ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
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ふざけた少年の戦闘編
前書き
前回の続きです。
気になる事、が有ったらコメント下さい。
「楽しかったですね先輩!」
姫柊は言う。俺達は結局、古城の補習の後デパートに寄りあちこち回っていた。俺達3人の中で一番動き回っていたのが意外にも姫柊だった。色んな店に入って見たりアイスを食べたり服を見たり、古城はやはり姫柊も女の子なんだなと思わず口に出してしまう。俺も確かに、と言った。だが、それを聞いた姫柊は
ふ、二人とも酷いです!
その後、俺達は何度も姫柊に謝り許しを得る。やはり女の子は難しい、ちょと些細な事でさえ気にしてしまうのだから
「やぱり1人より2人、二人より三人だな、」
古城は誇らしげに言う。確かに古城の言葉も一理ある、1人でトランプをしようが面白くも何ともない、だが、二人になった瞬間、それはみんなで遊べるゲームに変わる。3人になれば楽しさも倍増、笑いも倍増
「だな、こんなに楽しいのも久しぶりだ。」
俺の居た世界も楽しい事は合った。だが、こんな普通の高校生の様な休みの過ごし方は初めての様な感じもする。
だが、この楽しい時間もいつかは無くなり消える。それがその始まりだった。
「バーーーン!!」
突如、俺の隣に合った自動販売機が爆発する。そしてその中に合った飲み物は破裂し溢れ落ちる。
「はーい元気?第四真祖、」
そこには少年が立っていた、顔にライオンのタトゥー、髪は金色に染め上げ黒いマントを纏っている。少しだが、似ている。あのフードの何かに
「君は?」
「僕?」
少年は手を顎に起きうーん。と悩むそして言う。
「僕らに名はないんだけとけどな強いて言うなら真祖殺しとでも呼んでよ。」
そしてそれはどこからか杖を取り出し、その杖で遊び出す。
「お前、アイツの仲間か?」
古城は言う。だが、その少年の答えは曖昧だった。
「そうとも言えるし、そうとも言えない。」
少年は意味不明な言葉を放ちまたもや杖で遊び出す。これではまるで子供、奴の仲間とは思えない。
「まぁ、そういう訳だから僕に殺されてよ第四真祖?」
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