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わたしの見る世界

作者:
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いつまでも続くと思った

 
前書き

今まで感じたことのない
まるで違うところへ来たような

ふわふわした雲に乗せられる

そんな気持ち

 

 






春休み。



圭介とたくさん会った。たくさん遊んだ。


どこか遠くへ行くわけではなかったけれど、一緒に同じ時間を過ごせるのが
とにかく幸せだった。









でも、付き合っていくうちに圭介は少しづつ変わるような気がした。





ある日に、圭介は言った。

「なあ、やらない?」

って





キスは何回もしてたけど、私はそれで十分だったし、それ以上を考えようともしてなかった。


だけど圭介は違った。男だから。








「いいよ。」


圭介がしたいなら、いいと思った。
大好きな人だから。








痛かった。




痛くて、できなかった。






お互い初めてだったから、うまくなんてできなくて

結局できなく終わった。






「ごめんな。俺下手だから。」


「ううん。大丈夫。また今度にしよ。」








できなくても、前より少し近づけた気がして嬉しかった。


愛されてるなって思ったりもした。








[これから彼氏とデート♥たのしみ~]

[彼氏くん待ちなう。早くこーい♪]

[も~毎日幸せすぎる!だいすき♥]





当時流行っていたリアルタイムにこんなことばかり書いていた。


プロフには、


[好きなタイプ
圭介♥
大好きなの。ずっと一緒!]



などと書いた




この幸せがいつまでも続くことを願っていた。










そして春休みは終わっていった。




 
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