リリカルクエスト
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57日目 ゆういちはフォローした
残念なお知らせで、竜神王が施した【竜神の封印】は、竜神族にしか効かないそうです。
気を取り直して、今日はトロデ王・ヤンガスと3人で瘴気漂うトロデーン国に来てます。
取りあえず、ちゃっちゃと城内に魔法陣の形成で基点やらなんやら設置中。
設置完了してから【マホカトール】を唱えると、書いた魔法陣に聖なる光柱が立ち、呪いを浄化していく。
浄化が完了すると、石になっていた城の人達の呪いも解けました。
トロデ王は、陣頭指揮を執って城の修復をしており、ヤンガスも当面は復興に従事するそうで、エイトと姫等には『復興が完了したらサザンビークに使いを出す』『兄貴と姫さんのお邪魔はしたくないでがすよ』と伝言を頼まれた。
それからサザンビークへ飛ぶと、ククールは修道院へ戻るそうで、ゼシカもリーザス村へ帰るとの事。
エイトと姫に復活した両親は、サザンビーク王と何やら話をしている中、チャゴスが乱入して、
チャゴス「僕は こんな庶民が父上の兄上の息子と認めない 姫と結婚するのも 王になるのも この僕だ!! そうでしょ父上!」
王「まだ申すか このたわけめっ!! 儀式には不正を働き 逃げ出す始末 甘やかしたワシの責任だな 兄上 元々この国は兄上が継ぐはずだった だから ワシは兄上に王位を返上したいのだ」
急な話で、エルトリオはエイトと同じ感じで驚いてた。
ホント、しぐさそっくりな親子だね。
チャゴスがまだ食って掛かってたので、実験d・・・お仕置きする為、王に了承を取ってから襟首を掴み連れ出した。
チャゴス「おい庶民!! この僕になんて態度だ 極刑モノだぞ!」
ビビりのヘタレが随分な態度なことだ。
まぁ、呪文効果の実験台に丁度いい素材だから、いくつか試そう。
チャゴス「聞いてるのか庶民!?」
掴みかかろうとしてきたので、【あしばらい】でこかし、
悠一「初めての 仏ビ~~~~ム!」 (☆ω☆)
国同士の許嫁話、ミーティア姫の事を忘れる様に念じながらビームを照らと、
チャゴス「うわぁぁぁぁー!!」
なんか、スゲー間抜けヅラで叫んでから倒れた。
起き上がると、まだ威勢よく突っかかって来たので、
悠一「トラウム ハナブー プリマズン ナマガワー」
次々とインチキ呪文を唱える。
コレ等は、強制的にトラウマを思い出させたり、鼻をブタにしてみたり、体内にプリン体を生成して将来痛風になったり、着ている服を洗濯物の生乾きの臭さにしたりする呪文だ。
ハナブーは時間が経てば元に戻るだろうし、ナマガワーは着替えれば済む問題。
トラウムはその人のトラウマ次第だからしらんが、プリマズンは将来痛風確定なだけにご愁傷様である。
仏ビームの効果は、よくわからん。
姫と王に会わせない事には、効果があったかわからんし。
チャゴスはトラウマを思い出したのか、しゃがんで蹲りガタガタ震えている。
取りあえず、バカは置いて謁見の間に戻る事にした。
謁見の間に戻ると、エルトリオは王の懇願に負けたらしく、王位に復権する話になっていた。
奥さんのウィニアは王妃に、王は大臣となり兄のサポートとチャゴスの教育に回るそうだ。
肝心のエイトは、トロデーン国に戻り近衛兵としてと言ってたが、姫の強い押しに負けて、トロデーン国が復興したら結婚と約束させられていた。
エイトと俺以外のみんなは、お祝いムードで姫に祝福の言葉を送ってる。
チラリとエイトを見ると、本人も案外まんざらでもないって顔してたので、俺も『おめでとう』と祝辞を送ってから、トロデ王の伝言を伝えておいた。
それから、トラウマから立ち直ったのか、チャゴスが王もとい大臣に再突撃するも、大臣にゲンコツを喰らい、別室に連れて行かれ説教されたそうだ。
そうそう、後で大臣に確認したら、姫の事、許嫁の事はキレイさっぱり忘れていたのを確認した。
その夜は、エルトリオ王子の帰還・王位継承・結婚・ウィニア王妃誕生などの祝いで、盛大な晩餐会が行われた。
大臣の発案で、後日改めて国としてお祝いの祭りをするそうだ。
翌日、謁見の間でエルトリオ王・王妃・大臣を交え、『末永くお幸せに』と別れの挨拶をした。
最初は引き留められたが、俺にはまだまだやる事があると断り、サザンビークを後にする。
そして、現在レティシアに来てます。
レティシアはやっぱり怪鳥の被害に遭ってるらしく、影を追いながら大きな鳥居みたいな石柱に着くと、すんなりとレティスに会えたのはいいんだけど、戦闘を仕掛けられました。
傷付ける訳にもいかず、レティスの攻撃を完封してから、海に【メドローア】を撃ち込むと、
レティス「光の世界から来た勇者様 どうか お願いします この島の人々を救うためにも 私の卵を救ってはもらえないでしょうか?」
は? 勇者? なんか勘違いされてると思いながらも、最初からそのつもりなので『はい』と返事すると、
レティス「ありがとうございます 卵を奪ったのは妖魔ゲモン 私はゲモンに監視されている為 迂闊には動けないのです」
悠一「気にしないで すぐゲモン倒してくるから」
それから、『巣に送りましょうか?』と聞かれたが、【トベルーラ】で浮かび『大丈夫 待ってて』と、巣がある山へ一っ跳び。
巣に着くと、まだ卵は壊されてはいなかった。
すると、ゲモンが藪から棒に現れたが、しゃべってる間に【ばくれつけん】で仕掛けてタコ殴り。
まだ何か言おうとしていたので、【おうふくビンタ】を顔面に喰らわし、追撃で重心を深く沈め【せいけん突き】をかましてノックアウト。
卵を壊す前にゲモンを倒してから、察知したのかタイミング良く現れたレティスが、
レティス「あぁ 私の卵 ありがとうございます 勇者様」
するとピキピキと卵が割れ出し、孵化を始めると、ひょこっとヒナが姿を現す。
???「母様ー」
ヒナはレティスにすり寄り、レティスも我が子に微笑んでいる。
これで、DQ8も大体大丈夫かな・・・
微笑ましい光景を見るも、俺の役目も終わったと思い、
悠一「それじゃ 俺はこれで レティス いや ラーミア また縁があればどこかで」
レティスが何か言っていたけど、別に恩をせがむ気がないし、レティスもDQ8からDQ3へと飛べるんだから、縁がありゃ~また会えるっしょ。
シュっと手をあげて、自宅マンションへとルーラを唱えた。
俺は、鬼たちが待っているとも知らずに
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