インフィニット・ストラトス大和の戦い
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28話
襲撃から三週間、あれ以来襲撃はなく夏祭りで夏休み最終日当日をむかえた。
「わぁ~」
俺、姉さん、簪、楯無さんの前には数百の浴衣が並んでいた。
「好きなの選んで良いわよ」
金持ちはすごいよ
「僕達に合うの選んでヤマト」
「ヤマトお願い」
約束だしね、さてどうしようかな?
「じゃあお姉さんも選んでもらおうかな?」
「断る」
「即答!?」
楯無さんはおいといて、さて二人に似合うのは……………
夜6時
ガヤガヤ
「結構にぎわってるね」
「そうだね」
「……」
俺達はお祭り会場に着ている。まあ、花柄で水色の浴衣の簪と花柄でオレンジ色の浴衣の姉さんと手をつながれています。そういえば最近、本音がひっついてこないな?まあ、今は楽しもう
「どこからまわる?」
「……あれ」
俺が聞くと簪が綿飴の出店を指差す
「なら、行こうか」
夏祭り第一の面倒くさいことがあるとは知らずに歩いていく。
「いらっしゃい」
「綿飴デカいの一つ」
「はいよ、カップルかい?」
「違うけど似たようなもんだよ」
数分後
「へい、お待ち!」
「ありがとう」
さて、次はどこをまわろうか…
「ヤマトさんではありませんか」
なぜセシリアの声が聞こえる。このタイミングは悪い、セシリアがいるってことは一夏もいるってことだよな?
「よう、セシリアひさしぶり」
「そうですわね……ところで何をやってるのかしら?」
「え、何って祭りを楽しみにだけど?」
多分両手の二人のことだろう
「違いますわ…どうして手を繋いでいるんですか?」
「もしかして、一夏と手を繋げないから嫉妬でもしてるのかな?」
赤い顔をしているセシリア、図星だったようだ
「ち、違いますわ!」
そういうことにしておこうか、あっ良いこと思いついた。
「一夏と手をつなぐ方法ならあるぞ?」
「ほんとですか!」
ほんとに食いついてきた
「射的で賭勝負ですればいいよ」
一夏の射撃技術はひどいからね
「その手がありましたわ」
さて、俺達はここいらで抜けさせてもらおうかな
「セシリア探したよ」
あっここできてはいけない一夏が来やがった。本当こいつはタイミングが悪いぜ!
「一夏さんどうしましたの?」
「綿飴買ってきてていたただろ?」
なにこいつらカップルもどき?
「そうでしたわ、ヤマトさんと話してて忘れてましたわ」
おい、俺に話をそらすな!
「楽しんでね」
なんとかその場を離脱。後ろで「おい、ヤマト!」とか聞こえた気がするがそんなの無かったよ
それから姉さんから「たこ焼き食べたい」とか簪から「林檎飴食べたい」とかあり祭りを楽しんでるところで第二面倒くさいことがおきた。
続く
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