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なんかポケモンの世界に転生しちゃった?!

作者:ルチル
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カントー編
  最後のジム戦。アヤカの真の実力!(アニメのタイトル風にしてみたbyアヤカ)

私達は最後のジム戦のために、トキワシティに戻ってきた。私の現在の手持ちはグレ、ピカ、フッシー、ウル、ヒサナ、フィアだ。このメンバーは私の一番の強さを誇る。簡単には負けない。

「最後のジム戦だな」

「そうだね。これが終わればリーグだよ」

「うん。気合い入れないとね」

私達はそう話をして、中に入る。そして、気になるジムリーダーは・・・・・・・・

「よく来たわね。私がこのジムのジムリーダー、キクコです」

へ?あの四天王の?

「おや、ご存知で?」

まあね。

「そうですか。私は四天王ですが、このジムの臨時ジムリーダーでもあります。タイプは毒、飛行、ゴースト」

へー面白そうじゃ無い。私も本気でいけるかしら?

「では、誰が挑戦しますか?」

「俺です!」

最初はサトシ。次にシゲル、最後は私だ。サトシは苦戦しながらも、なんとか勝利。シゲルもだ。そして、私の番。

「キクコさん」

「何かしら?」

「本気でお願いします。じゃないと面白くないです」

「ふふ。面白い子ね。いいわ。アーボック!」

「ありがとうございます。フィア、レディGO!」

『分かった!』

キクコさんはアーボックを私は相性の悪いフィアを。

「アーボック、ヘドロ爆弾!」

「ムーンフォースで迎え撃て!」

ヘドロ爆弾とムーンフォースがぶつかり合う。威力は互角。

「フィア、急接近からのサイコショック!」

「アーボック、かわしてアイアンテール!」

アーボックはサイコショックをかわし、アイアンテールを仕掛ける。

「フィア、アイアンテール!」

『了解』

私はフィアにアイアンテールで迎え撃つように指示をした。威力はこちらも互角である。

「まさか、アーボックとここまでやりあうなんてね」

「褒めてくださりありがとうございます。フィア、そろそろ」

『分かった』

「すみませんが」

『ここからは』

「『私達の独壇場!!』」

「っ!?雰囲気が変わった!?」

「フィア、最大パワーでムーンフォース」

『悪いけど、これで終わらせるね?』

フィアは最大パワーのムーンフォースをアーボックに放つ。

「アーボック、ヘドロ爆弾!」

対して、アーボックはヘドロ爆弾で迎え撃とうとする。そして、それぞれの技がぶつかり合う。ヘドロ爆弾はムーンフォースに消され、アーボックに直撃する。アーボックは戦闘不能になった。フィアの二つ名は妖精姫。フェアリーの名に相応しいバトルを繰り広げるからだ。まさに妖精の姫君である。

「嘘・・・・・・・」

「効果いまひとつなのに・・・・・・」

「あれが、アヤカの真の実力?!」

キクコさんはアーボックを戻す。その顔は驚いていた。

「まさか、ここまでとはね。なら、クロバット!」

「フィア、戻って。飛行には飛行。ヒサナ、レディGO!」

『はーい!』

『任せて!』

「クロバット、怪しい光!」

「高速移動でかわして、燕返し!」

『僕のスピードには勝てないよ?』

クロバットの怪しい光を高速移動で軽々かわして燕返しを決める。すでにクロバットはフラフラだ。ちなみにヒサナの仲間内での二つ名は空の王者。空を飛ばせたら右に出るものはいないと言う意味だ。ヒサナに追いつけるとしたら妹のミリアかコマしかいないだろう。まあ、その二人もまだヒサナには勝てたことは無いが。

「速い!?」

「コマより速いんじゃ・・・・・」

「あんなにあっさり!?」

『嘘でしょ?四天王をあっさりと・・・・・・』

『今でのバトルは一体・・・・・・』

「ナイス、ヒサナ!」

『ふふん。まあね。だてに六強の一員やってないしね』

「貴方、強いですね。もしかしたらチャンピオンより強いかもしれません」

「そうですか?今度挑戦して見たいですね。ヒサナ、戻って。グレ、レディGO!」

『分かった』

『任せて。絶対に勝つ』

「氷タイプですね・・・・・・ゲンガー!」

私はヒサナを戻し、グレをキクコさんはゲンガーを繰り出した。

「まずは、毒毒です」

「グレ、あられ」

ゲンガーの毒毒をあられを降らせ、特性、雪がくれで回避する。

「影分身です!」

ゲンガーはお返しとばかりに影分身で分身を大量に作り出す。だけど、私達にその手は効かない。

「グレ、全てを凍り付かせろ。吹雪」

『氷の女王の名はだてではありませんよ?』

グレは吹雪を繰り出し、ゲンガーを戦闘不能に追い込む。グレの二つ名は氷の女王。氷を自由自在に操るその姿はまさに女王だ。

「全員、一撃・・・・・・・・」

『今までのアヤカは本気じゃ無かったの?』

「しかも、キクコさんは本気だよ?四天王の本気を軽々超えている。本気じゃ無かったキクコさんに僕らは苦戦した。なのに、本気のキクコさんに苦戦もせずに勝つアヤカの実力が分からない」

