遊戯王ARCーⅤ 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
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一話 転生します。前編
前書き
まさかの遊戯王二次創作、2作目です。ただ書きたかったんだ!
どうも、神崎 優希です。
寝て、起きたら辺り一面真っ白なところに居ました。
え?さっき聞いた?気のせいじゃない?それにしてもここどこよ……。
「あっ、どうやら起きたようね」
声のした方を向くとギリシャ神話に登場するアテネみたいなコスプレした人が居ました。いい大人がコスプレとか……恥ずかしくないのかね?
それに……。
「胸が大きい…………なんかずるい」
ペタペタと自分のあるかどうかわからないほどの膨らみを触りながら、女神?の凶器とも言える程の大きさの双丘をジッと見る
女神?がズッコケた。何故?
「まず、目を覚まして言うことがそれ⁉︎まぁ、貴女はないようなものイタァ⁉︎ちょっといきなり蹴りはないでしょ⁉︎」
真っ白な床の上で上体だけを起こした状態から、女神?の脛へとローキックを喰らわす。
いきなり脛を蹴られ、涙目になりつつ反論してくる。
「私のコンプレックスを口に出す方が悪い!」
「理不尽⁉︎ていうか、本当に他に言う事がないの?」
「あっ!そんなコスプレして、恥ずかしくないんですか?いい大人なのに見っともないです。」
「そこぉ⁉︎一応、これ仕事g「趣味なんですね。わかりました。」ちょっと話しを聞いて!」
もう、さっきから1人でワーワーキャーキャーと煩いな。
「ていうか、ここは何処?あなたは誰?私は何?」
「ようやくその話題が来たわね。ここは転生の間って言われてる所で、私はここの管理者で、「コスプレ大好きの」神様よ。って私のセリフに被せてこないで!そして、最後の質問はおかしいわよね?」
「大体納得しました。要するに二次創作テンプレの転生ですね。で、私は何処に行くんですか?そして、私は神崎 優希です。」
「くっ……完全に理解してんじゃん!私が説明に費やした労力を返せ!それに貴方の死因とか知りたくないの?」
別に知りたくないし、興味もない。
それに、自分で勝手に盛り上がってただけなんだけど……。まぁ、流石にこの後の説明が聞きたいから言わないどいてあげるか。
「貴女は遊戯王ARCーⅤの世界に転生するの」
「あ、あーくふぁいぶ?」
遊戯王は好きだからよくやってたけど、最近のアニメは見てないな〜。そのアニメについて知ってると言えば、アクションカードとアクションフィールド、あとは主人公くらいか?
とりあえず、その世界に行くとしたらまずは……
「アクションカードってメタりたくなりません?」
「それやったら相手泣くよ?あの世界の醍醐味なんだからそれ。」
そんな事は私の知った事じゃない。それにフィールドから手札に加えるとか、セコい。普通に攻撃無効とかあるしさ。
「まぁ、転生後は自由だから好きにして。それと転生特典だけど……。」
一拍置くとニヤリと口角を吊り上げる女神?
「私とデュエルして決めましょう」
うわー、めんどくさ……。
「とりあえず、どうしてそうなったんです?」
「それは私が暇なのと、貴女が散々私を弄ってくれたからに決まってるでしょ」
決まってるでしょって……。弄られる方が悪いでしょ〜。しかも、理由の一つが腹いせかよ……。八つ当たりなら他に当たれ
「なんか理不尽じゃない⁉︎」
マインドスキャンはペガサスだけで充分です
「けど、私、今デッキないですけど?」
パチンと指を鳴らすと自分のデッキ達とデュエルディスクが現れるなるほど、流石は神様。万能だ
「問題ないわね。じゃあ、やりましょう」
「あ、やる前に一つ」
「何かしら?」
「名前教えてもらってない。このままじゃあ女神かっこハテナって呼ぶよ」
「貴女が散々私を弄るから、うっかり忘れてたわ……。」
がっくりと肩を落とす女神?
女神?を訂正。駄女神ね。しかもさりげなく責任転換しやがったし……。
「私はアテネ。よろしくね、優希ちゃん」
「なるほどー、やっぱ、アテナだったんですね。ていうか、貴方処女神でしょ、そんな破廉恥な格好してていいんですか?それに、勝利の女神だから、転生関係なくないですか?」
「う、うるさいわね!これは仕事着で仕方なく着てるのよ!それに、転生云々は御都合主義ってやつよ。」
嫌々着てるなら、脱ぐかその仕事を辞めればいいのにと思った私は決して悪くない……。
「うー……。もういいからさっさとデュエルしなさい!」
バトルジャンキーだったのか。ここは諦めてデュエルを受けるしかないね
「ハァ……デュエル」
こうして、無理矢理、転生特典をかけたデュエルが始まってしまった
後書き
優希「あの駄女神め、いきなりデュエル吹っかけてきやがって……。こっちの都合も考えてよ」
作「と、登場早々そんな陰口叩いたら印象悪くなるよ……。(優希ちゃん、コェェ)」
優希「くっ、転生させて貰えると思ったらデュエルって……。遊戯王の世界で散々やるつっーの!」
作「さいですか……。」
優希「こうなったら、あの駄女神をコテンパンにしてやる!」
作「話を聞いて貰えない……」
優希「次回、私のデッキが火をふくZE!」
作「あ、後書きコーナーとしてなりたたねぇ……orz」
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