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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼

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楽しくなって行く日常

「た、ただいま、」
俺は玄関に倒れ込む、上条と一緒に
「おかえりなさーい、て、どうしたの二人共!」
そこでは大の男二人が玄関でもたれ合う様に倒れこんでいる。
「何が合ったの?」
渚沙は何が合ったのか気になるのか不思議そうに聞いてくる。まあ、大の男二人が玄関に倒れ込んでいたら気持ち悪いだろう。そこで古城は答える。
「いやー、上条が帰る途中転んじまってさ、それで軽く足を捻ったらしくてな、それで肩を貸してやった連れてきたんだけど、流石に大の男1人はきつかった。」
あの、暑い何、上条を担ぎ、色んな事が合った。上条を担いだ瞬間、何故か知らないが不幸が舞い降りるという悲劇が起こる。帰る途中、見知らぬお婆ちゃんに道を聞かれたり、変な犬に追われたり、迷子の子供のお母さんを探したりと、家に帰るだけなのに色々な事が起り、疲れた。
「本当、ありがとな、古城」
「本当だぜ、物凄く感謝しろよ。」
古城は苦笑いしながら言う。そして、古城は立ち上がり靴を脱ぎ始める。俺もその場から立ち上がろうとする。
痛いが、何とか立てる。しばらくは走る事は出来ないだろう、まあ、ここ迄来れば走る事はないだろう。
「あれ、そう言えば、上条くん、その制服どうしたの?」
渚沙は上条に指を向け、言う。上条は朝早くから何処かに出かけたと思ったら、古城の学校の制服を来て古城と共に帰って来た、確かに疑問だろう。
「ああ、それが那月ちゃんのメイドらしき人に無理矢理着せられて、そして、無理矢理、古城の学校に転校させられて。」
ここで、上条はあの学校に無理矢理、転校させられた事を思い出す。もしかして俺は今度から俺はあの学校に行かないと行け無いのか?だが、今は夏休み学校には行かなくてもいいだろうが夏休みが終わった瞬間、それは絶望に変わる。
俺は違う世界、学園都市の生徒だ。それなのに違う世界、違う学校に行く、それはどういう状況なのか?
だが、少し、ほんの少し
内心、少し楽しみになってきている。違う世界の学校、それはどんな授業、どんな人がいるのか、
これから何が始まるのか? 
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