『・・・・・・ここまで凄いなんて・・・・・・・』

褒めてくれてありがとね。でも、ここからが本題。まだまだ序の口。これくらいで驚かれては意味が無い。もっと驚くことが起きるからさ。そうこうしているうちにあられが止んだ。

「お疲れ、グレ。戻って。フッシー、レディGO!」

『いえ。後は任せました』

『分かってる』

「ゴースト!」

私はフッシーをキクコさんはゴーストを。

「うちらの絆の力みせるよ!」

『うん!』

私は胸元にあるペンダントに触れる。触れた途端、光が溢れ出る。それに反応するようにフッシーが身につけていた石が反応する。

「何!?」

「一体何が!?」

「フッシー!メガシンカ!!」

フッシーを光が包み込む。そして光が弾け、フッシーはメガフシギバナへとメガシンカした。サトシ達は唖然としている。

「姿が・・・・変わった!?」

「これは一体・・・・・・・」

「これはメガシンカ。ポケモンと強い絆とキーストーンと言う石、メガストーンと言う石がある時にできるもの。カロス地方で見つかった、ポケモンの新たな進化」

「ポケモンの・・・・・・」

「新たな進化・・・・・・・」

「すっげえ!!恰好いい!!」

「ふふ。ありがとね。サトシ。フッシー!」

『うん』

「こんな素晴らしいものを見せてくれてありがとう。でも・・・・・・私達が勝ちます!ゴースト、シャドーボール!!」

「いいえ。私達が勝ちます!フッシー、エナジーボール!!」

シャドーボールとエナジーボールがぶつかり合う。エナジーボールはシャドーボールを押し切り、ゴーストに直撃したが、ゴーストは戦闘不能になら無かった。

「ありがとう。ゴースト。催眠術!!」

「フッシー、守るから花吹雪!!」

ゴーストの催眠術を守るで防ぐ。その後、花吹雪をゴーストに当て、戦闘不能に追い込んだ。

「また、負けましたね。ムウマージ!」

あれ?ムウマージ?ムウマージってシンオウで出現じゃ無かったっけ?ムウマは出てくるの知ってるけど。まあ、いいや。面白ければね。フッシーの二つ名は大地の守護神。凄い二つ名だよね。

「お疲れ。フッシー、戻って。ウル、レディGO!」

『バトンタッチだね』

『ふふ。楽しみですよ』

そして、五戦目。

「ムウマージ、十万ボルト!!」

「蝶の舞でかわしつつ、熱風!!」

『そんな貧弱な十万ボルト。効きませんよ?ピカの方が何倍も威力ありますよ』

・・・・・・・・毒舌発動してるよ。ムウマージも困惑してるし。ともあれ、十万ボルトを軽々と蝶の舞でかわし、熱風をぶっ放す。

「・・・・・・蝶の舞で特攻あげたとしてもあの熱風の威力は一体・・・・・・・・」

『特攻Vですから』

・・・・・・・・そういえばそうだったあ・・・・・・・・

「炎の舞」

『はい。これで終了です』

「ムウマージ!?」

炎の舞を素早く決め、ムウマージを戦闘不能にする。これで後、一戦だ。ウルの二つ名は灼熱の舞姫。その名の通りに蝶の舞で特攻などをあげつつ、熱風や大文字、ソーラービーム、炎の舞を容赦無く放つ姿からつけられたらしい。納得できるけど。

「・・・・・・・流石ウル」

「俺達じゃ勝てない」

『怖い・・・・・・・』

『あれ?後残ってるのって・・・・・・』

はい。ブラッキーの察しの通りです。最後のポケモンはあの某黄色い悪魔と同じ種族のあの子です。

「お疲れ様。最後は私のパートナーであるこの子です。ゲンガー!」

二匹目のゲンガーですか。この子は一番最初の子よりはレベルが高いのかな?

