ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
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こちらでは使えてあちらでは使えない?
前書き
前回の続きです。
久しぶりに長いのが書けました!
気になる事があったらコメントを下さい。
で、てきれば評価も、
「ここが学園都市」
中に入るとそれは何と言うか、その
「未来の街ポイだろ。」
アイアンの言葉の続きをサウザスはアイアン風に言う。
何故、俺の言おうとしていた言葉が分かった?と聞くと
「忘れたのか俺は元この世界の住人だったんだぜ。」
「あ、ああ?」
それだけで解る物なのだろうか?と心の中で呟くと
「それだけで解るものなのか、」
サウザスはアイアンの心で呟いた言葉を馬鹿らしく言う。これは一体、心が読まれている?
「俺はテレパシーの能力者なんだよ。」
「テレパシー?」
「ああ、ちなみにレベル4な、」
サウザスは自慢げに言いつつも、その声は小声
だか、何故かウザイ。いつもの事ながらコイツのウザさは筋金入りだ。
?
待てよ。それなら何故、最初から使わなかった?
初めて会った時からずっと相棒としているが、そんな能力は初耳だ。そんな能力が有るのなら通信魔力を使わずともよかったのではないのか?
「本当、それなんだけどな、」
またもやアイアンの心を読み言う。何やらサウザスの言葉からすると何か理由が有るのだろう。
その言葉で理解出来る。
「俺の超能力は吸血鬼になっても使えるみたいなんだがあっちの世界じゃ使えないんだ。」
どうやら何か特別な何かがあちらの世界では足りないらしい。だか、その何かはこの世界に有るからこの世界では
超能力は使える。中々興味深い話だ。
謎が大好きなアイアンは気になる始める。
「その原因は解っているのか?」
アイアンは鼻から大量の二酸化炭素を放出し聞いて来る。
さー、さー、さー!
どんどん近づいてくる。見た人から見たら変態と間違えれそうだ。
「い、言うからはなれろ!」
サウザスはアイアンを突き飛ばし離れる。男に抱き着かれる趣味はねぇつうの!
そしてサウザスはゴホーン、と咳払い
「いや俺なりに何故超能力が使えないのか研究してみたんだが1つ気になる事を見つけた。」
「気になる事?」
「ああ、ちょとこれを見てみろ。」
サウザスは胸元にあるポケットから何やら双眼鏡の様な物を取り出し差し出す。
見覚えがある。確か大気中に散乱した魔力を回収するための道具だ。
以前ローゼンからの任務である吸血鬼を捕獲しろ。その時、渡された物のようだ。
その依頼の吸血鬼は逃げ足が早く1回捕まえたと思ったら逃げられどこからに隠れる。これではいつまで経っても
捕まえられないそんな時、ローゼンから渡された双眼鏡を使ってみると
見えるのだ魔力の欠片が
簡単に言うと魔力を持っている何かの通った後と言えばいいのか
魔力を持っている奴だけが流す特有の何かが道に魔力の後を残す。それを見るための道具らしい
今、それをサウザスは持っている。
「ローゼンの野郎から貰ったんだよ。あの依頼の後にな、」
それを聞いたアイアンはその双眼鏡を受け取り空を見上げたり辺りを見てみたりが、
「何も写らない?」
以前使った時は魔力の何かが見えたそれが今は見えない故障か?
そう思った矢先
「そう何も写らないのが普通だ。」
「?」
「この世界にはあっちの世界とは違い魔力が無いんだ。」
「魔力が無い?」
元の世界は魔法、魔力は普通に存在する。それがこの世界には無い
サウザスはこの世界に来た時言った。
この世界に魔力はないと、
「いや、正確に言うと俺達とは全く違う魔力と言えばいかな?」
そこの所はあまりサウザスも理解していないらしい。だか、魔力はこの世界に有るらしいが別の魔力
それはどんな力を持ち、どんな事が出来るのか、気になる!
は、いかんいかん。アイアンは我に帰り本題に戻る。
「それでお前が超能力が使えるのと使えないのは何故なんだ?」
この世界では使えてあちらでは使えない。おかしな話である。
が
「あちらの世界は魔力が邪魔をして俺の超能力が封じれる。がこちらは魔力とは別の力が辺りに流れているので使える。それだけだ。」
サウザスはあっさりと簡単に答える。
があまり理解出来ない。もう少し理解てきるように言ってくれ。
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