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幸運E-のIS学園生活

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世界最強に、俺はなる!!

「全く、良い表情で寝てやがる。こっちはかなり神経使って疲れたって言うのに……」
「それは私が言うべきものだと思うだがね。まあ否定はしない」

本当に良い顔をして寝てやがるぜ、銀髪合法ロリの寝顔………ありだと思います!!だがそれでも私は箒嬢押し。一応俺は箒嬢の彼氏だし………そしてリーリーの恋人………うわぁ俺もう最悪やないかい。普通に二股なんだよなぁこれ、でも箒嬢は普通に快諾しちゃってるし………

『そ、それに、心は私を一番に愛してくれるんだろう………?そんな心が私は大好きだ………』

なんてこと言われたら拒否出来ないでしょうがぁあああああああ!!!ああやってやるよ!愛し尽くしてやんよ!!!

「あ~………ごめんな心、お前は一番疲れてる筈なのに疲れたとか言っちゃって」
「何、気にする事は無い。君も先程の一撃に随分と集中力を割いていたようだしな、これからあの程度の集中は直ぐに出来る様にしなくてはな」
「おう!見てろよ、何時かは零落百夜とか使わなくても胸を張って強い!って言える様になって見せるぞ!!」

お~言いますなぁいっちー、こりゃ俺もウカウカしてられないねぇ。まあ紅騎士、蒼騎士としての誇りはあるからね。全力で叩き潰してあげよう、いや、育ててから叩き潰すのも一興。うん育ててからだな、まずは美味しく育ててそれから美味しく頂こう。

「それでは彼女は私が医務室へ運んでおこう。一夏、君は休むと言い」
「えっ俺は良いよ。寧ろ心のほうが疲れてるだろ?俺が運ぶよ」
「君が女性を丁寧に扱えるとは思えないからな」
「なんだよそれ!?」

そういうことっすよいっちー。んじゃ後始末は頼んだ!!んちゃすたこらさっさ~♪医務室へレッツラゴ~。

「失礼します」

さてとやってきました。医務室にって担当の先生いないのかよ、しょうがない空いてるベットに適当に寝かせよう。よっこらっと、ってマジで軽いな。さぁ~ってこのまま起きるまで見守るかな?あ~でも一応治癒魔術使ってやるか。ある程度の普通の魔術は使えるんだよな、まあこれよりランクが高い魔術全く持って使えないけどさ。

「ぅぅん………」

おお、そんなに効いたかい治癒魔術。まあ疲労と痛みを俺の身体に移しただけだからな、直ぐに効果は出てくるか。ん、俺は大丈夫なのかって?全然大丈夫、ナノマシンも既に活動を始めてるしね。たぶん直ぐに効いてくる。んっ気配、ではないな。視線かな?態々こんな事をするって事は俺を消したいって奴か?

「俺を見ているの誰かな?気配を99,99%の精度で消しているのは流石だが、残り0,01%の気配を感じる」
「………流石ね、参った降参よ。気配遮断にはこれでも自信があったのにな~」

おおっ!!このお方は!!生徒会長!生徒会長ではありませんか!!私の目の前に出てきたのは簪のお姉様、更識 楯無さんだ、そしてこの学園の生徒会長でもある。でもなんでそんな彼女が俺の所に?

「気配の消し方は悪くないが視線を何とかした方が良い、私は色々と敏感でね」
「あらっそれはアドバイス有難う。それにしても流石ね、紅騎士さん?」

あれま気付かれてたか、いやまあ俺個人としては隠す気とか一切無いんですけど。っていうかその通り名だって勝手に付けられて呼ばれてるだけですからね?俺はそんな白騎士のパクリ臭がプンプンする奴なんて嫌です。

「あ~………それ勝手に着けられて呼ばれてるだけなんでやめてくれ。それと何の用だ」
「それは御免あそばせ♪当然、貴方は一体何者なの」
「質問の意図が理解出来ないな。俺は俺、衛宮 心だが」
「惚けないで、くれるかしら。連続的な武器の出現。極めつけにあの剣の掃射、普通のISでは搭載しきれない数よ」
「俺は束さんマスターの従者サーヴァントだ、容量の拡張はお手の物だ。束さんマスターの技術は全世界の何歩も先を行く」

実際そうじゃん、ISっという存在も当時の人間からしたらオーバーテクノロジーでしか無いんだから。今もそうだけど。

「………それで納得しておくわ、次の質問よ。何故雪片壱型を持っていて、織斑 一夏の白式及び織斑先生が現役時に使用していたIS、暮桜の単一能力、零落白夜を貴方は使えたの?」

そりゃねぇ、武装と単一能力というのは酷く関係している。能力に一番適した形の武器というものは幾らでもある。その武器には必ず能力の記憶というものがある、俺はそれから単一能力を引き出しただけだ。

「ノーコメントだ、第一にお前に答える義理は無い」
「そうね、確かにそうね。それじゃあ私も本来の目的を果たそうかしら」

本来の目的?