「お疲れ。ウル、戻って。ピカ、レディGO!」

『しっかりと最後を締めてくださいね』

『もち。悪いけど手加減なんてしない』

『ピカだ・・・・・・・・・』

「よりにもよって最後はピカか・・・・・・・・・・」

「サトシのピカチュウより達が悪いよね」

『・・・・・・・・』

あれ?サトシ?シゲル?ピカチュウ?どうしたの?まあ、シゲルのサトシのピカチュウより達が悪いって言うのは納得できるけど。てか、ピカチュウが遠い目をしてるんだけど?もしかしてかつての特訓でも思い出してる?でも、あの時は本調子じゃ無かったからなあ・・・・・・昔とは比べものにならないよ?

『なんか、みんなして酷く無い?』

いえいえ。そんなことはごさいませんよ。気のせいでしょ。

『まあいいけど』

「ゲンガー、シャドーパンチ!」

「ピカ、エレキボール!」

シャドーパンチとエレキボールがぶつかり合う。威力は互角。エレキボールは消え去った。

「なるほど。威力は互角ね。ピカ、高速移動」

『ふふ。閃光の速さ見せてあげる』

ピカの二つ名は閃光。光のような速さだ。ちなみにヒサナとどっちが速いかって聞かれるとよく分からない。どっちもどっちだと思う。

「速い!!ゲンガー、落ち着きなさい!!」

ピカの速さに翻弄されていたがキクコさんの言葉で少しづつ落ち着き始める。

「ピカ、再びエレキボール!」

「シャドーパンチ!」

そして再びぶつかり合う。しかし、威力は高速移動で素早さをあげ威力をあげたエレキボールの方が高かった。そして、ゲンガーは少しダメージを負った。だが、まだまだ体力があるようだった。流石はキクコの一番のパートナーかな?でもね・・・・・・・・

「ゲンガー、十万ボルト!」

「ピカ!一気に行くよ!十万ボルトを巻き込みながら最大パワーでボルテッカー!!」

『オッケー!!』

ゲンガーの十万ボルトがピカを襲う。しかし、ピカはそれをものともせず、自身に電気をまとわりつかせ、ゲンガーに突っ込んで行く。さらに十万ボルトを巻き込んでいるので威力はかなり上がっている。

「ゲンガー!?」

ピカはゲンガーにぶつかった。周りは土埃に覆われる。キクコさんはゲンガーを呼ぶ。そして、土埃が収まった頃、ピカがしっかりと立ち、ゲンガーが倒れている姿が見えた。これで勝敗は決まった。私達の完全勝利である。

「負けちゃったわ。すごく強かった」

「ありがとうございます。でも、強いのは私では無く、この子達。この子達が勝ちたいと願うから私はそれに応えるだけです」

『違うよ。アヤカが勝ちたいと願うから私達がそれに応えるだけだよ』

「ふふ。ありがとね。ピカ。みんな」

私はピカを抱きしめる。すると、ボールから勝手にみんなが出て来て、私にくっつく。私はみんなを抱きしめる。

「いつもありがとう。これからもよろしく」

『うん。僕達こそ!』

『こちらこそ、僕らと一緒にいてくれてありがとう』

『ふふ。私も頑張ったかいがありました』

『私達はいつもアヤカと一緒です』

『私もアヤカと一緒にいれて嬉しいよ♪』

『ほら、みんながアヤカを慕ってる。もちろん私も』

なんて嬉しいことを言ってくれるんだろう。嬉しいなあ・・・・・・・

「随分と好かれていますね」

「みんな、私の大切なパートナーですから」

「そう。これがジムバッヂ。これでリーグ出場が決まりましたね。頑張ってくださいね」

「「「はい!!」」」

こうして最後のジム戦は終了した。次は最終目標であるリーグ出場だ。

「みんな、リーグでも手加減なんてしないよ。本気でやるよ」

私の言葉にボールがカタリと同意するように揺れた。

「俺達、勝ち目無く無い?」

「同感」

『でも、負ける気は無いよ!』

『そうですよ!』

「そうだな。頑張るぞ!ピカチュウ!」

『うん!』

「僕らも頑張るよ!ブラッキー!」

『ええ!』

どうやら、サトシも頑張るみたいだ。うちだって負ける気は無いけどね。リーグ戦には出したい子がいるのよね。実はその子は今までバトルには出したことは無い。それがデビュー戦になる。でも、弱くは無い。だって、私のパートナー達に修行させてもらっていたからね。侮ってたら確実に負けるよ?だから覚悟しておいてね♪リーグは私達が優勝する。誰が相手だろうが、伝説が出てこようがね。 
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