?]
呟く男の持つ本には一心不乱に修行してる人達……7人の男女達がうかんでいた。
???[さて俺もやるか……]
時に8月の5日の話だ。
ストロング・バトル・グランプリ……それはとある神が開催したグランプリ、殺しありの狂喜のグランプリだった。 集え強者どもよ!! 己の力を振り絞り、最強の栄光をこの手に宿せ!!
次回[ストロング・バトル・グランプリ!! 良い予感が全くしない件に付いて]
???[ムッフフフフフフ……]
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