「私の名前は更識 楯無。2年生で、この学園の生徒会長よ。貴方の挑戦状を受けに来たわ」
「挑戦状…?私はそんなものを初対面の貴方にたたきつけた覚えは無いが?」
「しっかりと叩きつけてくれたじゃない。学園最強を倒す、そして世界各国の国家代表を倒すって。こう見えても私はロシアの国家代表なのよ?」

あ~そういう事か、いやぁ忘れてたわ。楯無さんって俺の中じゃ露出狂なイメージしかなかったから国家代表である事すっかり忘れてたわ。っという事は俺は二重の意味で挑戦状を叩きつけたって意味になるのか?あれ?でもそれだと一つの意味でしか挑戦状は叩きつけてない………ってああああ!!!

「確かにそれだと君に国家代表として挑戦状を叩きつけた事になるが、学園最強としては叩きつけては無いわ」
「どうしてかしら?生徒会長である私は学園最強なのよ?」
「それはあくまで"生徒の中では最強"の間違いだろう。私が思う学園最強は千冬さん以外あり得ない。他は千冬さんまでの前座で、眼中にはなかったよ」
「…………………」

そういえば生徒会長って学園最強って意味でもあったなそういえば。すっかり忘れてたわ、っと言う事はこの人は自分が俺が思ってる学園最強だと思い、勘違いして挑戦状受けに来たわよ!来たって訳か、うわぁすげぇ痛いよこの人。

「つまり、私の事はなんとも思ってなかったと………?」
「まあね。ロシアの国家代表には挑戦状は叩きつけたけどIS学園生徒最強には用は無いかな。っというか寧ろ勘違いしすぎて腹痛いwww」
「うわあああああああああああぁぁぁぁぁん!!この子かなり酷いぃぃいいいいいい!!!貴方なんて大嫌いだああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

なんだろう、某動画の某PC入力装置破壊者を思い出したよ俺。にしても良い感じに勘違いして泣いて去って行ったな………今度生徒会室にケーキでも持って謝りに行こうかな。やっぱ面倒だからいいや。

「ううん………何か、騒がしいな………」
「おっ起きたかい」

騒がしいのは絶対学園最強(笑)のせいだな。
↑お前のせいでもあるわアホが by作者

「こ、此処は………」
「医務室さ、覚えてないか?」
「私は………そうか、負けたのか……」

そうシュンとしなさんな、可愛いから。

「お前さんのIS、随分と面白いもんが搭載されてるな。世界的に禁止されてるVTシステムと来たもんだ、まあ既に取り外してこのUSBメモリの中だがな」
「織斑 一夏にやられたのだな………?」
「ああ、俺の作った隙を見事についてな。あの一太刀は見事だった」
「………一つ、聞かせて欲しい。どうしてお前は強いんだ?」

………この問答って、ラウラウがいっちーと心の中?的な感じでやった奴と同じ問答かな?確かそうだった気がするけど、まあいいや。

「俺は強くねぇよ。目標に向かって走ってる唯の男さ」
「では、その目標とは一体………?」
「遥か先にいる最強の自分だ」

そう言い残し俺は医務室を出て行く、フッ………決まった………。きめぇ、自分が凄いキモい………。


「こ、心大丈夫なのか!?鈴から話を聞いて凄い心配していたのだぞ!!!??」
「大丈夫だよ、何処も怪我なんてしてないから」

自分の部屋に戻ってのんびりしようとしていたら箒嬢が乗り込んできた。流石にビビッたわ。

「そ、それならよかっ!!?!?ほ、頬が切れているではないか!!」

えっ?あっ本当だ、浅いけど切り傷が出来てる。気付かなかったなぁ、まあこの程度大丈夫でしょ。

「大丈夫だよこの程度」
「だ、大丈夫なものか!!ま、待ってろ私がしょ、消毒してやる!!」

消毒ってどうやって………!!!?!?!?!??!?!?!

「ほほほほほほほほ箒嬢何を!!?!?」
「何を(ちゅぱ、くちゅ)と聞かれても(れろれろ)消毒だ………(///)」

しょ、消毒じゃないよこれは!!これは唯単に傷をエロく舐めてるだけだよ!!やめてぇええ今すぐにやめてぇぇえええ!!!

尚、この後の滅茶苦茶箒嬢にぺろぺろされ、気絶した  
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